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シンガポール駐在によるアジア旅行先ランキング① ~ 陸のASEAN+α

さてNoteを書き始めた2年前はコロナ禍真っ盛りだったが、出入国解禁後、連休という連休はほぼ全て旅行に費やした(とはいえ、シンガポールの連休はせいぜい3連休が年数回だが…)

東南アジアのハブ/世界空港ランキング第一位のChangi空港を擁するシンガポールからだと、移動/フライト時間が短く、シンガポールは離着陸から1時間以内で自宅に着くため、3連休でも周辺諸国を旅行するには十分な時間の余裕がある。

今回は、当地在住の友人に会うたびにオススメの旅行先を聞き、我々家族が足で稼いだ旅行経験を惜しみなく共有したい(現在進行形で追加予定、ちなみにシンガポール人は日本が大好きで、その次と聞くと韓国・台湾と、冒険心に欠けるため、正直あまり参考にならない。。。)

金融マンらしく、①大人の満足度、②子供の満足度、③コスパ/タイパ(感覚的なもの)という三つの指標で定量化(評価とランキング)を試みたので皆さんの次の旅行計画に役立てて欲しい。今回は写真とコメントのみ、詳しい旅行スケジュールなどは別途余裕があれば詳しく書きたい。


①カンボジア(アンコールワット)🇰🇭

大人の満足度:☆☆☆☆ (2/8位)
子供の満足度:☆ (8/8位)
コスパ/タイパ:☆☆☆ (5/8位)

赴任当初から行きたかった一番行きたかったアンコールワット(学生時代に地雷を踏んだらサヨウナラを見ていたため)遺跡巡りとともに、旧フランス統治下で磨かれた同国食文化はローカルフード含めて美味しく、大人の満足度高し。一方、子供は暑い中かなり歩かせバテバテ、遺跡の違いにあまり興味無く。。特に次男(6歳)は最終日に体調不良となり、小さい子供がいる家庭には難しいかも。。
子供の満足度が足をひっぱり、総合評価では第6位といまひとつの結果となった。

まだ中国人観光客は戻ってきておらず、ゆったり見て回れた
ラピュタのような遺跡は自然の力強さとともに、
古の繁栄に思いを馳せることが出来る
子供もゲームの世界に迷い込んだようだと楽しそう
実は美味いカンボジア料理、総じてレベルが高かった

②スリランカ🇱🇰

大人の満足度:☆☆☆☆☆ (1/8位)
子供の満足度:☆☆☆ (5/8位)
コスパ/タイパ:☆☆☆ (3/8位)

スリランカ熱が高まったのは、ヘリタンスカンダラマと建築家ジェフリー・バワについて調べ出してから。スリランカは2019年以降、連続爆破テロ・外貨不足/デフォルトなど治安面の不安が大きく、家族旅行先として躊躇していたものの、2023年いよいよ我慢出来ず、滞在1週間に亘り車をチャーターすることで大丈夫と判断。子供は鉄道・サファリ、大人はジェフリーバワが設計したホテルを楽しめる(行きたい場所が多く、車での移動時間が長かったため、子供にとってはまたもや過酷な旅になってしまった。。

ホテル代は少々値が張ったものの、通貨安の国での観光はコスパも高く、総合評価は堂々の第2位に。おススメです!

有名なヘリタンスカンダラマ コロナ禍で運営母体が代わり若干残念なところも目につきました
バワの別荘「ルヌガンガ」 景観・建物、全てが写真映えする
高山鉄道は地元の乗客で混雑してましたが、皆フレンドリー景色も最高でした
2回のサファリで象やバッファロー等を見れた

③タイ(バンコク)🇹🇭

大人の満足度:☆☆☆ (5/8位)
子供の満足度:☆☆☆ (4/8位)
コスパ/タイパ:☆☆☆☆ (2/8位)

東南アジア随一の観光大国タイ、中でも駐在員天国と名高いバンコク。3日間と短期間の滞在だったが、世界有数のホテルや三大寺院・水上マーケット等の観光資源をさくっと楽しめ、タイパ/コスパ良し。ただ車の渋滞と空気の悪さは思っていた以上に酷く、駐在員にとっては頭の痛い問題だろうと思った。夜遅く開催されるムエタイ観戦は子供に刺激が強ぎるかもと、行程に入れるか悩んだものの、日本人選手の1RKO勝利に子供たちも大興奮。その後、ホテルでもムエタイ体験も含めて、子供たちにとって良い思い出となったため、総合評価は第3位。さすが観光大国というところだろう。

The Siamは高級ホテルだけに値も張ったが、リバークルーズやムエタイ体験等、滞在時間が非常に充実し満足度は高い
滞在中、ホテルのバーやレストランで駐在妻をたくさん見かけた(笑
本格的なムエタイ観戦 日本人選手Soma君(17歳)のKO勝利に子供も興奮
有名なメークローン鉄道 人が多すぎて徐行運転。。
三大寺院へのアクセスは、チャオプラヤー川からがオススメ

④その他番外編🇲🇲

番外編として、シンガポール駐在と言えば、良くも悪くも出張が多い。インド・ベトナム・ミャンマー等、年に数回嫌でも行くことになる。土日を挟めば、軽く市場調査も兼ねて、市内を見回るため観光的な側面も有り。

24/2月時点で外務省渡航情報レベル2(不要不急の渡航中止)に分類されるミャンマーは、国軍クーデター後デモも続く最中に訪問したため、市内には銃を構えた兵隊が装甲車で巡回する等、なかなか緊張感のあるものだった。ただ同国のシュエダゴン・パゴダは東南アジアでも屈指の荘厳な寺院で見応え有り(今は旅行しないように!)。同国の政治体制は改善が見通し難いものの、現地スタッフから聞いた心労は計り知れず、早く民主化/治安回復に向かうことを心より願っている。

黄金に輝く寺院 現地スタッフからお祈りの仕方を教えてもらう
夜になると更に神々しさが増す
海外旅行客が少なく、地元民向けの屋台が並ぶ

一位が気になる方は、海編も見ていってください。


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