近所の猫が忘れられない話
9/8 日記
二度寝 雨の音で起きた どうやら台風が来るみたい 眠る直前まで、気のおけない友人と電話をした記憶がぼんやりとある 彼女と電話すると絶対に寝落ちてしまう。 そんな朝、夜中に久しぶりに食べたポテトチップスが空いたままで湿気っていた 怠惰
起き抜けで台風クラブのレコードを聴いた
くださったファンの方ありがとうございます 火の玉ロックはもちろん、B面の曲が素晴らしくて泣きそうになったよ わたし
食べかけのお菓子を食べ尽くしてお昼、雨が止んだので夕飯の買い物と散歩をしようと思い外に出た お家を出たら焼きそばの匂いがしたので、食べたくなって、最寄りのスーパーで焼きそばの麺を買った。
家の近くに果物の直売所がいくつかあって、母に送ってと言われていたので頼んできた 直売所のおじさんは食べごろの時期に送るね、待っていてね〜と言ってくれてなんだか嬉しかった 自分用にもいくつか買った
帰り道、ネコに出会った。白黒のまだ小さな猫、 毛並みが綺麗だった
近づくとすり寄ってきてわたしの周りをずーっとウロウロしているのに、触ろうとすると警戒して逃げてしまう 自分に似ていた 自分かと思った。勝手に名前をつけたけど誰にも教えない、また逢えるといいな
サヨナラしてから猫のことを考えた 台風が心配になった 雨なんて降らなければいいとすごく思った 家族と暮らしてた時、台風は怖かったけど実家はカンガルーのお腹の袋の中みたいな、 シェルターの中にいるような気持ちで 平気だった。学校休みになるのラッキーって思ってた 不謹慎
それなのにひとりきりのわたしは今すごく台風に怯えている たぶん猫も怯えているはず 風が吹くたびにひとまわり縮こまっていた猫 おうちに連れて帰ってくればよかったかな でもあの猫はそんなことさせてくれないと思った なんとなく なんとなくです 全部なんとなくです
気を紛らわせるみたいに貪るように この前下北沢の古本屋で買ったグミ・チョコレート・パインを読んだら銀杏BOYZのぽあだむが聴きたくなって聴きました いい曲でした
それでもずっと脳裏から消えないなあネコ、なんだか落ち着かないままだけれど こんな日は キャンドルとお香を焚いてから寝ます あと果物を剥こう
台風の夜も心くらいはひとりじゃないのよと思いたくて noteをかきました あ、雨がまた降ってきた
みんなも気をつけてね
あったかくして寝てください
おやすみなさい
出雲にっき
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