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AIバブルはまだ始まっていません

本日も半導体の調子が悪いです。

santecも野村マイクロも浜井産業もダメダメです。でも今は株価が上がる方がおかしいのでそれは仕方ありません。

※この記事は約1ヶ月前に書きました。今でもこの考えは変わっていないので、半導体株に対する私の考えを述べさせていただきます。



例えば、先日上方修正を発表したフジミインコーポレーテッドの株価は寄り天(寄り付きだけ高くてすぐに下落)となりました。上方修正という好材料ですら下落で反応してしまうんです。


この傾向は実は以前から続いています。

好決算を発表したレーザーテックは翌日ストップ高となりますが、その後すぐに下落し決算発表前の株価すら割り込みました。


トリケミカル研究所も同じように上方修正を発表し、壮絶な寄り天となって株価は大きく下落しました。短期投資家には厳しいですね。


※10/16追記
オランダASMLホールディングスの決算が発表され、大きな下落を呼びました。

売上:7.47B(予想:7.17B)⭕️
EPS:5.2(予想:4.9)⭕️
受注:2.6B(予想:5.6B)❌
25年売上ガイダンス:30-35B(予想:37-43B)❌

1日で16%マイナス

ASMLは半導体製造機器メーカーで、チップの製造に欠かせない露光装置を開発しています。この露光装置の分野で独占的な企業であることから、ASMLの受注高や来期売上高の減少は半導体市場の先行きに大きな不安を与えました。



santecも営業利益+160%でその後下落しましたからね。そういう相場なんです。「半導体サイクル」という強い引力に引っ張られている今は、企業の決算なんて無価値なんです。今はとにかく〝下落ありきの相場〟だと認識してください。


今のところ想定通りの動きになっています。半導体株は今は何をしても下がる時期ですが、私は本当のAIバブルはこれから来ると思ってるんです✨

以前にも「AIバブルが来る」という記事を書いています。

↓この記事は無料で読めます



この記事の中に書いてあるように、現在は「利下げ」・「円高」・「株安」・「半導体サイクルのピーク」が重なっています。円高に傾くことと、半導体が弱いのはだいぶ前からわかっていました。利下げの時期は予想外しましたけど😇


私は来年の10月までに為替は10〜15%円高の120〜130円前後、S&P500は30%下の4000PT付近まで下落すると考えています。



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