聞き耳盗み見など うどん屋さん編
前書き
私がの日暮らしに見聞きした出来事やその個人的な感想などしょうもないことを書き留めた 有意義とは言えないと思う
今年に入りうどんのチェーン店に連続して入る機会があり 眺めると面白いことが多々ある
うどんの食べ方
多くの人が右手に箸を持ち口を鉢に持って行き麺をすすったり汁を飲んでいる
左手は足に乗せたり肘をついたりして使っていない
左手で鉢を持てば良いのにと思うがその様な人はあまり見ない
お酒を飲むときはコップに口を持っていくことがあるが 勿体無いからそうするのだろうか
いつの頃からか蓮華で汁を飲んだり麺をレンゲの中に入れて食べる人がいるが
私は好みではない(中国ではマナーと聞いたことがあるが不明)
麺を鉢の淵に口につけてすするのであれば 汁を飲む時も口をつければ良いのではと思うのは私だけか(中国ではタブーらしいが不明)
私の場合 口元近くまで麺を運び食べたり鉢を持ったりしていた
汁は蓮華を使わずに鉢を持ってすすっていた
蕎麦も同様だろうと思うが機会あるときに確認してみよう
天ぷらとネギ
そのお店はおにぎりや天ぷら類を各自選べる様に皿が用意されている
向かいのご夫婦らしき方は天ぷらを山盛り乗せている 数えると少なくとも六種は見える つい計算をする1枚150円としても900円だ
うどんの入っている(であろう)鉢は山盛りのネギが乗っていて麺は見えない
あの細いネギが上を覆っているわけだから相当の量である
私はネギや天かすは入れない方だが それらが散れているとつい単価や原価等を考える狭い人間だ
うどん抜き
一方 うどんを注文せずたまご丼と天ぷらを食べている御仁がいる
成程 うどん屋さんに来て必ずうどんを食わねばならぬ決まりはない
年恰好から多分満腹になるのは間違い無いだろう
横にはお茶も用意して掻き揚げを頬張っている
うまい考えだ 私も真似してみたいが少々勇気を要するだろう
並んでいるときに前の人が難しいものを注文した後に 「かけの並」と言うのも辛いものがある
私はと言うと
このチェーン店ができてから十年以上経っているので 少なく見積もっても十数回は食べているはずだ
かけうどんとオニギリ1個と天ぷら1枚が多いと思う
多くの人が風呂桶の様なものに入った麺をつゆにつけて食べているのを見て 食べにくそうなものだが美味いのかなと思っていた
並びながらがメニューを見ていると一番安いと思い込んでいたかけうどんより 風呂桶うどんならぬ釜揚げうどんが一番安いということに気がついた
なんと言うことだ 勇気を出して釜揚げうどん並を注文した 温かいツユがついてきた
私はつゆの容器にうどんを入れその容器を持って食べた
正しい食べ方があるのかもしれないが マナー講師は怪しいので迂闊に聞けない
壁には大きく釜揚げ云々のパネルがある やっとうどんとパネルが結びついた
知らないことに勝手に自信を持っているから恐ろしい
あとがき
今もエンゲル係数は有効に使われているのだろうか
係数値は同じでも値の内容量が違うので 同列に比較することはできないのではと気がついた
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