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シンガポール駐在員生活②-エンタメ編

今回はシンガポール駐在員における休日の過ごし方、楽しみについて共有したい(小学生の子供を持つ家庭のケース)。
旅行者にとっては、マーライオン・マリーナベイサンズといった煌びやかなイメージが強いと思うが、当然ながらこちらに駐在・生活している日本人にとって、そうした観光地にはあまり立ち寄らない。
では、休日はどんなことを過ごしているのか。


シンガポールにおける一般的な楽しみ

私のような小さな子供を持つ家庭は、子供中心に週末の予定を立てる。
このため、シンガポール動物園(普通の動物園に加え、リバーサファリ、バードパーク、ナイトサファリといった複数の施設がある)やユニバーサルスタジオシンガポール(USS)等、大人も子供も楽しめる主要娯楽施設が先ずは無難な選択肢となる。年間パスがお得なため、赴任当初は入り浸ることになる。

ナイトサファリ等、シンガポール動物園の年パスはお勧め

次いで、大人にとっての魅力について。
オススメは、セントーサ島にあるビーチクラブにて日帰りリゾート気分を楽しむことも出来る(海には無数のタンカー・コンテナ船が停留している他、海の水は綺麗では無いが…)他、中心部の高層ビル最上階にあるルーフトップバーで、仕事の疲れを忘れることが出来る。

タクシー30分圏内の場所で、リゾート気分が味わえる

個人的なオススメは

ただ、個人的なシンガポールの最大の魅力。それは、タクシー数十分以内で大自然を味わえるところである。
中心部からそう離れていないマクリッチ貯水池公園は、野生のサル・猪が住んでおり、ジャングルにいるような感覚に陥る。一周15Kmなので週末の午前を使って一周すれば、一汗かいてリフレッシュ出来る。
また少し足を伸ばした(と言ってもタクシーで直ぐだが)スンゲイブロウ湿地保護区も同様に、珍しい野鳥や野生のワニと出会うことが出来る。

先日スンゲイブロウに行った際には、子供を丸飲みできるサイズの野生のワニ(以下)に遭遇。隣にいたおじさんも、このサイズは初めて見た、とのことで珍しいことのようだが、改めてシンガポールが大自然の中に位置することを実感した。

このサイズの野生ワニが隣にいるスリル・・

シンガポールに飽きてしまった人には

とはいえ、東京23区ほどのサイズしかないシンガポール。
こうした魅力も、何年も経つと大概行き尽くしてしまい、飽きてしまう。
ただ、そうした方々も心配無用。島内に楽しみがなくなると、海を渡れば魅力あるところは色々とある、
陸路でマレーシアの南端ジョホールバルに行けば、三井アウトレットモールやレゴランドがある他、フェリーで1−2時間乗れば、インドネシアに属するビンタン島・バタム島があり、プチ旅行気分を味合うことが出来る。

レゴランドに併設するレゴランドホテル。子供は大喜び

ただこの2年間は、国境を跨ぐ移動に制約があり、こうした近隣国に遊びに行けないことは非常に残念。。規制が緩和することを待ち望む日々である。

まとめ

総じて、未就学児・小学生あたりをターゲットとする娯楽施設は充実しており、更に数十分で日本では出来ない様々な経験を出来るのは魅力だと思う。

では何故、シンガポール在住者が飽きる・飽きるというのか。
個人的に、日本人にとっては四季の無いことが大きいと考えている。

今年の正月も、NHKで紅白歌合戦や年末特番を見ることでようやく正月気分になれたが、常夏のシンガポールにいると、変わり映えのない日々が続き、1年があっと言う間に経ってしまう。

何事も無いものねだりというところだろうが、嗚呼ぁ、2022年は帰国して温泉に入りたい。。笑

次回は、教育について書きます。

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