ドントブリーズ2とザ・スーサイド・スクワッド見てきた

 相変わらずコロナ禍であるが、映画はガンガン公開されて一安心である。今週はドントブリーズ2とスーサイドスクワットとフリーガイと見たいものがたくさん。ということで今回ドント2とスーサイドを見てきた。
 軽くネタバレを入れながら感想を入れていこうと思う

 あの変態クソジジイが今度は少女を救うということで一体どうなるの?と期待していた。
 今回家に来る犠牲者はそこらへんのクソ強盗じゃなくて、銃でガッツリ武装してきたチンピラども。前作では圧倒的にジジイが強かったが、今作は殴り合ったら結構いい勝負になるのでゲームバランスが違う。そんなわけで前作がエイリアンのようなホラーなら今作はエイリアン2。グロめのバトルものでだいぶ趣が異なる。
 だが面白いかどうかで言われた面白い。敵はクソ野郎でジジイもクソ野郎。クソども同士の殺し合いで、ジジイが窮地に陥りながらも殺していく。中だるみするようなシーンはなく、物語の始まりと変わり目以外はだいたいバトルかほんのりホラーしている。前作のジジイスポイトはゾッとしたが今回も中々ゾッとさせるものが出てきてソコはお気に入り。
 ただドントブリーズの続編と考えると、ドントブリーズ要素がない。敵は音を出さないような立ち回りはしない。ジジイの耳がいいからこその立ち回りはあまり出てこない。ただジジイが現れる時は敵が大きな音を出し、そこから突然現れる妖怪のような不気味さは中々好みだ。
 総じてドントブリーズの続編としてはどうか思うが面白い。感想にイコライザーみたいってあったがノリとしてはソッチ系に近くなったのかも。今回ED後に映像があったがアレはどういうことなんだろう。

 前作は未視聴、とはいってもつながりは全然ないらしい。
 面白くなりそうなもの全部ぶちこむぜ~っていうわかりやすい映画、個性的なキャラに、グロ、ギャグ、しんみり、恋、バトル、怪獣、クソどもが英雄に変わるアツいシーンありと面白い要素全部ぶちこんで面白くした面白い映画。
 ただ最近ゴジコンとかジェットブレイクとかモーコンとか大量の白米に全力で塩まいた作品を見たせいか、イカれた奴らが勢ぞろいってノリなのに、全ての要素を活かして作りましたという真面目に作られた感が気になる。コングVSゴジラみたいな完全に正気失って作ったみたいな狂気を感じたかったな。
 全体的には満足だし、みんなイカレまくったら映画業界おしまいである。こういう真面目に組まれたイカレ作品というのもいいものである。

 来週はフリーガイを見に行く予定。妖怪大戦争も気になるんだけど、評価がアレアレ、でも実際観たら波長が合ったとかもあるしどうしようかな 

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あのときのとき
さぽーとすると映画館にいくかいすうが増えます