インターネットの狭間取材#40: 「シャンパンコール」 <ー ホストクラブのお話です、歴史解説付き
今回は「シャンパンコール」についてコメントをさせて頂きます。 恐らくみなさん、既にご存じだとおもいますので、今回は復習編です。
「シャンパンコール」: 店内の照明をおとし、BGMを大きくし、ホストが宅の周りにみんな集まりワイワイ言いながらシャンパーンを開ける。
このシステムは2000年あたりに始まった習慣だそうです。
ただ、時代により少し違うようです。
2000年初めごろ: ホストが全員集まり、その席の担当ホストがマイクで一言、お客様の女性が一言言う。このシステムを作ったのは老舗メップダンディとのこと。凄い演出...
2000年中ごろから後半にかけて: いろんなバリエーションが生まれる。 夜浴風の歌詞の替え歌を歌いながらのチャンパンコール、ホスト全員がパラパラやテクバラを踊るなどなど。 週に2ー3回は体育会系のごとく営業前にあつまり、大声を出しながら練習を強制。
女性の客様にもマイクが向けられ「姫から一言」コーナーもあり。
それで、煽りまくり高いシャンパーンを入れてもらった方が勝ち。
なんと平和な時代でしょう。
と、ここで平成の終わりごろでは、ダンスなどが消滅、ホストの時間を拘束しすぎの反省から(かも?)。
その代わり「ホスト毎の替え歌」流行り...
現在は超シンプルで、どれだけ女の子に¥を使わせるかのつまらない競争になりさがり...つまらないですね。
ただ、例外的に「狙い撃ち」のコールがあり。
これはサービス料込で140万円以上のシャンパーンを注文した時のコール。
スゴイ~。
これは、宗教的儀式...それとも依存症?