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「好き」の正体って?恋愛感情をひもといてみる。

「好きって何なの?」
恋バナをしていると、一度は耳にしたことがありそうなこの言葉。皆さんの中には、好きの正体がわからなくてモヤモヤした経験をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。友だちに相談しても、その答えは十人十色。頭がこんがらがって、もう考えたくない!と投げ出したくなる、なんてことも。

そんな「好き」という気持ちの正体を、いくつかのパターンにわけて紐解いてみました!この記事が、みなさんが少しでも自分の気持ちを理解するための手助けになれば幸いです🌱

好きを知るための「6つ」のヒント

みなさんは「ラブスタイル類型論」を知っていますか?リー博士という方が「恋愛には大きくわけて6つの傾向がある!」と提唱した分類方法です。もちろん、すべてここに当てはまるわけではありませんし、性は分類できないくらいに複雑なもの。あくまで自分を知るひとつのきっかけとして活用してください。

1. 情愛(エロス)...外見のタイプを重視したい
2. 遊愛(ルダス)...駆け引きのような恋愛を楽しみたい
3. 友愛(ストーゲ)...友だちのような関係性をつくりたい
4. 狂愛(マニア)...相手のことを独り占めしたい
5. 利愛(プラグマ)...メリット・デメリットを重視したい
6. 神愛(アガペ)...とにかく相手に尽くしたい

それでは、ひとつずつ傾向をみていきましょう!

外見のタイプに惹かれる情愛(エロス)

外見や身体的特徴に惹かれるのが「情愛(エロス)」です。これまで自分が好きになった人を振り返ったときに「目が細い人」「背の高い人といった、外見的な共通点はありませんか?よく好きな男性や女性の妄想をしてしまう、という人も情愛に当てはまっているかもしれません。

好きってなんぞや

もしかすると「内面よりも見た目重視なんて…!」と、少し辛辣なことを言われた経験がある人もいるかもしれませんが、わたしはそれでいいと思うのです🕊むしろ、相手の外見を愛してあげられるってとても素敵なことじゃないですか?(わたしももっと褒められたい…)

実はガイネセクシュアル(女性の身体的特徴に惹かれる)、アンドロセクシュアル(男性の身体的特徴に惹かれる)と言うことも。こんなところにもセクシュアリティとして名前がついているなんて驚きです。

駆け引きのような遊愛を楽しみたい(ルダス)

恋愛ではゲームのような駆け引きを楽しみたい、と考えているのが遊愛(ルダス)です。いわゆるロマンチックだったり、ドラマチックな恋が好きという人はこの傾向が当てはまっているかもしれません。また、遊愛には「恋人とは距離をおいていたい」という特徴もあるみたいです。ちょっとこれ以上踏み込まれるのは…!と感じたことがある人も多いのではないでしょうか👀

好きってなんぞや – 1

もし今恋をしていたり、パートナーがいたりする方は、相手との距離の取り方を難しく感じているかもしれません。そんな時は、一度思い切って「恋愛とプライベートや仕事は完全に別にしたいんだ!」と伝えてみると、もしかするとこれまで以上にしっくりくる関係性が見つかるかもしれませんね☕️

友だちのような関係性を続けたい友愛(ストーゲ)

友だちの延長線上で恋愛したい、と考えている人は友愛(ストーゲ)に当てはまるかもしれません。この傾向に当てはまる人は、恋人という関係性を結ぶ前に、友だちとして相手のことを認識している時間が長い人が多いみたいです。恋人を「お互いをより高め合えるような存在でいてほしい」と考えるのも、友愛の特徴ですね。何だかライバルのような関係性で素敵です🥺

好きってなんぞや – 2

また、友だちと恋人の区別をつけるのが難しかったり、区別をつけられないと感じたりする「クォイロマンティック」というセクシュアリティもあります。動物、キャラクター、恋人…。みんな含めて「同じくらいかわいいんだ!」と、惹かれる対象に抱く感情の線引きが難しい人も、このセクシュアリティに当てはまるかも。

いかがだったでしょうか?

まとめ

自分に当てはまっている、という傾向はありましたか?自分の理解を深めて、よりよい関係性を築けるきっかけになれば素敵だなと思います🏃‍♀️

残り3つの狂愛(マニア)・利愛(プラグマ)・神愛(アガペ)については、次の記事で紹介していきますね〜!

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