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Vtuberというカルチャーの中で生まれた #音楽を止めるな2 という2回目の祭りの中で行っていたこと

1度目は2020年3月14日にVsingerのAZKiが巻き起こした
#音楽を止めるな
という配信でした。

コロナが猛威を振るう中行われたそれは、まだまだ規模の大きくないVtuberの中の音楽という一面を大きく輝かせた。

そして今回2度目の祭りが起こったところで少し関わる機会があったので、この祭りの間に私がなにをしてたのか記事に残してみることにします。

1.「音楽を止めるな2」とは

まず #音楽を止めるな2 ってなに?
というところから少し触れていこうと思います。

これはホロライブの音楽レーベル「イノナカミュージック」所属のVsinger AZKiチャンネルで配信された企画です。



内容は
「2020年11月20日18:00〜22日18:00の間、企画に賛同し集まったVtuber達のオリジナル曲MVを48時間流し続ける」
というもの。

至ってシンプルながら、250組以上のVTuberが参加し、楽曲数は750曲以上という驚くべき賑わいを見せました。

使用されたハッシュタグは
#音楽を止めるな2」「#音楽を止めるな2最終日
の2つで、主に発信はTwitterで行われました。

2-1.私はなにをしていたのか

ここからこの記事の本題
これだけの賑わいを見せた企画 #音楽を止めるな2 の中で私はなにをしていたのか?

答えはとても単純で
流れた曲の曲名・アーティストをスプレッドシートに書き残した
ただそれだけです。

なぜその必要があったのか?
それもまた簡単で、48時間もの間流れ続ける量のMVはすべてに曲名アーティスト名を入れていくには多大な労力が必要になるためです。

流れるMVはそれぞれが個々のチャンネルで公開された動画…
もちろんそれを見る人はそのチャンネルに置いてある動画を見ているわけなので普段なら曲名とアーティスト名は動画中に入れる必要がない。

しかしこの企画では大量のそれがランダムに流れる。
おかげで「これは何だ!?」というタイミングが発生する。

そんな時に見返せたら便利だよね。
それに、推しが「もう私の曲もう流れた?」という場面が必ずやってくる。
1回目の 音楽を止めるな でそれを見ていたから。

そして最後の決め手は、
同接は1万を越えてる。たぶん3人くらいはやっていると思うがアーカイブが残らないので、もし取り逃したら遡れない…!」
と単純に自分は誰かの保険になるような気持ちで編集を始めた。

2-2.その後どうしたのか

「たぶん3人くらいはやっている」と思っていた。

しかし蓋を開けたらシートに残している人は見当たらず、YouTubeへプレイリストとして作成されている方を2人見かけたくらいだった。

まさか保険として動いた自分が唯一で他に誰も居ないなんて思っても居なかった。
当日は朝から仕事して退勤したばかりの18時…
ここから48時間はさすがに保たない。
なんとなく直感で察していた、というか誰でもわかる。

とはいえ安易に開放すれば”どうなるか”なんてそれこそ察してしまう。

そんな時に見つけたのは「カウントダウンVTV 」などの活動をされている
バーチャルシンガーソングライター ろいさんの同時視聴配信

そこでシートの編集開放を薦められて「ここに居る方なら大丈夫だろう」と考え、編集を開放しました。
その後Twitterにもツイートを行い、共同編集者を集いました。

おそらく興味本位で見に来た方も含めおよそ30人くらいのアクセスが有ったのだと思う。
当初2時間くらいは何かが劇的に変わる事はあまり無かったが、誰かが楽曲リンクやTwitterリンクのURLを張ってくれ始め、僕が判別に手こずった所をサポートしてくれるようになった。

2-3.結果

その後33時間継続してシート作成を続けたところで2時間ほど気絶したように寝てしまっていた…。
その間は共同編集で入ってくださった名もわからない方々がシートを埋めてくれたおかげで途切れることなく進行が続いていた。よかった。

その間に流れるのを待っていた一曲が流れたのは悔しいような、なんとも言えない空虚な感覚があったが、その後意識を落とすことなくフィナーレを迎えました。

3.成果 「音楽を止めるな2」の中で行っていたこと

ここまで来て、ようやくこの記事で一番の目的を置いておきます。

これがこの記事「音楽を止めるな2」の中で行っていたこと

編集用の入り口は別であるけど、もう必要ないよね。

今回は多くの方がこれに関わってくれた…のかもしれないし、アクティブは常に30人くらいだった気もする。
わからない、完全に匿名だったから。

それでも面白そうだと覗きに来てくれた方に感謝🙏
特に海外のAZKiファン @WeebAgent さん。

やり取りは全部お互いに翻訳を挟んでいたけど、シート内の英訳はほとんど彼がやってくれたように見える。
Twitterでもやり取りをして、企画が終わった後も細かな修正を手伝ってくれた。

...誰かの記事で「今回は海外へのアピールも大きかった」と見た気がする。

まさにそれはこのシートの中でも起きていた。
匿名だから誰が書いてるかわからないのはもちろんだけど、きっと彼とのやり取りが群を抜いて多かった。

あと、彼には褒めちぎられた💦
思い返しても僕は別になにか大したことを成したわけじゃない。
寝ずにずっと起きて楽しい配信を見て、空いた手で曲名とアーティスト名を打ち込んでいただけ・・・

・・・ただ、ライブ映像特集パート
あれはマジでやばかった。
1本数時間のアーカイブから一曲を抜粋して来てるから、どこのどの動画から持ってきたのか探すのが本当に大変だった。
あのパートだけが手が空かず、共同編集の方にヘルプを出した💦

ぜひシートの「ライブ映像特集 ("Live" Songs)」の欄を見て欲しい❗❗
情報量が他と違いすぎるから❗❗

だからこそこれが誰かのためになったのならそれは良かったなと思う。

4.感想 次回・・・?

もちろんこうしてシート作りしてるのが全てではなく、
自分の推しのパートを待ち望んだり、宣伝したり、ランダムだからこそ見る全員が同じ目線になって楽しめるこの企画は楽しかった。

なかなか自宅では感じない非日常を感じる体験でした。

それにこの企画、実は2人で動いていたというのが何よりの衝撃❗❗

思えばストレスの無い配信だった。
「当たり前を当たり前に出来るからプロ」という言葉を聞いたことがある。
これは本当にこういうことなのだと思う。

こうして出来上がった「音楽を止めるな2」ですが、
次は春頃?らしいので「音楽を止めるな3」が来ることを楽しみにできるよう、日々を過ごして行きたいと思います。

5.番外:ろいさんの同時視聴配信 ※ネタバレ注意

僕がこの「音楽を止めるな2」の話をする上で、外せないもの。
ろいさんの同時視聴です!

この同時視聴は「自身の曲が流れきるまで耐久」という内容でした。
普段VTVを行ってる彼の枠には多くのVtuberが集い、私達リスナーと同じ目線で流れる曲に一喜一憂しながら同じ時間を過ごすとても居心地のいい場所でした。

結論から言うと、この耐久は「音楽を止めるな2」最後の5曲まで自身曲が流れきらないという事態が発生し、ずっっっと一緒に耐久してました。

そこにはもちろんドラマがあったりしました。
ろいさんの感想リンクも貼っておきます。

そして、ろいさんの他にもうひとり…今回の企画にもてあそばれたVの方がいました。
こちらは下のリンクから読んでみてください。

6.番外:私が思い浮かべていた人物

今回の企画の中で私がこのまとめを始める前に思い浮かべていた人物がいます。

それは「たぶん3人くらいはやっていると思うが」という所で、これを予想する原因となった人物であり、前回の功労者。

「ひかげつきみ」という人物をご存知だろうか。

彼は前回の「音楽を止めるな」で、誰もセットリストのまとめなど行っていなかった中、今回のようにセットリストを組み上げた人物です。

私が「音楽を止めるな2」があると聞いた時真っ先に思い浮かべた人物であり、今回も彼がまとめるだろうと思っていた。

だからこそ私は「自分は誰かの保険になるような気持ちで」と考えていたし、彼が途中からでも帰ってきたならば引き継いでもらおうとまで考えていた。

誰もどうなるかわからなかった初回にセットをまとめた彼の功績はそれだけ大きかった。
AZKiのファンネームにある”開拓”を行ったのは彼だから。

今回の「音楽を止めるな2」でこのまとめ役に回ったのはたまたま私だったけど、ここまで読んでくれた貴方には

前回ひかげつきみがセットリストのまとめを行っていたから今回の私のまとめがあった」

と覚えて帰って欲しい。


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