『大江戸ミュージカル CHANGE THE FUTURE! 《未来を変えろ》』
『大江戸ミュージカル CHANGE THE FUTURE! 《未来を変えろ》』
2023/11/25(土)~2023/12/3(日)の期間中、全14公演行われるミュージカル。
2021年に上演が決定したものの、新型コロナウイルスの影響で約2年延期になっていた『第2回ももクロ一座特別公演』が遂に開催される。
今回は、私の尊敬する(=推しである)玉井詩織さんが座長を務めている。
正直、2021年に申込みはしていたものの、実際の開催時に行けていたかと言われると、怪しい……(当時は、学生なのにただひたすら忙しかった)
この時期に開催されたのも何かの縁だと思って、全力で演技から紡ぎ出される想いを一つ一つを受け止めたい、そう思って明治座に向かう。
現在時刻は11/25 9:30。既にるんるん。
どんな作品になるのだろうか?
まずはミュージカルの概要と玉井詩織座長のインタビュー記事を読んで
どんな作品になるのかという考察、そして何を受け止めて帰ってきたいかを書き残しておく。
(お前の考察なんか興味ねー!という方はそっと閉じてください。笑)
大前提として「ももクロは人生」と思って生きているオタクなので
"ももクロの新たな1ページ"が刻まれるときは、私の人生にも新たな1ページが刻まれると思っている。
演者の中にある「言語化はできないけれど、演技でなら伝えられる潜在的な想い」をたくさん受け取りたい。たくさん受け取って、少しでも自分の人生の1ページを彩り豊かにしたい。そう思う。
では、まずはHPに掲載されているSTORYを見てみよう。
「あなたの『夢』はなんですか?」
今このブログを読んでくれているあなたに聞いている。
「あなたの『夢』はなんですか?」
すぐに答えられる人は少ないのではないだろうか。
私も正直「夢…なんだろう…」と思ってしまった。
しかし「夢がある人」と「夢がない人」で大別されるのではなく
「夢が言語化できる人」と「夢が言語化できない人」で大別されていると思う。個人的な意見だが。
自分の中に「こうなりたい」といった理想像のようなものがあるけれど、それが抽象的だったり「これを『夢』と言っていいのか?」と思っている人が多いのではないだろうか。
私はどちらかと言ったら後者だ。「これって『夢』って言っていいの?」みたいな『夢(仮)』が大量に存在している。笑
先日幼馴染みと占いに行ってきたのだが、占い師のおばちゃんに「あなたは夢見がちだからね!現実見なさいね!」と釘を刺された。幼馴染み2人は現実派らしい。
Another Worldの胸の内
(えっ、私ってちゃんと『夢』見れているのか~!)
(というか、『夢』を見れているのって幸せじゃない?)
思考がこの方向に向いたとき、スーパーポジティブ人間だ…と思った。
そんな話は置いといて
私が尊敬している玉井詩織さんの
「自分と未来は変えられる」
という座右の銘にぴったりなストーリーだ。
やっぱりキーワードは『夢』。
でも『夢』を見るだけではなくて、「自分と未来を変える」ところまで今回の作品では表現されていくのだろう。
「大学4年生の就活生である玉野栞里」から「伝説の歌姫である玉森栞里」になったとき、どう彼女が動くのか…どんな心境の変化が表われるのか…とても楽しみだ。
私は社会人1年目で、主人公と少し状況としては違うものの、将来何がしたいのかというのは就職活動をしていた当時から変わらず常日頃考えている。「私も栞里と同じような感情を持っていたな~」だったり、自分の人生と照らし合わせながら考えてみたい。
そして言わずもがな、かなやっこ(百田夏菜子)、おれん(高城れに)、さあや(佐々木彩夏)がどう関わってくるのかも見所。
栞里にとって、かなやっことおれんとさあやは「応援してくださる方、支えてくれる周りの方々の存在」に値するのかな。
予想の1つとして心の中に持ちながら観てこようと思う。
いつものライブとは違った角度で、玉井詩織さんが、ももクロの皆が、そして演者の皆さんが、どう「自分と未来は変えられる」というメッセージを私たちに届けてくれるのか、私もいつもとは違ったアンテナを張って受け取りたい。
とーーーーーーーーーーっても楽しみ!!!
第2部のライブではっちゃけすぎて全て忘れないように気をつけないと…!
よし、お弁当のチケット発券して(大事)、明治座に向かおう。
明治座に到着!
明治座に到着すると既にモノノフの皆さんがグッズ列を作っていた。
私もトンチk……個性的なペンライトを購入した。(+Tシャツ・パンフレット)
ももクロ一座を終えて
本当はももクロ一座初日を観てから、この備忘録は一旦書き終わるはずだった。
しかし、初日と千穐楽だけ入るつもりが、気がつくと6公演入っていた。明治座には9日中8日は足を運んでいる。
それくらいドハマりしてしまった。この作品が大好きになってしまった。Xには感想を載せていたが、ゆっくりブログを書く暇がなかった。
したがって、千穐楽を終えた今、やっと感想をまとめているというわけだ。
正直、ここで作品の考察を書こうとしたが、観劇した人と話していく中で
「この作品に1つの答えはない。100人いたら100通りの答えがある。」
そう思った。
私が11/28にXに投稿した考察は以下の通りだ。
①かなやっこの立ち位置
②さあやとおれんの立ち位置
《補足》さあやとおれんが「M11 本当の私 ~夢を歌おうrep.~」で
さあや「素直に歌うこと楽しくなって」
おれん「心から笑ってたよね」
と栞里に声をかけている。楽しく歌っていた栞里(合唱団員時代の詩織)を知っているというのもこの考察をした理由だ。
しかし、これは2公演みた後(しかも半分寝かけてる深夜)の考察なため、正直今だともっと違う考察ができる気がする。
パンフレットで本広監督が言っていたことが、少しわかる気がする。
しかし、今は考察というより座組への想いを綴りたい。
たくさんの笑顔と勇気をくれた座組の皆さんへ、感謝の想いを。
感謝
ももクロ一座に関わった皆様、本当にお疲れ様でした。
14公演、後藤光葵さんの休演からの復帰、畠山ななみさんの声帯炎症によってきくちゃん役が早矢仕彩さんへバトンタッチ。
明くる日明くる日と公演が続く中、きっと、もっともっと私たちが知らない裏でのハプニングや調整があったのではないかと思います。
しかし、千穐楽を全員で迎えられたこと、そして私もその場に居られたこと、本当に嬉しく思います。
絶対成功して欲しい。14公演完走して欲しい。
ただそれを願うばかりでした。
無事に完走してくれて嬉しい反面、私の大好きな作品をもう生で観られない寂しさに今は襲われています。気を緩めると泣いてしまいます。
それくらい私に影響を与えてくれた作品です。きっと、これからも。
「私の大好きな玉井詩織さんが座長だから観に行こう」そう思って足を運んだ明治座。
最初は双眼鏡で玉井詩織さんの1分1秒を逃さないで観ると意気込んでいましたが、いつの間にか座組が、ももクロ一座全体が大好きになっていて
私なりのミュージカルの楽しみ方はその時に目に入ったものを受け取るスタイルだな~と、出演者皆さんのことを見ていました。
そして、客席に居たのに、私も座組の1人だと思ってしまうくらい楽しくて
ずっとニコニコしながら口パクで歌っていました(歌ってない)。笑
ずっと笑っているか泣いているかみたいな感じで、ほっぺたが筋肉痛になりそうになりました!!本当に楽しかったです!!
玉井詩織さんへ
座長、お疲れ様でした。
”誰よりも多い台詞を、誰よりも早く覚えてきた。”
”自分から共演者の方と積極的にコミュニケーションを取って座組をつくった。”
あーりんのコメントのおかげで、あの素敵な作品の裏側であなたがどれだけ努力をしてきたのか、たくさん考えて、ぶつかって、『玉野栞里』を創り上げたのか、少し知れた気がします。
”それができるのが玉井詩織さんの凄さ”というと、なんだか「それができて当たり前」という感じがするので、違うんです。
”それができるのが当たり前と思って努力ができるのが玉井詩織さんの凄さ”だと思います。
「私なんて・・・」と謙遜している裏で、とてつもない努力をしていて
でもそれは私たちファンからは、想像でしか分からないようになっていて
その努力を近くで見られている人の証言からしか、分からない。
私は「あなたは頑張っているね」と言われないと、不安になってしまうので自分で頑張っているアピールをしてしまうような人間です。
でも、本当に頑張っている人のことは周りがちゃんと見てくれているんだなと思いました。伽代子さんのコメントで涙してしまう詩織ちゃんを見ながら、やっぱりそれなりに背負っているものがあって、少しずつその背負っているものが降りていったのかななんて。
今までも、そしてこれからも私は自信を持って
「玉井詩織さんを尊敬しています!」
と言えます。既に友人にも職場でも公言しています。笑
本当に最高な舞台でした。最高な座長でした。
ももクロ一座最高!!!!!!!!!!!!!!!