緊急事態宣言22日目-もう出勤ワークに耐えられない体になってしまったかもしれない(2020/4/30)
AM5:00
始発電車に乗る。
始発は少し遅い電車よりも混んでいる、という知見を得たのは先日のこと。
しかし2本目の電車は悪い冗談かパニックムービーの1シーンのように空いている。
今日は一両まるまま豪華貸し切りの旅だった。
因みに今日のファッション()はこんな感じ。
・海迷彩ハット
・海迷彩リュック
(やっと青系浅草氏コスに辿り着けた)
(浅草氏についてはバックナンバーをご覧ください)
(本当に『映像研に手を出すな』は最高of最高なので兎に角見て)
・メガネ
・マスク
・ゲーム・オブ・スローンズTシャツ
(できる小男こと「王の手」、ティリオン・ラニスターの名言入り。
"Everything is better with some wine in the belly"
いかにも彼の台詞だし、勿論諸手を挙げて賛同する)
・ジーンズ
・アバクロパーカー
・ポーランドの作家さんから買ったDoctor Whoペイントのコンバース
ただのギークだが、過疎化しまくっている交通機関、そして職場では誰も気づくまい。
いやそうでなくても気づいてもらえない可能性は大だが。
そもそも私だと気づいてもらえない可能性も大だ。
AM6:00
職場。
先週咲き始めていたつつじは満開になっていた。
ケヤキ並木も眩しいばかりの若葉で覆われている。
こんな景色を独り占めにするなんて随分贅沢なものだな、と思う。
AM6:15
今日も机には書類が山積み。
さあ元気に仕事を始めよう。
AM6:30
盛大にお腹を壊す。
いやマジで。
慌てて薬を投入するも、下腹部はシクシクと痛みを訴えてくる。
おまけに胃痛と吐き気までセットできやがった。
お前はそんなに職場が嫌なのか。
嫌だよな、うん。
AM8:30
体調不良だろうがなんだろうが仕事は山積みなので、脂汗をかきつつひとつひとつ丁寧に…かは分からないが、まあそれなりにこなす。
この時間になってやっとこさ上の人達が出勤なさってきたので、ぎりぎりまで頑張りはしますが、申し訳ないけれど体調によっては早退させてください、と頭を下げる。
そこはまあ快く承諾頂いたのだが(まあこの時節柄そうだろう)、果たしてこの仕事量で本当に早退などできるのだろうか。
AM9:30
てんてこ舞い、かつぽんぺで虫の息の私のところに同僚氏がやってくる。
「あのう、今お弁当の注文ってやっていただけないんですか…?」
うっせい今の私の状態見ろ、ワンオペやワンオペ、昼飯なんざ自分で食べやがりあそばせ、という言葉をぐっと飲み込んで
「…しますよ?」
と答える。
目下のところ、私のセクションはサービス業に他ならない。
AM10:30
郵便出し、郵便受け。
誰だい、この忙しい時に巨大な荷物頼んだの。
エレベーターを使うのも怖いので、息苦しいマスクの下でぜえぜえはあはあ言いつつ運び上げる。
PM12:00
やっとお昼。
今日のお弁当はたけのこご飯だ。嬉しや。
「…あの」
うん。なんでしょう?
「僕のお弁当は…?」
「うわああああああ注文忘れていたあああああごめんなさいいいいいい」
申し訳ない。
けれど、セクションワンオペで弁当の注文とか本当に普通に無理でした。
不器用な女ですから。
(高倉健顔で)
つーかもうやめようよ、お弁当注文システム。
申し訳ないやら苛立ちやらで大きな口でぱっくりたけのこご飯を食べたら、治りかけていたと思っていたあくち(口角炎)がこれまたぱっくり口を開けた。いででで。
そういえば、足の裏というまた嫌な場所にできた湿疹も、いつもはすぐに治るのにしつこく居座って拡大の傾向を見せている。
全体的な免疫が低下しているのは年のせいか、それともメンタルのせいか。
とりあえず、ネットで口角炎に効く薬を検索する。
自然治癒には頼れそうにもない。
PM1:00
午後の記憶はあまりない。
昨年度の最終締め日ゆえ、さっぱりわからない予算のさっぱりわからない処理が今日までですよ、とかさっぱりわからない事象への返答が今日までですよ、とかいう電話がわんさかと入り、プチ、いやグランパニックに陥る。
全て初耳のことばかりで頭を抱え、右往左往するも尋ねたい人たちはみなテレワークだ。
上層部よ、お前たちは情報共有を旨としてきたのではないのか。
PM3:45
結局定時(早出)で退勤。
早退など、無理オブ無理な夢物語だった。
陽がさんさんと降り注ぐ緑いっぱい(しかない)キャンパスを歩き帰途につく。
ああ、無駄に新緑が眩しい。
そしてお腹が痛い。
PM5:30
帰宅。
腹痛は雲散霧消していた。
小学生か。
小学生なのかおのれは。
PM6:30
夕ご飯。
肉じゃがと青梗菜のホタテあんかけ、イワシ煮付け半尾。
酒飲みなのでご飯は食べない。
その後おつまみとして大根おろしを用意する。
煮干しをトッピングして牡蠣醤油を垂らすのがマイブームだ。
(お洒落に言ってみたつもり)
いつものように準備すべく煮干しを手にしたとき、ふと思いついたのでスターゲイジーパイ風にしてみることにした。
皆様はイギリスが誇る料理、スターゲイジーパイをご存知だろうか。
説明が面倒なので以下wikipediaの記述、そして画像を貼る。
"スターゲイジー・パイ(英語: Stargazy pie)は、ピルチャード(大型のサーディン)を卵やジャガイモとともにパイ生地に包んで焼いたイギリス・コーンウォールの名物料理である。スターリー・ゲイジー・パイ(starrey gazey pie)などと表記されることもある。
スターゲイジー・パイにはいくつかのバリエーションが存在し、パイ生地から魚の頭部や尾部が突き出しているのが主な特徴である。魚が頭部を突き出して星空を見上げているように見えることから料理名が名づけられた。"
イギリスのメシマズを語るには欠かせない料理である。
しかしこれ、イギリスだけではなくスウェーデンやオランダなどでも作られているそうなので、彼の国だけにゲテモノの咎をおっ被せるのは公平ではない。
味であるが、まっとうに作れば美味しいらしい。
(そりゃそうだ)
という訳で作ってみましたスターゲイジーおろし。
いやあ、iphone11proはボケがいいですね。
とかいう話ではなく、本家を鑑みるとなかなかの出来なのではなかろうか
(自画自賛)
因みにこの後食べる前に速攻崩しました。
食べにくいったらない。
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