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お昼の日本語プチ知識&キーワード(12月7日)『おこがましい』

 2024年12月7日(土)昼

 1日の折り返し、

 顔晴っていますか❓


「おこがましい」

 少し長めの引用ですm(_ _)m↴

「おこがましい」には大きく分けて2つの意味があります。
1:ばかげている、みっともない
2:出過ぎている、生意気だ、分不相応だ

「おこがましい」を漢字で書く場合、「烏滸がましい」「痴がましい」「尾籠がましい」の3つの書き方があります。いずれも誤りではありませんが、ひとつ目の「烏滸がましい」という漢字が、上の[1]の意味の語源となっているという説がありますので、ご説明しますね。「烏滸がましい」の「烏」はカラス、「滸」は水際のこと。
「がましい」は「そのような様子である」「その状態に似ている」という意味の接尾語。つまり、水際のカラスのようだ、という意味になります。実は、「おこがましい」という言葉の由来は、古代中国・後漢時代にまでさかのぼります。当時、黄河などの川辺で、集まって騒ぐ人たちのことを「やかましい人たち」という少しあきれたニュアンスで、水際のカラスにたとえていました。
「おこがましい」も、このニュアンスを受け継いでおり、[1]の「ばかげている」「みっともない」の意味になったのです。時代の流れの中で、現代では、[2]の意味で使われることが多いと言えますが、元々の意味も覚えておくといいですね。ちなみに、「おこがましい」を漢字で書くことは、現代ではまずありません。

Oggi.jp

 今朝の民放番組で、『今でしょ』の某塾講師が説明していたのを聞いて再度調べました。

 引用文のとおり、私たち通常は「2」の意味合いで使うことが多いですが、語源的には「1」の方が強いというのが意外でした。

 なお、通常は自分をへりくだって表現するとき使うのが妥当。

 目上が目下に対して使うことはあるでしょうが、現代ではふさわしくないでしょう♪

 


 最後までお読みいただきありがとうございます❣
















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