いちリスナーが考える、推しの配信に新規リスナーが来た際の常連の振る舞いについて。
可能な限り顔を出す推しの配信。
ありがたい事にある程度認知してもらえており、配信に行く度に楽しく会話させてもらっている。
そんな会話の最中、ふと新規リスナー(以下、新規)が枠内に訪れることがある。配信なので当然っちゃ当然なのだが、こういう時、常連リスナー(以下、常連)の行動は結構大事だったりする。
今回は、そんな新規が来た際の常連の振る舞いについて、いちリスナーの視点から話していく。
なお、あくまで『いちリスナーの』考えであることはお断りしておく。
本noteの内容が『正解』というつもりはないのであしからず。
新規リスナー来訪時の常連の振る舞い
私の考える新規が来た時の常連の振る舞い、それは
ことだ。
何故常連は会話を止める必要があるのか?
新規が来た場合、何故常連は会話を止める必要があるのか。
それは『新規を定着させたいから』に他ならない。
せっかく配信に来てくれた新規をむざむざ逃すライバーはいない。
あの手この手で配信へ定着してもらおうとする訳だが、新規を定着させる上で大事なのは、配信を「楽しかった!」と思ってもらえているかだ。
では「楽しかった!」と思ってもらうにはどうしたらいいか?
答えは一つではないだろう。
ただ私が考える最適解は、
『新規がライバーとコミュニケーションを取れた時』
だと思っている。
基本、リスナーはライバーとのコミュニケーションを求めており、それが満たせる枠を探して、色んな枠を巡る生き物だ。
そんな最中に訪れた配信で、ライバーと楽しく会話できたとする。楽しかったと感じることはあっても、つまらないと感じることはないはず。
楽しかったと感じてもらえれば、次の配信に足を運んでもらえる確率はグッと上がる。だからこそ、新規とライバーの会話を優先させるため、常連は『あえて』会話を止める必要があるのだ。
会話の停止はライバーを想ってこそ
新規との会話が弾むことで、喜ぶのは新規だけではない。
推し(ライバー)もまた喜ぶのだ。
全てのライバーにとって「より多くの人に配信に来てもらいたい」というのは共通した願いであって、新規の定着はその願いを叶えるものに他ならない。
だからこそ、大多数のライバーは新規が来た時は新規向けの案内や自己紹介をするし、一人でも多くの新規に次の配信にも来てもらえるよう、コミュニケーションを取ることに注力する。
そんな推しの努力は素知らぬ顔で、いつも通りコミュニケーションを取る常連がいたらどうなるだろうか。確かに常連とのコミュニケーションも大事だ。ただ、目の前にいる新規に向けた『あらたな常連』になってもらうための行動の方が、残酷だが大事なのだ。
常連であればあるほど、推しのさらなる発展を望み、そのために活動して上げる必要がある。本当に推しの幸福を願って推し活をしているのなら、新規が来た時の行動は気をつけるべきなのである。
会話を止めた後にできること
「会話を止める重要性は理解した。では、会話を止めた後、常連はただぼーっとしていればいいのだろうか。」
そう思う人もいるだろう。
否、決してそんなことはない。
配信プラットフォームによりけりだが、会話を止める(=ROMになる)状況になっても配信でプラスになる行動を取ることができるので、以下に記載する行動を取ることをおすすめしたい。
・スタ活(IRIAM)
新規と推しが会話に入った場合、常連はスタ活に切り替えるのが一番良いと思っている。
スタ活をすれば一定数に達するとコメント欄にその旨を表示させて「枠にいるよ」という無言のアピールになるし、何より応援ポイント・盛り上がりスコアの上昇に貢献できる。
スタ活は会話していなくても推しのためになれる行動なので、是非実施をおすすめしたい。
・定期文章の挿入(主にIRIAM)
新規が来た直後限定にはなるが、定期文章の投稿もよい行動だ。
定期文章を投稿すれば、新規がライバーの基本的な情報をすぐ確認できる。そうするとコメントの円滑化にも繋げることができ、結果として新規とライバーのコミュニケーションを促進することも可能になる。
定期文章はライバーによって用意している/していないがあるが、新規定着を狙うならあって困ることはない。用意されている文章があれば、積極的に投稿していくことをおすすめする。
・配信の共有(全プラットフォーム)
今現在行われている配信を、XをはじめとしたSNSで共有するのもよい。
既にやってるよ!という人もいるかもだが、私は結構忘れがちだったりするので、新規が来てくれた際に「あっ!」と思い出して共有することがある。
私と同じように共有忘れがちな人や、そもそも普段共有とかしない…という人は、会話を止めるこのタイミングで共有をしてみるのも良いんじゃないだろうか。
『会話を止める=完全無言になる』ではない
ここまでの内容を見て、
「新規が来た時は会話止めてコメントも反応しないようにしなきゃ」
と思った人も多いと思う。
正解だ。基本はそのスタンスでいい。
ただ、全くコメントしなくていい訳ではない。
新規とライバーの会話中であっても、常連に対して
「ね、●●(常連リスナーの名前)さん?」
と、いきなり話を振られる時があったりする。
その時は無視せず答えていい。
常連としてライバーとの繋がりをアピールするチャンスだし、新規/ライバー双方からの認知度も向上できる。
新規も常連が同意するなら間違いないな…と認識できるし一石二鳥。
難しいポイントだが、そつなく実施できれば素晴らしい。
最後に
今回は『推しの配信に新規リスナーが来た際の常連の振る舞いについて』と題して、常連リスナーとしての振る舞いについて話をしてきた。
新規も常連もいちリスナー。
そこに貴賤上下の差別は存在しない。
ただ、常連は長くいるからこそ、
「推しにとって何が一番求められるのか」
「推しが喜ぶ行為は何か」
の視点をもつことが大事。
そして、それができているからこそ常連になり得るとも思っている。
なので、新規が来た場合は普段と同じ振る舞いをするのでなく、一歩下がって物事を俯瞰的に見た上で、どのような振る舞いをすべきかを考え、実行することが大事なのだ。
推しの配信をより良くできるかは、ライバー自身だけでなく常連の腕にも掛かっている。それを意識した上での推し活をより多くの人が出来ることを願って、この記事を締めたいと思う。
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