いちリスナーが思う、「推し辞めます!」宣言はしない方がいいという話。
「生涯この配信者(ライバー)を押し続けることを誓います!」
推し活を始めた当時、誰もが一度は考えることだろう。
ただ人間とは移ろいゆく生き物。時間の経過により推し活のモチベーションには変化が訪れる。
それに伴い、当初は「一生推す!」と決めたライバーであっても、推しを辞めてしまう事は起こり得る。これは誰が悪いということでなく、ライバーもリスナーも生活があり、その生活の変化に伴い発生する「不可避な」事態でもあるのだ。
それ自体は全く問題ないと思っている。
ただ、私がいちリスナーとして気になるのが「推し辞めます」宣言をするリスナーの存在だ。
個人的に、「推し辞めます」宣言をするリスナーに関してはしない方がいいと思っている。
そこで今回は、
・何故「推し辞めます」を宣言しない方がいいと思うのか
・リスナーは推しを辞める際にすべきと考える行動
について話していきたい。
なぜ「推し辞めます」宣言をしない方がいいのか
なぜ「推し辞めます」宣言をしない方がいいのか。
それは、推し辞めます宣言をしても、リスナーの希望が叶えられることは(基本)ないからだ。
「推し辞めます」宣言をするリスナーの心理
そもそも、何故リスナーは「推し辞めます」宣言をするのだろうか?
一概にこれが理由だ!と決めつける気はない。
ただ思い当たる要素として、
という心理が隠れているのは想像できる。
要は、推し辞めます宣言とは、推しに宣言を見てもらうことで、『何らかのアクション』をしてもらいたいと期待するが故の行動なのだ。
「推し辞めます」宣言をしても事態は好転しない
ただ、残念ながら推し辞めます宣言をしても、発信者(リスナー)が期待する成果が得られることはほぼないと言っていい。
何故か。大多数のライバーは”去っていくリスナー”を追いかけないからだ。
ライバーは、リスナーが移ろいゆく存在であることを理解し、活動の中でリスナーが入れ替わることも覚悟している。なので、仮に推しを辞める宣言をを見かけたとしても、「仕方ないな」と割り切ることができるのだ。
もちろん、特例がない訳ではない。ただそういった特例(模範的なリスナー)であればあるほど、推しを辞める宣言はせず、黙って推しを辞めてしまうことが大半だ。
そうなった場合は、逆にライバーが追いかける場合もあるだろう。ただ、少なくともライバーは『自分から推し辞めます宣言をするリスナー』を追いかけたりはしない。上記のリスナー心理は、ライバーもまた把握しているからだ。
言い方が悪いかもしれないが、ライバーは『構ってちゃんリスナー』に時間を使うくらいなら、それ以外の”模範的な”リスナーとの交流に時間を割きたいと考えるだろう。
なので、推し辞めます宣言をするリスナーの希望は原則叶えられないと言っていいのである。
推しを辞めたいなら黙って辞めるが吉
では、推しを辞めることになった際、リスナーはどのように振る舞えばいいのか。
私個人としては、推し辞めます宣言はせず、黙って推しを辞めるのがいいと思っている。
結局、上記の通り推し辞めます宣言は『推しに構ってほしい欲望』が隠れており、その欲望は見る人が見ればすぐ分かってしまう。
そしてその行為が好まれることはなく、加えてリスナーの希望が叶う確立は低い。
好まれない行為をして心象を悪くした上、自分の希望が叶えられることはほぼない…。そのような行動に何の得もないのは自明の理。
なので、推しを辞める時は黙って離れ、次の推しを探すなどの”新しい出会い”のために行動を起こすのが最善であると考えるのだ。
最後に
今回は「何故『推し辞めます』発言をしない方がいいのか」と、「リスナーは推しを辞める際にすべきと考える行動」について話してきた。
ここまで推し活辞めます宣言はしないほうがいい、と言ってきたが、私は言いたい気持ち『自体』は理解できることを付け加えておきたい。
かくいう私も、推し活を始めた当初に推していたライバーがいて、そのライバーの推し活を辞める際は、SNS上でお気持ちと一緒に辞める宣言をしてしまった(既に削除済み)。
当時は後悔していなかったが、推し活を続ける内に、辞めます宣言の浅ましさに気づくことができ、以降は推しを辞める際は黙って離れることができている。
もし今、推し活に悩んでいて、離れたい推しがいる人がいれば、是非この記事を見て「色々言いたいけど、そのエネルギーは次の推し探しに使うか!」という考えに至ってくれると嬉しい。