![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110659505/rectangle_large_type_2_aab8011fb664a29a10fc276fb7c18d2d.jpeg?width=1200)
新規用途探索・新規テーマ探索の際の考え方-自社保有技術の捉え方-【前編】
「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。
前々職や前職時代からも「自社保有技術を活用した新規用途探索・新規テーマ探索を行いたい」という依頼はそこそこあったのですが、ここ数年はこのような依頼がどんどんと増えてきた印象があります。
様々な製品・サービスがコモディティ化する一方で、新たなテクノロジーがどんどん登場して業界・業種の垣根が低くなってきている、いわゆる異業種間競争が激しくなってきているのも大きな理由にあると思います。
今までセミナー・講演等でも新規用途探索・新規テーマ探索について取り上げてきたのですが、今回はこれまでとは少し違う考え方について紹介したいと思います。
1 新規事業のタイプ分け
大前提として、まずは新規事業のタイプについて確認しておこうと思います。
新規事業とは自社にとって新規であることは間違いありません。それが新たな用途探索であっても、新たなお客様を対象にするのであれば、アンゾフの成長マトリックスの「新市場開拓」にあたります。
次に問題になるのが、他社にとってその事業・ビジネス(またはテーマ)が新規か否かです。以下のチャートを使って説明します。
ここから先は
1,374字
/
1画像
¥ 500
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
よろしければサポートお願いいたします!いただいたサポートは情報収集費用として有効活用させていただきます!