2007 中南米の旅での想いを再び。
2007年12月20日
<ペルー到着。聖なる谷へ。>
キューバから、コスタリカを経てペルーへと到着!
1. 深夜到着のフライトのため、emailでホテル予約と空港ピックアップを依頼したはずが、、ホテルの人。。。来ていない。(汗;
2. ここは南米。深夜一人で空港からタクシーに乗るのは避けたいので、、、バックパッカーさんたちとタクシーをシェアするも、全員まとめて運転手リコメンドホテルに拉致される。
3. 小綺麗なホテルだし、受付のスタッフも感じいいからいいかな、、、。
と開き直って、拉致先のホテルに留まり、小さなお部屋で荷物の鍵を開けると、、、、。
まるで映画の中の様だったお洒落すぎる濃ゆーいハバナのサルサクラブの夜のビジュアルが瞬時に蘇るムスクの香りが部屋に充満。。。。?!
見たことのない黒い瓶の香水がスーツケースに入ってる!!!!
サンプルとして持ち帰るジャカードの生地見本の袋が裂かれてて、、、。
本の間に隠したトラベラーズチェックが全額、封筒のみを残して消えていたのでありました。😭
空港でチェックインしたスーツケースの鍵を開けて、チェックを抜いて、、、そしてまた鍵をかける手口には驚き💢!
でも??何処から来たんだこの香水?しかも、、、何でムスク??
ーーというわけで。。。翌日のペルー、リマでの初日はスーツケースの中の荷物全てにしみ込んだ麝香鹿の香りをリマのストリートに放ちつつ、、
警察廻り、アメリカンエクスプレスへの電話で終了。
またしてもトラブル💦とネガネガになる気を取り直して、早朝のフライトでクスコへ向かう。
到着後すぐ、乗り合いバスに乗り込み、心の平和を取り戻すべく、、、
一路、Sacred Valley,聖なる谷へ!
乗り合いマイクロバスの車窓に流れるのは、、
すごい!!!!!!!!
まさにアンデス!!!!
乾いた岩肌に抱き合う様な、アジアの湿気を含んだそれとは違う緑の色。
飛ばすなら。。。コンドルでしょう✨と言いきってしまえそうな抜ける様な空の青。
透明な空気の中に浮かぶ3Dな雲。
おとぎ話から抜け出た様な可愛い民族衣装のインディへナの少女がアルパカと丘陵に立つ姿。感激!!
頭の中を駆け巡るBGMは、’母を訪ねて三千里’のテーマソング。♪遥か〜草原〜を〜ひと摑みの雲が〜🎶
バスのとなりに座っていた、ドイツからボランティアに来たという女子に
’ーーねえ、マルコのテーマが聞こえてきそうだよねええ。’ とつい口を滑らせてしまうが、反応は ’?????’ ーーイタリアでは大人気を誇ったという日本のアニメはヨーロッパ共通の人気者では無かったようです。
か、ジェネレーションギャップかも知れないけれど。。。
マチュピチュへの中継地点、オリャンタイタンボへ到着。日干しレンガの家々が並ぶ村の背後に、山の斜面に空に向かって永遠に続きそうな石段が続く。時間の流れによって、自然との完璧な調和を許された文化の遺跡に圧倒される。
道ばたでパンを売る、可愛いインディへナのおばさんたち。素敵な笑顔に吸い寄せられて、
’写真とっても良いですか?’
と拙いスペイン語で聞くと、満面の笑顔で答えてくれる。
シャッターを押した直後、 ’プロピーナ。(チップ)’
と言われたので。。そうだよねー。と財布を探すと。。。。。
出てくるのは両替所で替えたばかりの高額紙幣と、キューバのペソコイン、そして、1センティモ コインが五つ、10センティモが二つ。
’💦これしかないんだよー。’
とキューバコインをはじいてセンティモ(2.9ソル=U$1.00, 100センティモ=1ソル)を見せると、、おばさんの笑顔は豹変して、、、、、
いきなり私の手の平からセンティモコインをひったくると、
銭形平次の様にぴゃーつとコインを床に投げつけた。
。。。強い。。。。。💦
そうだよね。ごめんね。じゃあああ、これでいいの???
とキューバ ペソを見せると、渋々二枚受け取る。
良くわからないな。。。キューバンペソ、何に使うのかしら???
今後のキューバの変動を睨んで、コレクションにするのか。。。(?)
そして、明日は永年の憧れ、マチュピチュへ。