「レミニセンス」と「孤狼の血LEVEL2」見た
前の日曜日書かなかったし、次の日曜日に書けばいいと思ったがやっぱり二つ見たんだし書いておこう。継続は力なり。継続することでなにかあるわけじゃないがせっかく続けられるのなら続けようじゃない
例によってネタバレあり。ネタバレなしの感想は俺のフィルマークスから見てくれ
レミニセンス
記憶潜入エージェントというあらすじに、相手の脳内にダイブするような響きがあるが、実際は昏睡状態にして記憶読み取り装置を付けた相手に思い出してほしいことをしゃべって思い出してもらう仕事である。潜入というか案内人といったほうが正しいか。相手に話しかける言葉どことなく催眠音声みたいでちょっと笑ってしまう。
事件を追うのがメインのように書いてあるあらすじだが、実際は自分の目の前から消えた女を追って事件にぶつかるが正しい。女を追う元軍人の男というストーリー通り結構ノワール映画。
自分はノワール映画はあまり好きではない。絶対に運命が悪い方向に転ぶやるせないバッドエンドな流れがあんまり好きじゃない。本作に限っては必ずしもそうとはいえないのだが、イマイチ乗り切れない。
自分の好みに何かのジャンルに特化したものがスキ、というのが最近わかり、アクション、ロマンス、ミステリーが全部混ざってるノワール映画は得意ではない。
記憶装置と海に沈む街、面白い要素だし話に活かしてるけどやや素直すぎて味気ない。せっかくのSF要素なのにどこかこじんまりだ
ただラスト街で暴動が起こって、この暴動で街が不正が洗い流されよくなるかもと思う主人公は面白かった。
全体な評は面白い所もあるけどもう少し味気が足りないという感想である。
孤狼の血LEVEL2
よい邦画っていうのは往々にして(邦画にしては)良い邦画ってカッコ付けの印象があるが、孤狼の血シリーズはしっかり映画やってると思う。ただちゃんとした映画だなーと思うが、心には刺さらない。前作のヒットを受けて予算が上がってると感心はするんだけれど。
前作の好きな所は大上の遺志を日岡が引き継いでいくところなんだけど、今作はスーパー暴力マン上橋の暴れる映画だからな。上橋は面白いキャラだけど単体完結してる印象だ。彼の周りに彼の暴力についていく目立ったキャラがいない。完全にいないわけじゃないけど、やっぱり右腕キャラとか補佐とかいないのが単体面白キャラの印象を強めるのかな。暴力で組織をのっとったのに。
日岡が大上の遺志は継いでても教えを継いでないことを指摘されるけど、それについて考えたり立ち止まるもないのもうーんって思うポイントかな。ヤクザは駒である、警察は味方じゃない、綱渡りを続けなければならないことの意味を考えてほしかった
前作ラストは不良警官をどうにかするといっていたけど、今作はヤクザこそ最後に暴対法で消えていく運命をたどることを示唆されたけど、警察はどうなったか語られないし、日岡が警察続けられること自体に警察の腐敗体質が治ってない証拠だよねぇ。警察をどうにかできない点が悩ましいね。続編の発表あったしそこで警察という組織に切り込むかもしれないけど。
ヤクザ映画もノワール映画と似て何か特化せず、暴力、サスペンス、アクションと色々混ざった映画だなといくつか見て思う。
次回へ
来週は本当に見る映画がないな。整形水が気になるぐらい。今だ公開が終わらない映画でも見るか、一旦休みにするか?悩ましい選択肢である。
自分の好みはジャンルに特化した映画だとわかったが、だからといってみるジャンルを絞ろうとは思わない。どこかでググっとくる映画があるかもしれないし
さぽーとすると映画館にいくかいすうが増えます