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国際特許分類(IPC)の新設・改定状況を知る

今日のテーマはIPC・FI・FタームやCPCといった特許分類の中でも、IPCの新設状況や改定状況を知るための方法について解説します。

先週木曜日・月曜日と本マガジンをお休みしてしまい大変失礼いたしました。今後のプロジェクト状況によって週2回配信が難しい場合がありますが、最低週1回は配信いたしますので、応援のほどよろしくお願いいたします。

Derwent Innovationに収録されているマニュアルコードなどデータベース固有の分類体系を除けば、基本的にはIPC(国際特許分類)をベースにFIやCPCが改定されますので、本記事ではIPCの新設・改定状況を中心にお話していきます(なお、基本的にはと書いた通り、FIやCPCが先行することもあります)。

1. 国際特許分類の改定

国際特許分類IPCは、弁理士試験では決して出ることのないであろう「国際特許分類に関するストラスブール協定」により定められ、

第1版:1968年9月1日から1974年6月30日まで
第2版:1974年7月1日から1979年12月31日まで
第3版:1980年1月1日から1984年12月31日まで
第4版:1985年1月1日から1989年12月31日まで
第5版:1990年1月1日から1994年12月31日まで
第6版:1995年1月1日から1999年12月31日まで
第7版:2000年1月1日から2005年12月31日まで

のように5年に1回のタイミングで改定されてきました。しかし、2006年1月からのIPC第8版では、この5年に1回の改定ではなく、適宜改定するということになりました。

みなさま公報フロントページのIPCの隣にカッコ囲みで(2006.1)などの数字を見たことがあると思いますが、これは第8版以降に、いつのタイミングで改定(新設含む)されたかを示しています。

特許分類は過去のテクノロジーを体系化していくので、新たに登場したテクノロジーについては、しばらくしないと特許分類が設定されません。

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