特許情報から自社にとって脅威となる企業を抽出する-被引用分析の活用
「知財情報を組織の力に®」をモットーに活動している知財情報コンサルタント®の野崎です。
今回は被引用分析の活用方法について紹介したいと思います。
1. 引用・被引用文献の基本
まず引用・被引用文献について特許庁の資料(「民間事業者が提供する特許情報サービスの機能紹介」の中の「引用・被引用情報の活用」)を用いて確認します。
・特許出願Aから見たときに、特許文献Bが引用文献
・特許出願Bから見たときに、特許文献Aが被引用文献
となります。今回は被引用文献の活用方法について解説していきます。
2. 引用・被引用文献の活用
特許庁の資料には引用・被引用文献の活用方法として、
・無効資料調査
・重要特許の把握
・ライセンス先候補の選定
の3つを挙げていますが、タイトルにもある通り今回の活用方法は”自社にとって脅威となる企業を抽出”することにあります。
なお、引用・被引用文献を利用する際には
の点については留意してください。
3. 被引用分析から抽出できる企業のタイプ
それでは実際にどのように被引用分析から自社にとって脅威となる企業を抽出するのでしょうか。
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