Umagoya

旅と本と映画、韓国の大衆音楽が好き。 韓日翻訳修行中。 読書記録は『本が好き!』サイト…

Umagoya

旅と本と映画、韓国の大衆音楽が好き。 韓日翻訳修行中。 読書記録は『本が好き!』サイトにもあげています。

記事一覧

今日から4年3ヶ月ぶりの韓国🇰🇷です。

Umagoya
6か月前

【本】『食べごしらえおままごと』石牟礼道子

 石牟礼道子さんの『食べごしらえおままごと』は、四季折々の食べごしらえを通して、家族や周りの人々のエピソード、季節の行事、生活の知恵、そしてふるさとの風景がいき…

Umagoya
7か月前
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【本】『言の葉の森-日本の恋の歌 』チョン・スユン(吉川凪訳)

序文にこんなくだりがある。 本当にその通りだと思う。 自分にとって心地よい言葉。 それは人それぞれだと思うが私にとってはまさにそれが韓国の言葉である。 この言葉に…

Umagoya
7か月前
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【映画】梟 フクロウ

韓国映画 “梟 フクロウ(原題:올빼미) <あらすじ> 暗闇の中の緊迫感。 フクロウの意味するところは? 盲目の鍼師を演じたリュ・ジュンヨルの演技にドキドキしました。 …

Umagoya
7か月前
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【本】『げんじものがたり』いしいしんじ

 友人が「京言葉で聴く源氏物語」の会に毎月参加していることから 京ことばの源氏物語に興味を持って探していたところ講談社文庫から この『げんじものがたり』いしいしん…

Umagoya
7か月前

【本】『サランヘヨ~韓国に恋をして』 黛まどか

 先日図書館で偶然に手にした本です。 恥ずかしながら、俳句には疎くて黛まどかという人を知らなかったので、タイトルと表紙を見てタレント本なのかと思ったが開いてみま…

Umagoya
7か月前
9

【本】『ハングルへの旅』茨木のり子

 今や韓流ドラマやkpopの影響で韓国語を学ぶ人口は増えている。 冬ソナに始まった第一次韓流ブームには中高年の学習者が多かったが、BTSの人気以来は特に若い世代の学習人…

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7か月前
9

【初】初めてましてnote

初めまして、Umagoyaです。 勤め人、普通の暮らしをする50代。 本と映画が好き。 料理とチクチクが好き。 韓国の俳優と歌手に魅せられて20年… 韓国語とハングル、韓国の歌…

Umagoya
7か月前
6

登録したまま放置していたnote。
書評と映画記録、そして…
色々始めてみようかな?

Umagoya
7か月前
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今日から4年3ヶ月ぶりの韓国🇰🇷です。

【本】『食べごしらえおままごと』石牟礼道子

【本】『食べごしらえおままごと』石牟礼道子

 石牟礼道子さんの『食べごしらえおままごと』は、四季折々の食べごしらえを通して、家族や周りの人々のエピソード、季節の行事、生活の知恵、そしてふるさとの風景がいきいきと伝わってくる。

 田舎暮らしの中で、小さな石牟礼さんが大人たちに混じっておままごとをするように、食べごしらえを手伝う姿が可愛らしく、またそれをおおらかに見まもる周囲の人々の姿が微笑ましい。
季節ごとの食べ物、素朴な昔ながらの作り方、

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【本】『言の葉の森-日本の恋の歌 』チョン・スユン(吉川凪訳)

【本】『言の葉の森-日本の恋の歌 』チョン・スユン(吉川凪訳)

序文にこんなくだりがある。

本当にその通りだと思う。
自分にとって心地よい言葉。
それは人それぞれだと思うが私にとってはまさにそれが韓国の言葉である。
この言葉に導かれて色々な美しいもの心地よいものを沢山見聞きして体験してきた。

そんな韓国の言葉で日本古来の歌、和歌が私のもとに訪れた。
和歌の再発見である。

この作品では万葉集や古今和歌集などから日本の和歌を代表する歌人たちの作品を翻訳家であ

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【映画】梟 フクロウ

【映画】梟 フクロウ

韓国映画
“梟 フクロウ(原題:올빼미)

<あらすじ>

暗闇の中の緊迫感。
フクロウの意味するところは?

盲目の鍼師を演じたリュ・ジュンヨルの演技にドキドキしました。
彼の映画での代表作になりました。
そして、いつもはきっと笑わせてくれるユ・ヘジンが珍しく猜疑心や恐怖に心を病んでしまって息子さえ信じられない狂気の王という役を演じました。
この二人の対峙がすごかった。

この映画と同じ時代の話

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【本】『げんじものがたり』いしいしんじ

【本】『げんじものがたり』いしいしんじ

 友人が「京言葉で聴く源氏物語」の会に毎月参加していることから
京ことばの源氏物語に興味を持って探していたところ講談社文庫から
この『げんじものがたり』いしいしんじ著を見つけました。

 〜平安の都で生まれた源氏物語は、もともと「京ことば」で著されたはず。
紫式部の声と息遣いで訳す源氏物語「桐壺」から「葵」まで〜 というコンセプトで訳されています。

 いまの「京ことば」で語るとこんなふうに

 

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【本】『サランヘヨ~韓国に恋をして』 黛まどか

【本】『サランヘヨ~韓国に恋をして』 黛まどか

 先日図書館で偶然に手にした本です。
恥ずかしながら、俳句には疎くて黛まどかという人を知らなかったので、タイトルと表紙を見てタレント本なのかと思ったが開いてみました。
黛まどかさんは俳人。その内容はパラパラ見ただけでも興味津々、面白そうだと思って借りて来ました。

 この「サランヘヨ 韓国に恋をして」は、黛まどかさんが読売新聞の連載で
2001年8月から2002年10月末までの約1年2ヶ月に釜山か

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【本】『ハングルへの旅』茨木のり子

【本】『ハングルへの旅』茨木のり子

 今や韓流ドラマやkpopの影響で韓国語を学ぶ人口は増えている。
冬ソナに始まった第一次韓流ブームには中高年の学習者が多かったが、BTSの人気以来は特に若い世代の学習人口が増え
今や人気の語学となった韓国語。

詩人、茨木のり子さんが書かれたエッセイ『ハングルへの旅』は1986年に出版された本であるから、なんと今年で38年も前である。
この時に茨木さんは10年ほど韓国語を学ばれていたそうなので約5

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【初】初めてましてnote

【初】初めてましてnote

初めまして、Umagoyaです。
勤め人、普通の暮らしをする50代。
本と映画が好き。
料理とチクチクが好き。
韓国の俳優と歌手に魅せられて20年…
韓国語とハングル、韓国の歌が常にそばにあります。

今まで自作HP、ブログ、Twitter、Facebook、Instagramと色々とやってきましたが今回、この場所で読書や映画の記録、好きな韓国の詩や歌の歌詞を紹介していこうと思いました。
興味を持

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登録したまま放置していたnote。
書評と映画記録、そして…
色々始めてみようかな?