社会的位置付けと，自分の人生の位置付けと。

この人生をどう彩るか，という話。
友人の知り合いの知り合いと話す機会があった。チベット語が話せる人，バックパッカーをしていた人。話の中から，そんなことはわかったけど，どこの誰かはよくわからない。今，何をしている人かもよくわからない。

だけど，すごく充実した時間だった。
社会的にどんな位置付けなのか，全く情報がなくても，自分という存在が確立することが新鮮だった。

自分という存在の確立のためには，勇気が必要なのかもしれない。
勇気がないのだ。新しい場所に行くことも，新しい人と関わることも，勇気がいる。失敗したらどうしようとか，うまくいかなかったらどうしようとか。
何が成功なんてわからないのに，うまくいかないときのことばかりを考えて，結局何もしない，いや，できない，しようとしていない。

うまくいかなかったことすらも，いい思い出になるのに。
うまくいかないことに身を任せて，それを楽しめばいいのに。

何を怖がっているのだろう。
社会的位置付けと，自分の人生の位置付けと。

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『１日に一度，あなたが恐れていることを行いなさい。』
エレノア・ルーズベルト