自分婚の記録5.花嫁役とガイド役
パラグライダーのタンデム体験を申し込んだのが、誕生日の3週間前。
3週間あれば、いろいろ準備できるし、万一嫌になったときのキャンセル(笑)も無理なくできるだろう。
たったこれだけの行動でも、一人でやるとなかなか進まないものだ。
思ったのは、細々とした情報収集や申込み手続き、スケジュール調整など、手伝ってくれる人がほしいってこと。
ひとりでやる自分婚にはガイドが必要
普通の結婚式だったら、新郎や親や、結婚式場のプランナーなどと一緒に計画して進めていくものだけど、自分婚って、基本ひとりなのね。
これっていう雛形がないし、迷ったら止まっちゃうこともありえる。
一緒にプログラムを作ってあれこれ手配してくれる人がいたら、ものすごく助かるし、主役はやりたいことをはっきりさせたら、あとは自分を整えることに専念したほうがいいんじゃないか。
わたしは花嫁役とガイド役の一人二役だったわけだけど、
このあと花嫁のわがままに振り回されることになる(笑)。
衣装をどうするか
自分婚バンジーを考えていた時、「ウエディングドレス姿でバンジー」というビジョンが頭をよぎっていたんだけど、さすがに無理だし恥ずかしすぎるので却下。
同じ理由で「ウエディングドレス姿でパラグライダー」も却下。
そもそも「汚れてもいい服装」と書かれているのだから。
「何着ていけばいい?」とブライズメイドのみなさんから聞かれて「普通でいいよ」と答えるのだが、花嫁&ブライズメイドらしくおしゃれしたい気もする。パラグライダーを飛ぶ丘の上で記念撮影はするつもりだけど、なんか普通すぎてつまらない。かといって丘の上で着替えるのもねぇ。。
と悩んでたら、花嫁が「前撮りしたい!」と言い出した。
「前撮りしよう! みんなでおしゃれしてこーゆー↓写真撮ろう!」
これが自分婚式5日前のこと。
なるほど。こーやって花嫁のわがままを叶えてあげるのがガイドさんの仕事なんだね。まぁ、この場合花嫁もガイドもわたしなんだけど(笑)
花嫁の空いてる日は、自分婚式前日しかないので、その日がだめならあきらめるということで。まずは写真スタジオの空きを確認。その後、いちばん忙しい佑ちゃんのスケジュールを確認する。
もうここから天の采配が続く。