推しが参加する「突発のコラボ配信」に思うこと。
数週間前、推しがSNSで「今日●●さんとコラボ配信することになったよ！●時からやるから是非来てねー！（意訳）」と発信していた。
コラボ配信の相手は元々推しと交流が多く、過去にもコラボで企画を行った経験のある配信者（ライバー）だ。
なので相手自体に何か思うところはなかった。
ただ、コラボ配信を突発でしようと思ったことに対して、個人的なモヤモヤ感があったので忘備録も兼ねてnoteに書いておく。
なお、多分に愚痴を含むので、その手の話が苦手な方はここで回れ右をおすすめする。
コラボをやるならせめて準備してほしい
結論から言わせてもらうと、
「私はコラボ自体を否定しないが、するなら準備してやってほしい」
ということだ。
私が考えるコラボ配信のいいところとして、「1人では出来ない企画が実施できる/見られる」点があると思っている。
例えばゲーム配信における「対戦」や「協力」がそうで、これらはコラボ配信でしか出来ない点で明確な差別化もできるし見ていて面白い。企画次第で面白さに差は出るだろうが、一定の面白さは担保されると言っていい。
ただ、これを実施するには事前準備（打ち合わせ等）が必須で、突発でやるにはハードルは高めだ（事前準備なしで可能なハイレベルな配信者もいるにはいる。が、正直稀だ）。
準備のないコラボは大体「雑談配信」になる
じゃあ事前準備はできない（してない）けどコラボやるかーってなった時、そのコラボはどうなるか？
そう、高確率で「雑談配信」になるのである。
一応釈明しておくと、複数人参加の雑談配信が嫌いという訳ではない。複数人で話すことで話題が途切れづらく、1名では出ないような話題が出て盛り上がれるといった予想外の面白さが生まれる場合もある。
ただ、「雑談配信」というくくりで見てしまうと
「それ、コラボじゃなくても良くない？」
と思ってしまうのだ。
「雑談配信」ならリスナーは推し単体の配信が見たい（はず）
言い方は悪いかもだが、基本リスナーは推しの配信は見たくても、よく知らない（普段見に行かない）配信者とのコラボ配信を特別見たいと思っている訳じゃない。
ただ、そこに推しがいるからコラボ配信に行くのだ。
しかし、推しがいるからと訪れた配信で展開されているのはいつもと変わらない「雑談配信」。しかも複数名で喋っているので、推しの話す時間は必然的に1名の配信より少ない。
これを見て「コラボ楽しいか？」と問われると、私は「はい！」とは言えないのだ。申し訳ないが。
繰り返すが、コラボが駄目とか雑談が嫌とかそういう話を言っている訳ではない。
要は「コラボという複数人でしかできない企画が可能な配信において、準備してないからといってなんとなーく雑談配信をやってもリスナーは基本喜ばないし、むしろ雑談配信になるなら推しだけの雑談配信の方が何倍も嬉しい」ということを言いたいのである。
最後に
私はこれまでの推し活において、様々な配信者（ライバー）を見てきた。
その中で突発コラボにも何度か遭遇したことはあるのだが、ほぼ例外なく内容は雑談配信な上、大体あまり面白くなかった。
推しの配信を見に来てるのに、”推し以外の誰か”が喋っている光景を見て楽しめるのか？私は少なくともNoである。だから突発コラボは好きではない。
一方で、事前準備が万全のコラボ配信は間違いなく面白い。
互いのリスナーに配信者同士の関係性が受け入れられるような工夫が随所に散りばめられており、どちらのリスナーも楽しめる配慮がなされている。
また、企画が飽きさせない作りになっているので、コラボによって推しの配信時間が減ったとしても、それを補って余りある面白い配信を見られるという点でも、マイナス要素を感じることがほぼない。
私が求めるコラボとはまさにこういったもので、配信者同士だけでなく、お互いのリスナーまで巻き込んで楽しめるコラボなのだ。
コラボの開催自体を咎めたり否定する気は毛頭ない。
ただ、思いつきや無企画で始める「雑談コラボ」ほど難易度が高いコラボはないのと、大抵リスナーを満足させられないということを、この場を借りて発信させてもらい、このnoteを締めたいと思う。