アナザー・チュウゴクシコク月予算達成のご報告!その裏側とは?
こんにちは!チュウゴクシコクチームの藤田玲音です。
いつもnoteをご覧いただき、誠にありがとうございます
突然ですが、私たちは、念願の売上目標を達成することができました!!!㊗️
1期生の集大成となる最後の企画展、「アナザー・チュウゴクシコク」で月予算500万円を達成することができたのです!!
当企画展にお越しくださった皆様、本当にありがとうございました。また、貴重な商品を出展してくださった事業者の皆様をはじめ、これまで携わって頂いた全ての方々にセトラー一同、感謝申し上げます。
予算を超えるのは、昨年9月以来となる約1年ぶりの成果でした。
アナザー・チュウゴクシコク2ヶ月間の売上実績は、875万円となりました。
昨年8月にアナザー・キュウシュウから始まったアナザー・ジャパンは、上々の滑り出しでした。
「ガイアの夜明け」や「めざましテレビ」といった様々な大手メディアに取り上げていただいた結果、多くのお客様にご来店していただき、損益分岐にあたる500万円の月予算も2ヶ月目に達成することできたのです。
しかし、経営は、そう甘くはありませんでした。
テレビ効果が薄れ始めると、売り上げも少しずつ伸び悩んでいきました。日々の試行錯誤を重ねるも、売り上げは下がっていくばかり。チームの士気も下がり、チュウブ企画展の前には、この状況を打開しようとセトラーみんなでの話し合いの場を設けたこともありました。
それでもなお、経営者としての有効な打ち手が見つけられず、
「どうすれば、アナザー・ジャパンを黒字化できるのか」
「このままアナザー・ジャパンを潰してはならない」
というセトラーの思いばかりが空転する時間が続きました。
悪戦苦闘の一年間を過ごし、最後の月で念願の目標を達成できたことは、セトラーにとっても、アナザー・ジャパンにとっても非常に有意義な成果だと思います。
今回のnoteでは、売り上げや戦略面からチュウゴクシコク企画展を振り返ります。そして、企画展を通じての学びを最後に綴りたいと思います。
なぜ、最後の月で予算を達成できたのか?
アナザー・チュウゴクシコク成功の1つ目の理由は、購入単価の向上です。
全企画展の客単価平均は、3,056円であるのに対して、
チュウゴクシコク展では、3,757円と、700円以上高い結果になりました。
購入単価(お客様一人が一度に購入される金額の平均)をさらに因数分解すると、
購入商品単価(お客様が購入された商品1つあたりの単価平均)と
購入商品数平均(お客様が一度に購入された商品数の平均)になりますが、それぞれの項目においても、他の全企画展に比べて、最も高い数値になりました。
<全企画展平均>
購入単価:3,056円
購入商品単価:1,021円
購入商品数平均:2.99
<チュウゴクシコク実績>
購入単価:3,757円(+701円)
購入商品単価:1,088円(+67円)
購入商品数平均:3.45(+0.46)
チュウゴクシコク企画展において、特に注力したのは、友人・知人の招待です。
とても地道な策ではありますが、セトラーが所属する/してきたコミュニティへの呼び掛けを通じて、本当に多くの友人・知人にご来店いただきました。売り上げという面だけでなく、20代の若者たちがあまり触れる事のないモノづくりの世界に触れるきっかけにもなれたことは、非常に良かったと感じています。
月予算を達成できた理由は、もう一つあります。
それは、「店舗外収益」と呼んでいる季節のイベントやコラボイベント等から得た収益を大幅に増やせたことです。
今回のチュウゴクシコク企画展は、6~8月の開催で御中元の時期とも重なるタイミングでした。商品セレクトの段階からシーズナルイベントを意識し、事前にモデルセットやチラシを作成した結果、関係企業者様や周辺企業様の御中元需要に合わせて、合計100個ほどの注文を獲得することができました。
これまでになかった対企業様向けのアプローチを強化できたことで、また新たな勝ち筋を見つけ出すことができたと思います。
また、初めての試みとして、地方自治体とのコラボレーション事業を実施しました。アナザー・ジャパンの1期生卒業感謝祭に合わせて、「西予市まるごとPOPUP!」と題し、愛媛県西予市の地域産品を期間限定で販売させていただきました。
お取り扱いさせていただいた商品の中には、2日目で既に完売が出るなど、西予市の魅力を濃密に発信すると共に、新しいチャレンジを成功することができました。
そして、なんと言っても、今回の成功には2週間MD特集に合わせた新たなコラボ企画もまた大きな要因でした。チュウゴクシコクでの「身体巡るサウナ特集」に合わせて開催した、杉並区高円寺で大人気の銭湯「小杉湯」とのコラボレーションが、多くの興味を引き、新たな集客に成功しました。企画展終盤での開催となりましたが、最終日にかけて多くのお客様に店舗まで足を運んでいただき、チュウゴクシコクの魅力を直接お伝え出来たことが非常に良かったと感じております。
熱意と魅力的な取り組み
2か月の企画展を通じて、私たちは多くのことを学びました。まずは、経営者である企画展担当者が情熱を捧げ、その熱意を組織の内外に発信していくことです。成功のためには、泥臭い努力や地道な取り組みが不可欠であることを再認識しました。友人や知人を巻き込むこと、地域や事業者様に協力していただき、連携することもまた非常に重要であると感じます。その根底には、自分の企画展、自分のお店に対して、強い熱意とプライドを持てているかが必要不可欠です。
そして、熱意だけではなく、お客様に伝わるような魅力的な取り組みを心掛けてました。上述のようなイベントや企画といった特別なコンテンツのみならず、店内を巡るだけで楽しくなるようなストーリーやパッケージに優れた商品のセレクト、情報量の多い店内POP、アナザー・ジャパンの1番の強みであるセトラーの接客といった本来の店舗体験自体が魅力的でなければ、お客様に満足していただくことは出来ません。もう一度お店に来よう、また友達にシェアしようと感じていただけるような企画展に仕上げ、その中身がお客様に響き、伝わるかどうかが大事なポイントでした。
アナザー・ジャパンの次なるステップとして、2期生によるアナザー・キュウシュウが始まっており、新たな挑戦が続いていきます。今回の学びを、2期生のセトラーに伝え、店頭に立ち感じてもらいながら、また彼ら彼女らの個性と溢れんばかりのエネルギーで新たな地域の輪を広げていっていただきたいと思います。
1期生の経験を踏まえ、更なる成果を目指していきます。これからのセトラーの挑戦も引き続き応援してくださると大変心強いです。
後日、ホッカイドウトウホク1期生の千葉からは、1年半のアナザー・ジャパン生活をじっくりと振り返ったnoteを公開いたします。私たち1期生がアナザー・ジャパンの経験を経てどう変わったのか、アナザー・ジャパン卒業後は何をするのか、そちらも合わせてお読みくださると嬉しいです!
それでは、次なるご報告までお楽しみに!
最後までご覧いただきありがとうございました!
本日のライター Reon Fujita
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