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PC買いたいけどパーツとかわからん!な方向けの簡単なまとめ

「PCの購入を検討しているけど、パーツとか何がどういうものなのかわからないから選べない!!」
という方向けに面倒な基礎知識などをかなり雑にまとめたので置いておきます。

基本情報

・今回はWINDOWSデスクトップPCに関してまとめます。
・現在2021/06/27時点の情報です。
・有線LAN接続を想します。無線の場合には別途用意が必要です。
・用途はオンラインゲームや簡単なVR、クリエイティブ向けに考えます。
・パーツには様々な会社のシリーズがありますが、今回はあまり触れません。

構成パーツと基本知識

OS

現在のWindows10にはHomeとProがあります。
Home

一般向け。基本的にこちらを選択して問題ない。
Pro
企業向けのセキュリティ面が強化されたもの。一般利用では使用機会は少ないのであえて選ぶ必要はない。

CPU

PCの脳。処理を司る部分でスペックの基礎を決定する部分

Intel社 Coreシリーズ

様々な場面で基準となるメジャーシリーズ。
i9、i7、i5が主で数字が上がるごとに性能が上がると考えていい。
i◯の後ろに世代番号が付く。(11900や10400Fなど)こちらも基本的に大きい数字になるほど良い。

AMD社 Ryzenシリーズ
ここ数年でシェアを伸ばしている注目のCPU。
性能が高く、Intelより安いというコスパの良さからこの一年でIntelを追い抜いたと話題になることも。
Ryzen9、Ryzen7、Ryzen5が主で数字が上がるごとに性能が上がると考えていい。
Ryzen◯の後ろに世代番号が付く。(5800や3600XTなど)こちらも基本的に大きい数字になるほど良い。

グラフィックボード

映像処理部分。ディスプレイを何枚使えるかはここのoutput数で決まる。値段が高い。

NVIDIA社 GeForceシリーズ
ゲーム作成時の基準となるシリーズ。
最新のRTXシリーズと、旧シリーズのGTXがある。
スペックはシリーズ(RTX、GTX) 型番(3060) 性能評価(Ti、SUPER、無記名)がある。
今回はこちらのRTXシリーズの中から選びます。

AMD社 Radeon シリーズ
映像再生能力が高く、24FPSや30FPSの動画を60FPSに補完する機能などがある。
基本的にはNVIDIA社の方がシェアが広いため、特に理由がなければあえてこちらを選ばなくてもいいかも。

メモリ

PCで処理を行う時の作業机のようなもの。

・販売会社はあまり気にしなくても良い。
・容量として32GB、16GB、8GBがメジャーで、全てで4スロット使える場合が多い。
・デュアルスロットと呼ばれるチップセット側の機能で処理能力が上がることから2枚挿して使う場合が多い(例:16GB (8GBx2枚))
・DDR4とDDR3と表記される規格があるが、互換性は無く4が新しい3が古いという認識でOK。
・規格の後ろに速度表示があり、これが大きいほど速いが人間に実感できる程ではないので無視で良い(DDR4-3200など)
・最低でも16GBを選びましょう。

チップセット(マザーボード)

基盤の部分。USBスロットやオーディオ端子の個数などが決まる部分。
・BTOでの購入の場合は変更出来ないので、あまり気にしなくても良い。
・オーバークロック耐性やWIFI搭載型など様々な差があるが上級者向け。

ストレージ

データ保存部分。
・SSDとHDDがある。SSDは速く小さい、HDDは遅く大きさがあり重いという認識でOK。
・SSDには「M.2」と「SATA」という接続方式がある。前者はカード状で小さく、マザーボードへ直接設置する。後者は箱状でケーブルを使用して接続する。
・BTOでは容量だけに注目していればよい。
・個人的に追加購入の際にはシーケンス速度が速いものにすると幸せになれる。

電源

PCに全体の電力を供給する部分。
・容量(750Wや650W)とゴールド認証やプラチナ認証(80PLUS GOLD対応)などの表記がある。
・認証はあくまでも効率を見ているものなので、安定性や信頼性を示すものではない点に注意。
・使用されてるパーツ部品などで信頼性が変わったりするのでそれを見て買ったりする、上級者向け。

ケース

PCの外箱。タワー
・「フルタワー」、「ミドルタワー」、「ミニタワー」、「Mini-ITXケース」などの呼び方がある。
・BTOでは選べないはずなので気にしなくてよい。
・でかいほうが配線が楽だったり、空調を調整できるので便利だが、重いし処分に困るので小さい方がいい(個人の感想)

番外

CPUファン

・主に空冷と水冷がある。
・性能の高いCPUを使う際にはそれに伴う発熱があるので、多くの場合はCPUとセットのリテールクーラーではなく別売りのものを推奨したい。
・水と風で性能差は実際そこまでなく、メンテナンス性を考えると僕は空冷で良いと考えている。

付属品

・DVDドライブはいらないです、外付けで用意しましょう。
・HDDの付属がある場合がありますが、現状大容量が欲しい場合を除いてSSDを推奨します。後付けも出来るので無理に選択しなくてもいいです。安いですし。
・キーボード、マウスは別売りの場合もあります。注意しましょう。

おまけ

構成の考え方

内容を決める要素として「CPU」と「グラフィックボード」を重視して考えます。

まずはCPU。

は2社双方混ぜて比較しながらスペック検討していきます。
シェアが多いIntel製品の方がAdobeなど大手ソフトの安定性があるとされていますが、AMDのRyzenも最適化が進んで居ますのでそこまで気にしなくても良いかもしれないです。
全体的にAMD-RyzenがIntelより少しだけスコアが良い傾向があります。
同社品でもi5がi9よりスペック上だったりする場合があるので要注意!!
___________
※横並びは同程度

性能が良い

 Ryzen 7 3700X Ryzen 5 5600X Core i7 11700
 Ryzen 5 5600
 Core i7 10700
 Core i5-11400 Ryzen 5 3600
 Ryzen 7 2700X
 Core i7 9700
 Core i5 10400

性能が悪い
___________

上記からコスパ重視なら「i5-11400、Ryzen 5 3600」の二つが選択肢として優秀です。(15万程度)
予算次第で更に上位の「Ryzen 7 3700X、Ryzen 5 5600X、Core i7 11700」あるいは更に上に切り替えるのが良さそうです。(20万程度)

続いてグラボ。

機能性や汎用性からNVIDIA社でのみ検討します。
オススメの最上位は「RTX 3060」です。単品7万円程度しますがコスパが良い商品です。これより上は10万以上の世界で、PC価格20万を越えて現状通常利用では性能を活かし切る場面がほぼ無いので検討に入れません。
可能であれば「RTX 3060」という部分を固定してCPUを考えると良いかなと思っています。
予算都合での時点は「RTX 2060」です。これ以下はシリーズが「GTX」になります。
予算カツカツのギリギリで攻める最低スペックは「GTX 1660 SUPER」です。

メモリ

推奨は16GBです。8GBは絶対にダメです。
ただし、メモリは有り余っても性能に影響はありませんので「16GBで足りないとなってから増設を考える」で問題ないと思いますので、32GBにする必要はありません。

その他

OS - Homeでいいです。たまたまProだったらラッキーくらいの感覚。
CPUクーラー - カスタマイズから強化ください。性能が低いと騒音が気になるかと思いますので必ずです!
CPUグリス - こちらは好みです。余裕があれば強化してみてください。
ストレージSSD - 1TBあれば安心ですが、500で問題ありません。
電源 - 650~750Wあれば問題ないと言われる場面が多いかと思います。無理に強化はしなくても大丈夫ですが、余裕があれば回路全体の安定性に繋がるので強化しても良いかも。

参照ページ

・PC工房
https://www.pc-koubou.jp/pc/game.php?pre=cmm_lga
・TSUKUMO
https://www.tsukumo.co.jp/bto/pc/
https://shop.tsukumo.co.jp/features/gger_netmodel/
・ドスパラ
https://www.dospara.co.jp/5gamepc/cts_gamepc_desktop


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