生きるを味わう(ドリーム講座1-10日め)
9月からドリーム講座(夢分析のようなもの)を受け始めた。
夢日記と講座内容についてのノートはとってあるから、ここに書くようなことはないと思っていたんだけど、ちょっとしたことがいろいろとあるので時々記録していくことにする。
ドリーム講座は、先生からレクチャーを受けるのが内容のメインだと思っていたんだけど、ちょっと面食らったことがある。
先生に、毎日「今日はどうですか」と聞かれるのだ。
夢についてもだけど、人生とか日常についても。
最初の数日は「特に普段と変わらないです」
夢も「なんの意味もない夢だと思います」と答えていた。
同じような答えを続けていて氣付く。
これ、よっぽどのことがない限り「特に普段と変わらない」って言い続けるパターンだよね?
先生が聞きたいのはそういうことじゃないよね?
それで思い出したのが、永平寺の宿泊体験に行ったときの「ご飯の食べ方」だ。
・ひとつひとつ味わう
・喋らない
・ひとつの料理が口に入っているときに次の料理に箸をつけない
簡単に言うとこんな。
これをやってみると、普段、いかに食べることを流してしまっているかに氣付く。
たぶん、これと同じことなのだ。
今日はどんな一日か。
ただ漫然と過ごしていると、味わうことなく流れていってしまう。
そうではなく、今日はどんな気付きがあったか。
前の日とどこが違うか。
同じなわけがないのだ。
きっと先生が「今日はどうですか」と聞くのは、
今を味わえということなんだろう。
いま、ここ、わたしを毎瞬感じること。
今日はどんな日だったか。
楽しい一日だった。としても、“昨日と同じ楽しさ”ではないものね。
そんなことに気づいて過ごしてみたら、
生きるって、ご飯食べてお皿洗って、服着て脱いで洗濯して、の繰り返し。
それがずーっと終わることがないのと同じように、嬉しかったり悲しかったり退屈だったり怒ったり笑ったりぼーっとしたりの繰り返しなのだなあ。
そこを流してしまうと、すべてが自動反応になってしまって、
自分がなくなってしまうのかもしれないな。