風蘭の花
私は両親に愛されずに育った。
私の両親は私のしたいことではなくて両親が勝手に色々なことを私にやらせた。
例えば両親が将来いい職業につけれるようにと小学校の頃から塾に通われされ中学受験なんてものをやらされた。私はその時プレッシャーでいっぱいになり上手く手が動かせず結果は不合格となった。そのことに両親は大激怒
「なんでこんなこともできないのよ!」
「このままだと将来お前は大変なことになるぞ!」
なんて言われた。誰も励ましてくれなかった。
そのまま私は公立の中学校に通うことになったが、相変わらず私の両親は偏差値の高い高校に行かせられるよう塾や問題集などをさせられた。
実はこの時新たな家族が出来た
妹の鈴(すず)である。名前の由来は鈴蘭から来たみたいだそうだ。鈴蘭の花言葉は純粋、純潔、謙虚など。鈴はよく大きなものとかに隠れて親が私のことを怒鳴ってるのを怖がりながら見てたりしている。ちなみに私の名前は風蘭(ふうら)花言葉の1つにため息がある。私は両親に対するストレスで時々学校で倒れたりすることがある。そのことを両親が知るとものすごく怒鳴ってくる。どうしたらいいんだろうか。そんな日々が過ぎ高校生になった。両親の希望の高校になんとか合格出来たばいいけど、相変わらず親との関係は良くない。友達はたくさん出来るけど、親とだけは仲良くなれなかった。
そんなある日友達が私に見せてくれたのがあった。それが私にとって大きな出来事だった。
私の母は音大卒業で音楽に詳しく、父は営業マンで日々仕事に励んでいるが父も音大卒業で2人が付き合うきっかけになったのもどちらも音大出身ということだかららしい。だから私も音楽が好きなのも両親の影響かもしれない。
ある日図書室で本を探していると毒親について書かれた本があり気になって読んでいると私の両親は毒親になるということが書かれていた。私はその本を読み決心した。
私は家を出ることにした。友達に許可を取って一緒に住むことにした。こんな親と一緒にいたくない。私がそのことを両親に伝えると
「なんてことを言い出すんだ!」
「そうよ!他の人に迷惑をかけるようなことをしないで頂戴!」
と反対した。しかし
「もう貴方達と一緒に暮らしていくのが嫌になりました。友達にはちゃんと許可を取ってるので大丈夫です。それでは」
こうして私は家を出て行った。
友達が私に見せてきたのは母親とのメールだった。私の友達である明里(あかり)は私の相談内容を親に連絡してたのだ。
おかげで私は家を出ることが出来た
そして今は明里と一緒に色々な事にチャレンジしている。きっとこれからも明里と一緒なら大丈夫だと思う