これで改善!私が実際にした頭痛対策法①
さて、前回は頭痛の種類についてご説明しました。
今回は一次性頭痛に悩まないようにするために私が実際に行った対策についてお伝えします。
女性に多い一次性頭痛には、
●片頭痛
●緊張型頭痛
があります。
私もこの2つの頭痛に長年悩まされて来ました。
詳しい症状などは、
ついに薬抜き始めましたシリーズと、難治性頭痛を克服した方法を、
お読み下さい。
まず私がやり始めたことは対策法は、
●ビタミンB2サプリ
●マグネシウムサプリ
●コマ体操
●薬抜き(薬物乱用頭痛だったため)
【ビタミンB2サプリ】
片頭痛の人は、もともと細胞内のミトコンドリアの働きが悪い人が多いといわれています。
ビタミンB2(リボフラビン)はミトコンドリアを助ける働きがあります。
1日200~400mgと大量に摂取しなければならないので、私はサプリメントを飲んでいます。
※ミトコンドリアとは細胞の中に含まれ、細胞内でエネルギーの合成を行っているもの。
【マグネシウムサプリ】
成人の場合、マグネシウムの摂取量の目安は1日当たり男性が420mg、女性が320mg。
片頭痛持ちの人の約30%はマグネシウム不足です。
マグネシウムは心筋(心臓の筋肉)、心拍出、カルシウム恒常性、血管緊張、末梢血管抵抗に関与しています。
マグネシウムは、心臓細胞のイオンチャネルを介した心筋の電気的状態の調節や、細胞を通過するカルシウムの移動を調節して心臓の筋肉の収縮性を正常化することによって、抗炎症、血管拡張効果を出します。
マグネシウムの低下は血管攣縮をもたらし、片頭痛を発生させます。しっかりマグネシウムを摂取することは、片頭痛の予防につながります。
【コマ体操】
緊張型頭痛の場合、首の後ろにある筋肉がこり固まった部分があり、そこを押すとイタ気持ちよく感じるのですが、片頭痛の場合も押すと痛みを感じる圧痛点があります。
緊張型頭痛の圧痛点よりももっと内側にあり、片頭痛に悩む人の脳の記憶回路に刻み込まれた、痛みの電気信号をキャッチする窓口です。
坂井文彦:「片頭痛」からの卒業、講談社現代新書から引用。
片頭痛が慢性化すると、痛み信号を受け続け蓄積するうちに、脳が痛みを記憶してしまいます。
記憶回路が出来上がってしまうと、頭痛がないときでも痛み信号が送り出されその結果、痛みの窓口である圧痛点は常に痛みに敏感となり、押すと痛みを感じるようになるのです。
ここに新たな刺激を加え、
脳に良い信号を送ることで片頭痛圧痛点を消滅させ、片頭痛を防ぐ
この考え方で生まれたのがコマ体操です。
まずは主にこの4つのことを行っていました。
そして実際に頭痛が段々改善していったのです。