わたしたちはお喋りが好きなのか 2020/07/22
2020/07/22
昔から口下手な方だと思っていた。頭の中では出来上がっていると思っても、言葉にするのが下手なのか、なかなか伝えられない。手短にわかりやすく喋るのが苦手だと分かってから、すごいね〜とか、いいね〜とか、簡単に言ってしまう節がある やだ〜 と思う
きのう、すずめ園ちゃんと会った。まだ2回目なのに、もう2回目だった 前書いた日記と立て続けにすずめちゃんの記事になってしまうけど(もっと書く頻度を上げましょうの気持ち)でも楽しかったので書いちゃう
わたしたちは急速に仲良くなっている 急速に仲良くなると自分にボロが出て、それが耐えられないのですぐ離れてしまうことがよくあった だからこそこんな経験は自分でも珍しくて、でもすずめちゃんとのうんめいの生命線はすごく長く長く伸びてる確信がある
きのうは行きたかった喫茶店に行き、未来の話をし、見たかった映画を一緒に見てもらった 喫茶店ではお店が閉まるのに気づかないくらいお喋りに没頭していた
クロックムッシュサンドのセットを食べるのに1時間半かかってた
山盛りのクレソンをもりもり食べてたら、窓の外を一匹のスズメが駆け巡っていた ピョコピョコ軽快なリズムで そのあとに猫が一匹、こちらを気にせずのんびり歩いてた すずめと猫がガラス越しにいること なんかわたしたちの写し鏡みたいだと心の中で思った
そのあとは映画「劇場」を観に行った 原作は又吉直樹、監督は行定勲、音楽は敬愛するサニーデイ・サービスの曽我部恵一さん。原作は未読だけど、良くないわけがない。観たいな〜と思ったときすずめちゃんの顔が浮かんだので、そんな軽い気持ちで観に行ったのだけれど、何というか、あまりにも良かった。
ここ最近で一番気持ちの揺れ動いた瞬間だった
書いてたら超~長くなったので、この映画についてはまた後日書こうと思う…(ちなみにAmazon prime でも配信されています)
主人公があのシーンで歩いてたとこだ、とか言いながら映画に出てきた渋谷の街を歩いて、一緒に電車に乗った 話し足りず、わたしのお家に二人で帰った 趣味や音楽嗜好の共通点や違うところを話したり、これからのことを企んだりした わーたのしい わたし、おともだちできました
朝起きてからはずっと「劇場」について感想を言い合った あの台詞はどんな意味だと思うか、あれは本当に恋愛なのかとか
わたしは松岡茉優演じるヒロインの沙希が放った「本当にいままでよく生きてこれたね」というセリフがたまらなく好きで、それを伝えたらすずめちゃんもわかってくれた うれしい 映画の感想を誰かとここまで深掘りしたことは人生で初めてくらいだったし、感想や内容を自分の言葉で喋ろうとしてた自分にびっくりした 読書感想文、一度も提出できたことないのに…
うんうんと聞いてくれて、自分が感じたことも伝えてくれるすずめちゃんだからこそ話せたのかもしれないなと思った
おかげで、お喋りが好きになったのかもしれない
うれしいね
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