「機嫌が悪いのを表に出して気を遣わせるのはゴミのやることだと思います」
またYouTubeを聞いていたらハッとする言葉が。
「自分の機嫌が悪いのを表に出して周りの人たちに気を遣わせるのはゴミのやることだと思います」。
自分自身の言動に対してもグサッと来たが、そういう人に対する自分の態度についても考えさせられた。
私の父はまさに「自分の機嫌が悪いのを表に出して気を遣わせる」ことをよくやる。掃除をしていると熱中するのか散らかっていることに腹が立つのか物音と態度で威圧するような動きをする。怒ると原因が家族でなくてもきつい言い方をしたり不機嫌に黙り込んだりする。スポーツ観戦でカッとなり壁を殴り穴を開ける。
周りの人を服従させようというよりは単にアンガーマネジメントがなってない人間である気がするが、わざとであろうとなかろうと家族は委縮する。私はあえて明るく話しかけるか、別室に逃げていた。
元恋人は激務で、そのストレスを私に言動で示してくることがあった。私は不満を感じながらも、忙しいのだからそのような態度になるのも無理はないと考えていた。
周囲の人たちは、理由が何であれ八つ当たりは悪いと言った。私はその言葉を理解しつつも、それでもなお仕方ないんじゃないかと思っていた。一方、私が彼の機嫌を伺うことが増えているのも自覚していた。父親にやっていることと同じだと薄々気づいていた。
親に愛されなかったり問題があったりする人は恋愛で同じような人を引き寄せると言うが、問題がある言動に気が付かない、またはそういうものだと思い込んで我慢してしまうことも理由にあるのだろうと思った。適切に判断できる人は、注意するなり離れるなりするんだろう。
周りに相談すれば気づかせようとアドバイスされるかもしれないが、自分自身が納得しないと聞き入れる決断もしづらいのだと思う。結局、未熟に育ってしまった自分をどうにか立て直すしかないのだろうか。
(いつも聞いているラジオ動画。該当部分は15分ごろからのお便りです)