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依頼されて大量のおはぎを作ることになった

昔、祖母が作るおはぎが大好きだった
甘さもくどくなくいくらでも食べていたおはぎ

月日は流れ、自分で小豆を炊いてぜんざいにしたり、お赤飯にするのが好きだった

ある時、友達から同居しているお義母様と一緒におはぎ作るから来ない?とお誘いを受けた
あんこは作ったことはあったけど、おはぎはなかった
晒しもしくは木綿の布巾で包むのよと教えてくださった
こんなに簡単ならもっと早く作ってみれば良かったと思った

最近、地域コミュニティの場にてもち米頂いたから活用法ない?と問われた
おはぎとかおこわとかどう? と提案した
すぐに日程が決まり、お家で少しばかり作ってみた

美味しい
あぁ、これだ

祖母が作ってくれたおはぎには及ばないけれど、甘さを控えめに作ったおはぎはいくらでも食べられる

地域コミュニティではオーソドックスなおはぎときなこおはぎを作ることになった

小豆を大量に買い、鍋で煮る
小豆の良い香りが部屋中に行き渡る
幸せだなー

その場にいる他の方々もみんな幸せそう

前日に試作を作るからと言われ、お仕事終わりに寄るともち米3合炊いていた
いや、1合で十分だったよーと言ったけど、時すでに遅し

その場にいるみんなでせっせと作り、試作とは名ばかりで50個近くも作った

栗の渋皮煮もトッピングにすることになったけど、おはぎに乗せると不細工
しかも一緒に食べてもあんこ、きなこが勝って栗の存在感ゼロ
最終的に渋皮煮を潰してペーストにし栗餡にすることになった

こんな贅沢絶対できない
せっかく作った渋皮煮を潰すだなんてありえない
もちろん最高に美味しい

結局両日合わせて170個近く作ったんじゃないかなと思う

お手伝いしてくださった方々には感謝しかない
私、おはぎ屋さんできるんじゃない? って思わせてくれてありがとう

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