「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」と「神在月のこども」見ました
今週からは逆噴射月間のスタート。スタートダッシュは決めなかったが初日の間にだした小説の反応はよくて一安心。とりあえず暴投して変な方向に投げているということはなさそうなので、この調子で第二弾も書き上げていきたい。
それで描き上げるにはエンタメパワーの補充がなにより大事なので今週も映画映画である。ネタバレありで語っていく、ネタバレなしは俺のフィルマークスを見てくれ。
死霊館 悪魔のせいなら、無罪。
死霊館ユニバース8作目にして死霊館シリーズ3作目らしい。死霊館シリーズはボチボチ見てるもののシリーズの繋がりはあまり知らない。本作を見た後未視聴だった死霊館2を見たが感想は2と比べていこうか。
3は監督が変わったこともアリ、2とノリが違う。2は不穏な空気から不安を溜めさせ、恐怖!という風に段どりを踏む流れが多かったが、3はいきなり悪魔にとりつかれた人間の悪魔祓いから始まり派手さを重視している。
質の高さなら2なんだけど、ホラーってこういう派手さもいるよねっていった3なので中々甲乙つけがたい。ただ3はやりすぎだったり、唐突だったりで思わず笑ってしまう。突然肥満全裸中年男性が二度も現れるとか完全に笑いをとってきてる以外に考えれないよ。
2は発生原因不明の悪魔が事件を起こしているけど、3は悪魔を呼び出した人物がいる。裁判で無罪のためにも悪魔を呼び出した犯人を追うという話だが、犯人は元神父の隠し子で魔女。正直この魔女全然キャラがたってないからこいつが犯人っていうのにしっくりこない。キリスト教圏の人なら神父に子供がいてそれが魔女というのにインパクトあるのだろうか?
あとタイトルに無罪とあるが最後に被告人は懲役5年になる。当初死刑と言われていたの比べるとはるかに軽いが、邦画タイトルセンスがなさ過ぎて泣ける。だけど作中でも悪魔の証明して無罪を勝ち取るぞーってみたいな流れだったしそうおかしくもないのか?結局悪魔の存在を裁判所は認めたのかどうか何もわからず懲役5年になりましたで終わる映画が悪いのか。元になった事件についてチョコチョコ調べたが日本じゃマイナーなようでいい話が見つからなくて困る。
まとめとしては映画としてみたら2より完成度が劣るが、派手な演出が目を引くので欠点を解消しながら独自色を強めていってほしいと願う所。次回作に期待。
神在月のこども
刺さるところがなくても映画としての質を感じられたなら3を付けるようにしてるけど、コイツは映画としての質も感じられず2を付けた。
どんなシーンでも絵に緊張感や迫力が感じられないから、大事なシーンでも淡白さを感じるのよね。最初の母の死を切っ掛けに走れなくなって、逃げだすシーンとか明らかに大事なシーンなのに他のシーンと変わらない迫力だから見ててスゴイ居心地が悪い。
セリフシーン、ここらへん走ってますよダイジェストシーン、セリフシーンで話が進行するので展開が単調、動きを織り交ぜながらストーリを展開してテンポよく話を進めるとかしない。ダイジェストで飛ばしてるせいでライバルと仲が凄い速さで進行してるし、気づくと馳走集めラストいってるしで話の進行についていけなくなってくる。
序盤から出てくる謎の黒い影の正体についてとかはハァ?といったところでなんというかいるかどうか怪しい所。元々主人公のモチベは死んだ母に会うことで、会えないってハッキリわかったらそこで主人公ダウン状態になるので、黒い影つかわずとも主人公ダウンできたのでは?黒い影パート別のところに振り分けられたのでは?出すなら出すで中途半端に退治されたり、再び襲ってかかったりせず、キッチリ迫りくるものとして最後まで追わせて最後の最後で倒されるようにした方が良かったのでは?
ラスト主人公が走る映画は結構楽しい映画多いけど、全編走らせればもっと楽しくなるわけじゃないということを教えてくれる一作。バランスって大事よね
次回へ
今回は1当たり1外れ。毎回高い打率とはいかない。とりあえず次回はキャッシュトラックかな。007は今視聴中なので全部見れたら行ってくる。護られなかったものたちはどうするかな。評判いいけど評判のいい大作邦画は肌に合わないこと多いしなぁ。悩みどころ。10月はデューンとかGIとかアイの歌とか他にも見るものあるので全部見たら考えようということで
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