<1>このnoteは何のnote?
神経性やせ症(拒食症)
このnoteは、
摂食障害の一つである
「神経性やせ症(拒食症)」の治療を20年前に開始し、
完治のお触れをその2年後にもらった経験を持つ中の人が、
入院半年、通院1年半をありのまま語るお部屋です
中の人は、いずれこういう時が来るだろうと思い、
当時、入院日誌を毎日つけていました
このnoteでも、
自分の記憶をまさぐるのではなく
日誌の中身をまんま出していこうと考えています
なぜそんなnoteを?
あれから20年・・と、その数字を考えたとき、
そろそろ長編大作(?)がまとめられるかな、
と思い立ったのがきっかけ
ありのままを多くの人にお見せするねらいは次の通りです
20年経ちました
あれから20年、中の人は、人間理解を生業とする専門職に就きました
おかげさまで元気に生きていますw
そんな専門性だからこそ?ゆえに?思うのは
「そんなに『摂食障害』って理解しにくいかな?」という疑問
そんなに難しくない
そう思うため、
このようなnoteなどで理解に近づいていただけたらうれしいかな、
なんて期待するのです
摂食障害は精神科領域のお話
精神科の領域は、高齢者領域・障害者領域と同様に
「自分が体験したことのない経験をする人たち」を支援します
ために、支援者の『右脳』が欠かせない
クライエントの心境や状況を毎日『想像』し、
理解に努める専門性が求められます
神経性やせ症(拒食症)は
動物の本能である「食」を否定する疾患からなのでしょうか、
精神科でも治療できるDr.は本当に限られます
医療関係者にも関心持っていただけたら
元主治医の話もするはずです
医療関係者(とくにDr.)には、
元主治医のような医療者もいるということを、
知ってもらえる機会になれば嬉しいなと思っています
贔屓目は多分にあるでしょうけど、
やはり元主治医は思慮深く、人の理解に長けた人だと思います
精神科は薬を出すだけでは成り立たない業界ですから、
こういう人がいることを知ってもらえるのは
精神科領域の専門力UPになるとも考えます、僭越ながら
20年前の拒食症日記[身長156cm体重28kg]
このnoteのタイトルです
数字は、中の人の“最低記録”です笑
経緯はこれからのnoteをご覧ください
この数字を見て
「やっぱり私もそうならねばならない」
「私はまだまだ太い」
と、感じる人はこのブログから離れてください
あなたには別の対応が必要です
ハタチの一番楽しい時期に、恋もせず、
ただ痩せることのみに人生をささげた人間が、
その過程でどんなことを考え、
完治後の人生でどれだけ視野を広げたのか徒然にまとめていきます
長らくお楽しみいただけますと幸いです
蟹コウラ