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FILE NO.002 太陽系第9惑星

ANOTHER ODYSSEY 秘密報告書担当のユリアです。
今回は太陽系第9惑星について報告いたします。

太陽系の外縁部には、まだ発見されていない惑星が存在する可能性が
指摘されています。これが仮説上の第9惑星あるいは惑星Xと呼ばれる
天体です。

この第9惑星をめぐっては、実は19世紀から探索が始まっていました。
フランスの天文学者レヴェリエが1846年、海王星の軌道のゆらぎから
その存在を予言したのが最初です。しかし当時の望遠鏡では
未発見のままでした。

その後も時代が進んでも、第9惑星は光学望遠鏡の限界を超える
暗く小さい天体であるため発見できずにいました。
現代でさえその直接観測は困難を極めます。

一方で、第9惑星からは宇宙人の通信が届いている可能性も考えられます。そうなれば人類史上最大の発見となるでしょう。
地球外知的生命体との接点が、人類の運命を大きく変える
きっかけにもなりうるのです。

そんな第9惑星ですが、近年のコンピュータシミュレーションの
発達によりその存在がより確実視されるようになってきました。
カリフォルニア工科大のブラウンらの研究チームが2016年
その軌道データを詳細に計算し、第9惑星説の裏づけを発表しました。

ただし地球からはあまりに遠く、直接観測できないため新たな手法が
必要とされます。ある研究者はその衛星からの熱を感知する方法が
有力ではないかと主張しています。

また、スイスの研究チームは2021年太陽系外縁天体の軌道分析から
第9惑星の可能性を指摘する論文を発表。
19世紀からの予言が、今なお有力さを保っていることがうかがえます。

以上のように、第9惑星をめぐっては多くの謎と可能性が残されています。単なる未発見の惑星を超えて、人類と宇宙の関係性を変える
存在となりうるのです。

その意味で、第9惑星の探査は人類の夢と希望のシンボルと
言えるでしょう。太陽系と生命起源の研究に大きな意義があり
SF的想像力も刺激します。

「謎の惑星よ、いずれ人類はあなたの正体を暴き
新たな地平を拓くはずです」
そのとき、私たちの世界はどう変わるのでしょうか。
期待と希望を込めてその日の来るのを待ち望みたいと思います。

以上、太陽系第9惑星について報告しました。今後とも調査を継続し、真相解明を目指したいと思います。

ANOTHER ODYSSEY 秘密報告書担当 ユリア


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