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第11回配信まで聴いた方へ

SpotifyオリジナルPodcast「三時のあの月が好き」をお聴きいただき、ありがとうございます。

⚠️⚠️注意⚠️⚠️
ここでは、本編では語られなかった謎や疑問を解説します。
この記事の内容をSNSにアップするなどのネタバレ行為は禁止です。
感想は大歓迎ですので、 #あの好き でぜひ投稿ください。


「三時のあの月が好き」は、ありのままの「あの」をさらけ出す、ある意味おそろしいトーク番組です。番組内にはSpotifyアプリの機能や音声を使った謎解きなど、不思議なギミックが仕掛けられています。



この先を閲覧される方は、先に第11回までお聴きになることを強く推奨します。

▼第1回から聴きたい方はこちら

「​​三時のあの月が好き」とは何だったのか?

ありのままの「あの」をさらけ出すことをコンセプトに始まった「三時のあの月が好き」。番組は毎回様々な企画を通して、和気あいあいと進行していきます。
ところが、下北沢の中華屋で会ったファンが行方不明になったり、当番組の作家である辻本が殺されたり、不可解な事件が次々に巻き起こります。
そして、ついには“あのちゃんの最高のパートナー”と自称する人物が番組をジャックするというおそろしい展開に……

これらすべての事件はあのちゃん本人によるものでした。
あのちゃんは、この番組と事件を通して、自身を誰よりも愛してくれる人を探していました。そんな人なら、「究極の愛は殺すこと」「殺人という愛情表現」を受け入れてくれるに違いないと考えていたからです。
そう、それこそが、ありのままの「あの」だったわけです。

登場人物について​

解説


あのちゃんはどうしてこの番組を始めたの?

本当の自分、ありのままの「あの」を受け入れてくれる人に出会いたかったからです。

本当のあのちゃんは、愛しいものほど壊したくなり、自身を愛してくれる人には「殺人」という愛情表現で応えたくなります。第2回のオフトークでも、「究極の愛は殺すということ」とあのちゃん自身の口から語られています。


珉亭で会ったファン(ストーカー)のことは嫌悪していた?

まったく嫌悪していません。むしろ喜んでいました。

第2回のエンディング後のオフトークでも、中山さんが「それ、ガチで怖いやつじゃないですか!?」と言っていただけで、あのちゃんはストーキングされていることを嫌がったり怖がったりしている様子はありませんでした。むしろ、ストーキングするほど自分のことを思ってくれているということに異常な喜びを感じていたようです。


珉亭で会ったファン(ストーカー)はいつどうやって殺したの?

第2回の収録後に首を絞めて殺しました。恍惚の表情と嬉し涙を浮かべながら死んでいったので、至上の幸福を感じていたに違いありません。

自宅までストーキングしてきたので、自宅前であのちゃんからストーカーに声をかけて、部屋に招き入れたようです。あのちゃんは、自分を愛してくれる人には「殺人」という究極の愛情表現で応えたくなるので、殺したそう。


第4回でドッキリをやっているときのあのちゃんの気持ちは?

マジ生き地獄。

作家の辻本さんの企画は、第1回からどれもありのままの「あの」をさらけ出せない企画で、あのちゃんは「企画がクソ」だと話していました。第3回まではこらえていましたが、第4回の盗聴ドッキリでは我慢の限界が訪れていました。盗聴されている中で「奈落」「生き地獄」と小声で呟いていたのは、この企画に対しての嘆きの言葉だったのです。


作家の辻本さんはいつどうやって殺したの?

第4回の盗聴ドッキリの終了後、うちで帰り支度をしていたところを後ろからナイフで刺し殺しました。

これ以上、辻本さんに企画を任せていたら、ありのままの「あの」をさらけ出せないという考えから辻本さんは殺されました。第9回で語られている通り、理由も状況も理解できずに殺された辻本さんは、まるで自分がドッキリにはめられたかのように驚いた顔で最期を迎えたようです。


中山さんはいつどうやって殺したの?

第5回の配信終了直前です。警察に連絡しようとしたところを、鈍器で殴り殺しました。

あのちゃんの思いを理解せず、番組内であのちゃんの発言を何度も制していた中山さん。第5回の配信ではついに、警察に連絡しようとします。ここで連絡されたら番組が終わりかねないため、席を立ったところで、あのちゃんに殺されました。第5回の終了前に耳をすませてみると、確かに殴打音が聴こえます。なお第6回では、あのちゃんが思い描いていた進行をしてもらうため、ボイスレコーダーに録音されていた中山さんの音声で番組を進めていました。


マネージャーとディレクターはいつどうやって殺したの?

第5回の配信終了後です。マネージャーはナイフで刺し殺し、ディレクターは鈍器で殴り殺しました。

誰かを呼ばれたり逃げ出されたりしたら困るので、何のためらいもなく殺したようです。また、辻本さんの「クソ企画」に乗った2人でもあるので、この番組の妨げになる人物だと判断されました。
第6回で、あのちゃんは「辻本さんがいなくなってただでさえ静かなんですよ、このスタジオ。ディレクターもマネージャーさんもみんな口数少ないし」と話していますが、それはすでに全員殺されているからです。


第7回が始まったとき、あのちゃんはどうなってたの?

目隠しをされて、手足を縛られていました。

第6回のラストに、“あのちゃんの最高のパートナー”と自称する人物=殺人鬼(サイコキラー)に襲われた後、ガムテープで目隠しをされ、手足を縛られていました。気がついたら、どこからか番組のタイトルコールが聴こえ、番組が始まったことを知らされます。その後、目隠しのガムテープが剥がされ、殺人鬼との対面を果たします。まあ、すべて演技だったのですが……。


あのちゃんが殺したはずなのに、どうして第8回のプレゼント(バラバラ死体)に怯えていたの?

怯えていません。とっても興奮していました。

プレゼントを開ける前と開けた後に荒い息遣いが聴こえていましたが、あれは怯えていたわけではなく、興奮していたからです。このプレゼントの様子をリスナーに伝えられる喜びに震えていたそうです。「わっ」という喜びの声は、リスナーを楽しませるための演技です。さすが主演女優賞ですね。


第9.5回の1:54から0.5倍速で再生すると聴こえる声は誰の声?

ナレーターの声です。

脅されて協力していたのか、それともあのちゃんを愛する人間の一人として協力していたのか……だとしたら、彼もまた……。


あのちゃんが殺人鬼(サイコキラー)だと、どうやったら気づけたの?

時計の音と、第6回の配信がヒントでした。

第11回で「僕が私であるヒント」として語られていた通り、第4回の盗聴ドッキリで聴こえた、あのちゃんの家にある時計の音は、第5回で届いた辻本さんの音声ファイルと、第9回のストーカーをバラバラにしている動画からも聴こえていました。
また第6回の中山さんの発言は、すべて第1回から第5回までの音声を利用。この2つに気づくことができれば、あのちゃんがボイスチェンジャーで一人二役を演じていたことがわかったのではないでしょうか。


「エビダイスキ」と「私は僕」のアカウントは誰?

どちらも「あの」のアカウントです。

確か、あのちゃんはエビがダイスキでしたよね。どうやらこの番組のためだけにつくったアカウントのようです。


第8回と第11回の番組タイトルが文字化けしてない?

よく気づいたね。

第8回の番組タイトルは「荳画凾縺ョ縺ゅ?譛医′螂ス縺」、第11回の番組タイトルは「谿コ莠コ鬯シ」となっています。第8回は「三時のあの月が好き」、第11回は……何かの言葉が文字化けしてしまったようです。​​


番組内で流れていたあのちゃんの曲をもっと聴けないの?

よかったら検索してみてne

Spotifyで「ano」または「I's」で検索してみてください。きっとあなたのお気に入りの曲が見つかるはずです。


珉亭って本当に存在するの? 珉亭に行くと何かあるの?

下北沢に実在する中華屋さんです。本当にあるョ。

ピンク色のチャーハンが有名で、実際に足を運ぶとあのちゃんのサイン色紙が飾られています。しかも、どうやらそのサイン色紙にはQRがあるようで……。
※どうしても訪れられない方はこちら

下北沢にある珉亭さん
どうやら2階のここにサインがあるらしい

あのちゃんって本当に殺人鬼(サイコキラー)なの?

君はどう思う?

これはフィクションです。しかし、どこまでが虚構でどこまでが真実なのかはわかりません。真実を確かめたいのなら、あのちゃんを愛し続けてみてはいかがでしょうか。


何もかも全部ウソだったの?

そうとは限らないョ。

あのちゃんは、エビも汁もドーナツも大好きですし、ゲームや謎解きも本当にプレイしているそうです。また第4回の配信でギターをかき鳴らしているのも、第6回以降に登場する殺人鬼(サイコキラー)の声も、あのちゃん本人によるものでした。他にも、あのちゃんのエピソードや発言には本当のことが混じっているようです。果たして、何がウソで何が本当だったのでしょうか…。
ちなみに、この番組をスタートする前に、「#あの好き」と検索したら4件しかヒットしなかったのは本当です。


他にも秘密や仕掛けはある?

もしかしたらあるかもne ~
じゃあね、バイバイ。また会おうね。

例えば、「三時のあの月が好き」という番組タイトルは、文字を並べ替えるとどうやら隠しメッセージがあらわれるようです。他にも全エピソードの頭文字や、エピソードのQ&Aに返信しているマニアなファン、予告動画の最後の方の音……など、いろいろ注目してみてください。
もしも何か見つけたら、ネタバレしない範囲でSNSで教えてくださいね。


ゴムゴムエタツランケゴムキゴムンシノケ
パケスタワゴードムハ
ケゴアイムタシタタテゴムルタゴム


Spotify オリジナル Podcast「三時のあの月が好き」、
この作品は株式会社闇協力のもと制作されました。

【監督・製作総指揮】河カタ ソウ
【出演】あの、中山 卓哉 、辻本 耕志
【ナレーション】猪爪 育人
【制作】木澤 悠香、泉 摩耶
【録音・編集】田中 聖二(株式会社毎日放送)
【効果】磯部 光(株式会社Licht)
【脚本】河カタ ソウ、ぺよん潤
【演出・脚本協力】金子 司(株式会社MIXZONE)
【アートディレクション】河野 未彩
【スチール撮影】磯部 昭子
【映像撮影・編集】神 颯斗(AMP合同会社)、神 有杜(AMP合同会社)、クルデヤス・シコラ・ヤイザ(AMP合同会社)
【スタイリスト】神田 百実
【音楽】永見 行崇
【note制作・ライティング】トミモトリエ(株式会社人間)、狸山 みほたん
【noteデザイン】飯田 美幸
【Special Thanks】珉亭、かわかた たまみ
【エグゼクティブプロデューサー】荒井 ジョースケ
【プロデューサー】鈴木 秀明、海野 晋
【企画制作】株式会社闇
【制作統括】Spotify


▼第1回から聴きたい方はこちら

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