感謝の手紙を心の中に。
感謝の手紙を書いていた。
投稿することも視野に入れて書いていたけれど,
どうにも投稿できそうにはない。
感謝の手紙を書くことは,私にとっては難しいことだった。
感謝していないわけではない,はず。
だけれど,それを言葉にしようとすると,
急に何かが邪魔をする。
手紙であるはずなのに,
なんだか説明文ぽくなってしまったり。
状況分析のようになってしまったり。
それでも少しずつ,言葉にしてみた。
なんでこんなに素直になれないんだろうと思いながら。
そんな自分が不甲斐ないと思いながら。
よかったことは,
過去と現在をつなげて意味づけができたこと。
私は今の自分に大きな不満はない。
満足しているわけではないけれど,
どうしようもなく不満であることはない。
まあまあに生きてきたかなと思う。
そんな今と,今までの出来事をつなげて考えられるようになった。
今の自分があるのは,過去があるからだと。
今の自分に大きな不満がないことは,
今までの過去のすべてに相応の意味があるということではないだろうか,と。
あまり考えてこなかったことが,
すごく大きな意味を持っているような気がして。
そんな経験をさせてくれた人や物事に,
感謝するための気づきを得ることができた。
だけどやっぱり,感謝の手紙を私の中から出すことはない。
私にはもっと時間がかかるかもしれない。
それでも,自分の中で温められるようになったことは,よかったと思う。
感謝の手紙を続けられたのは,
使命感もあるけれど,書きながら自分が変わる予感がしたから。
上手に言葉にはできないけど,よくなる気がしたから。
何をもってよいのか,うまく言葉にできないけれど。
私もまだまだ未熟だなあ。