「花束みたいな恋をした」をまだ語りたい人たちへ
劇場で見たあの日から、もう3年以上経つようです。
(↑と、記載したまま下書きに眠っていた記事です。現在公開から4年経過しております。)
今でもこの映画への未練がタラタラで、自宅でも繰り返し見ておりますが、見る度に脳内がザワつく日もあれば、完全にBGMとして流しているだけの日もあります。
そんな存在、「花束みたいな恋をした」です。
主人公2人がサブカルカップルなので、痛いな〜分かるな〜って思うシーンがたくさんあるんですよね。
今回はもう文脈とか表現とか特に気にせず、とにかく語りたい所、好きな所を綴ります。
■ジャックパーセル
まず好きなのが、コンバースのスニーカーがオールスターじゃなくてジャックパーセルな所。
この、「ちょっと人とは違うんだぞ、多数派に属さないんだぞ」みたいな感覚、分かりますか。
もう完全にそっち側なんですよねコレ。
「2人の世界」を上手く描いてるな〜って。
映画館でゾワゾワしました。
■魔女の宅急便
ココね…。もうビシビシ刺さったシーンです。
本作、恋愛の話なので、"そういう視点"で「自分と重ねちゃって〜」みたいな感想たくさん読んだんですが、私はもう痛々しいサブカルトークの方が自分と重なってしまった派です。
実写版 魔女の宅急便、私も当時めちゃくちゃ小馬鹿にしていたタイプです。(※ごめんなさい)
で!で!語りたいのはここからなんだけど!!!
実写版 魔女の宅急便でフッ(笑)てなったシーンの後ですよ!!
居酒屋にて、麦くんが同じ大学の女の子と偶然会って、そっちの席に参加してしまい、絹ちゃん不機嫌になり帰ろうとするんですね。
あれ完全に魔女の宅急便のワンシーンのオマージュで興奮しました。
キキと2人で話してたトンボが他の女の子に呼ばれちゃうシーンです。
この興奮を誰とも語れず3年も経ったなんて…。
(※4年経ちました (2025年現在) )
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■絹ちゃんパパ、ワンオク事件
私はもうあれは事件だと思ってます。
身に覚えがありすぎます。(※被害者として)
カラオケできのこ帝国歌ってる人がワンオクのライブ行きますかね!!?!(まあいるか)
上手く言葉にできないですが、本当にあのシーン良かったです。(本当に言葉にできてない)
うわぁ…ってなる感覚を作り出すのが上手すぎます。
全体を通して語りたいシーンを挙げたらほぼ全シーンになるのでピンポイントで挙げてみましたが。
それから、絹ちゃんの心情の自分語り、あれ無意識に私もやってしまうんですよね。
「まだ上書きしないで。
まだ昨日の夜の余韻の中にいたいんだよ。
こういうときに聴ける音楽があればいいのに。」
ココね。。。
ありますよねそういう時。
ちょっと痛いのは分かってます。
なんなら私の書いてるこの文章も痛いですからね。
ちょっと痛いけど、心の声でものすごく語ってしまう。
あれは映画だから、分かりやすく演出するため、
とも思いますが、あれは実際の絹ちゃんの心の声なんです。絹ちゃんはそういう子なんです。(確信)
本当に何もまとまらない記事になりました。
何も気にせず自分の心のうちをつらつらと文字に起こすのって気持ちいいですよね。
誰かの共感になれますように。
終わり。