自分軸って

久しぶりに大好きなドラマがtverで再放送してた。
「僕らは奇跡でできている」。主人公を高橋一生さんが演じている。
私にとってこのドラマは心を解きほぐしてくれる。答えが見つかるって感じではないけれど、ふと立ち止まって、わたしがわたしと会話するきっかけをくれる。久しぶりに見た今回もまた。

30代後半に10年振りにお子を産んだ私。
元々フリーでお仕事をしていたので、こどもの成長に合わせて仕事の時間を調整してやってきた。
ライフスタイルの主軸はこども。
だから何年もそんな風にしてきたことで、自分のことがよく分からなくなってきていた。自分の気持ち、やりたいこと。大きなことでなく、ささいな日常の中のことがよく分からなくなってる。何がしたい？何が食べたい？どこ行きたい？
たまには出てくるけど、そんな時も、まぁ今日じゃなくていっか、今じゃなくていっかってなって、さらに感覚が曇る。
後悔してるとかネガティブな感じでは無いけど、子どもが少し大きくなってきて、ふと、あれ？わたしどうしたいんだっけ？って思いだしていた。
あわせて、今までの人生も、早くに子どもを産んで4人の子育てをしてきたから、もう20数年こんな生き方だった。結局今回だけじゃなく、ずっとそんな感じで生きてきたんだって気づく。
そしてそんなことも気づかなかった。
だから今に始まったことでもなく、逆に自分の気持ちに寄り添える時がようやく来たのかもしれない。
とはいえ末っ子はまだ手はかかるから今すぐどうこうなるわけでもないから、まぁそのうちにと思っていた。

そんな時に「僕らは奇跡でできている」がヒーローのようにやってきた。(って感じた)
今だよ って言われてる気がした。

さっきネガティブな感情では無いって書いたけど、やっぱりネガティブなとこもある。
自分が選択してきて今があるけれど、今こうなってるのは今の状況のせいって思ってしまう･･･いや思いたかった。楽でしょ。そう思い込ませようとしている自分に気づいてしまった。
人の事だとそんなことすぐ分かるけど、自分のこととなると気づかないふりしちゃうよね。

気づく気になったからには、まずはそこから抜け出そう。わたしを不幸にするその世界から抜け出そうって思わせてくれたかずきくん、ありがとう！

すでにわたしの手元に来てくれてるツール、新しくやってきてくれたツールも使って、わたしの思考を方向転換して。

まずはこの状況のせいでって思っていたところから、この状況でよかったことを挙げてみることにしよう。