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【Our Skyy /Dark Blue Kiss】バンコク観光おすすめ。アワスカPete Kaoのデートコースを聖地巡礼


はじめに

2018年に制作されたタイドラマ「Our Skyy (アワ・スカイ)」は5つのドラマのスピンオフ作品5話からなる連続ドラマ。その中の「Our Skyy Ep.4 特別な1日(Pete Kao編)」は、「Dark Blue Kiss(ダーク・ブルー・キス)」で主役カップルだったPete Kaoの1日を描いた作品。

ドラマの中でKaoはPeteを連れ回しますが、二人が訪れた場所を見ると、完全にデートコース!このEpが個人的に大好きで、少しづつロケ地を訪問しています。


ほとんどの場所は、旅行者にもアクセスしやすい場所にあります。フォトジェニックかつバンコクらしいスポットばかりなので、聖地巡礼としてはもちろん、ドラマを観ていない方でも観光としても楽しめるはず。

今回の記事では、二人が訪れた場所を順に紹介していきます。


厄払いにする8つのこと(ネタバレ)


まず、場所の説明の前に。

ドラマの冒頭で、買い物を終えたKaoは、老女に出会います。

運気が悪く、このままでは二人は別れると言われますが、別れたくないKaoは厄払いをするために、彼女に教えてもらった8個のことを実行します。


  1. 外で水浴び

  2. 赤い服を着る

  3. 1時間ごとに手を繋ぐ

  4. 運転しない

  5. 植物を育てる

  6. 死んだふりをする(生き返る)

  7. 映画を観る

  8. 999m散歩する


水浴びをして、赤い服を着て、車で手を繋いで、バスに乗り換えたPeteとKao。

そこから先に訪れた場所を紹介していきます。


① チャトチャック市場 / ChatuChak Market


こんなシーンに登場

・おばあさんが予言
・植物(オレンジ)を買う場所


バンコク最大規模のマーケットであるチャトチャック市場はウィークエンドマーケットとして知られるように、店舗の営業は土日のみ。ですが、水曜と木曜は植木市になり、通りの一部に植木が並びます。

植物を買おうとした二人が訪れたのは、平日の植木市の日。

私は週末に訪れたので、通りに植木は並んでいません。

冒頭で、Gojiさん演じる車椅子の老女に出会ったのも、チャトチャック市場の一角。


②ソーヘンタイ・マンション / So Heng Tai Mansion


こんなシーンに登場


・プール脇でドリンクを飲んだ場所

・布に包まれてミイラみたいになった場所


ソーヘンタイ・マンションは、中華式の住宅を改装したプール付きのカフェ。中華街の近くにあるフォトジェニックな人気スポットです。

PeteとKaoはプールサイドに腰をかけ、胚芽飲料のOlavantineを飲みました。もちろん忖度ドリンクなので、実際のカフェでは販売していません。(注意:プール脇では飲食禁止)


その後、写真(下)の場所で女性に話を聞き、死〜生き返りのふりをする体験をします。

その後、入り口で二人は手を繋ぎ、歩き出します。


③タラートノイ / Talat Noi


こんなシーンに登場


・裏路地を散策

タラートノイはチャオプラヤ川と並行して走るヤラワート通り(中華街)の間のエリア。入り組んだ路地裏には古めかしい建物が多く、ここ数年、リノベカフェが急増中。レトロな雰囲気が絵になるので、散歩デートするカップルをよく見かけます。

Pete Kaoも手を繋ぎながら、裏路地を散歩していました。


④ ウェアハウス30 / Warehouse 30
ア・コーヒー・ロースター・バイ・ライブラリー / a Coffee Roaster by li-bra-ry


こんなシーンに登場

・Kaoのドリンクにゴキブリが混入してたカフェ(冒頭)

・Kaoがコーヒーを買えずにクーポンで支払おうとしていた場所(冒頭)

・外で二人でコーヒーを飲んでいました

次に二人が向かったのが、Warehouse30。チャオプラヤ川沿いの倉庫をリノベしたアート複合施設で、アートギャラリー、セレクトショップ、カフェなどが入居しています。

オレンジの鉄の扉の前に置かれていた椅子は、撮影用に設置されたもの。普段はありません。

ここでKaoは「999m歩く」必要があることを言いますが、実は前のスポットからここまで歩くとちょうと999mほど。ここから次の映画を観た場所までも999mほど。乾期の涼しい時期なら歩けなくもないですが、植木を抱えながらはさすがに疲れるよ...。Pete優しすぎ。

二人が飲んでいたカフェラテらしきものは、カフェa Coffee Roaster by li-bra-ryのもの。ドラマの冒頭で、Kaoが飲んだコーヒーにゴキブリ(玩具)が入っていたのと、お会計で現金が足りずクーポンで払おうとしたのは、このカフェの中です。

ちゃんと衛生的で美味しいコーヒーを飲むことができるので、ご安心を。

「Theory of Love(セオラブ )」のMike演じるBone(ボーン)がバイトしていたカフェ でもあります。同じ境界線に登場させていいでしょうか?

⑤プリンス・シアター・ヘリテージ・ステイ・バンコク / Prince Theater Heritage Stay Bangkok


こんなシーンに登場

・二人がモノクロ映画を見ながらお茶していたカフェ

最後に挿入した地図をご覧いただきたいのですが、②からは(暑くなければ)実際に歩いて回れるコースとなっています。PeteとKaoが訪れた映画館のような場所は、古い映画館をリノベしたホテル「Prince Theater Heritage Stay Bangkok 」。

一部エリアは宿泊客以外も利用できるカフェとなっています。

二人は2階席から、映画を観ていました。下の写真の右手のあたり。

インタリアは映画館がモチーフ。実際に映画館で使われていたものも利用しています。詳細は次の記事で紹介します。

⑥ タークシン橋 / Taksin Bridge

こんなシーンに登場

・徒歩でチャオプラ川越え

タークシン橋は、チャオプラヤ川にかかる橋。BTS(モノレール)の路線、車道、歩道が並行しており、歩道だと全長200m強ほど。

Pete Kaoは、②からここまでチャルンクルン通り沿いを既に2km強歩いています。涼しい日なら歩けますが、時々タクシーに乗るのをおすすめ。ただチャオプラヤ川にかかる橋の上は、風の通りがよく、結構涼しいことが多いし、眺め良いので、徒歩もいいかもしれません。夕方に散歩する人は結構います。

尚、二人が歩いていたのはチャオプラヤ川対岸(トンブリー地区)から市内方向。BTS Saphan Taksin駅を背に左側の歩道、川の真ん中あたり。


⑦ ロンクアク寺院 / Rong Kuak Shrine【訂正:2022年2月】


こんなシーンに登場

・Peteが殴られた中華寺院

チャオプラヤ川沿いある道教寺院。中華式建築の五重の塔が特徴。ここで黒猫を見かけたり、Peteが殴られたりします。

場所は②と③の近く。川からワープしたのでしょうか(汗)随分引き返しています。

ちなみに、ここはNanonやKhaotungが出演するGMMTVのドラマ「55:15 Never too late」でも何度も登場。あのコピー機があるお店もこの寺院の入り口前にあるので、ここを訪問した際にはお見逃しなく。

⑧ バーン・リム・ナーム / Baan Rim Naam【追加: 2022年3月】


こんなシーンに登場

・川辺でのキスシーン

お寺での喧嘩のあと、二人が川辺でキスするのは、お寺近くにあるカフェ「バーン・リム・ナーム」。移動した描写はなく、瞬間移動しています。川沿いのテーブル席の柵があるエリアを撮影で使用。店内の奥、左手。

ドラマを観る前に訪問したので、ふたりがいた場所の写真は持っておらず。写真(上)より左側の場所になります。

ここはリラックスした雰囲気で人気のカフェ。夕方〜夜の涼しい時間帯にだらっと寝そべりながら過ごすのがおすすめ。週末は込み合います。


ここで撮影されたことは、「タイドラマ巡礼ガイド Vol.2」を見て分かりました。


⑨リトル・ホンコン(小香港) / Little Hong Kong


こんなシーンに登場

・二人でディナーを食べたレストラン

中華寺院からは、おそらくタクシーに乗って、がっつり移動。

デートの最後に向かったのは、中華レストランLittle HongKong のStreet Ratchada店。俳優や通訳としてタイ沼の方にはお馴染みのP'Waveさんが経営するお店です。

二人が座っていたのは、上の写真の位置の右側にある席。ちょうど写ってなくて残念。ドラマでは、二人で食べきれないほどの量の料理が並んでいました。

メインのダックらしき料理や豚肉料理に加え、桃のパオ、カイケム(塩卵)のパオなどの点心や中国茶などが見えました。

地図と詳細


この記事で紹介したスポットを地図にまとめました。


ウェルタイ空想旅行回

この記事で紹介した②So Heng Tai Mansion、③Talat Noi、④Warehouse30、⑧ Little Hongkongについては、当方も参加させていただいているポッドキャスト番組「WELCOMEタイ沼Vol.54(ウェルタイ空想旅行回)」でも紹介しています。

他にも周辺の別の聖地などのことも説明していたり、妄想なのにリアルな旅行プランで、聴いているだけでカロリー消費半端ないけど、超楽しい回となってます。

また、番組内で紹介したそれぞれの提案プランや関連動画を、Yuriさんがまとめてくれています。

WELCOMEタイ沼 Vol.54 タイ空想旅行〜私の聖地巡り〜 (Note)

ぜひ番組を聴きつつ、こちらの記事も読んでみてください。永久保存版!


まとめ

今回紹介したPete Kaoのデートコースと、以前に当サイトでも紹介したタイ観光庁のイベントでKrist Singtoが案内したコース(ラマ8世橋や、マハナコーンスカイウォークなど)を組み合わせれば、良い感じにバンコクの観光ができるようになっています。

ぜひタイ旅行に来た際には実際に訪れてみて欲しいですが、それまでは、ひとまずみなさまの空想旅行の助けになれば、幸いです。




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