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ニーア・リィンカネ

胎盤と一緒に、
それ以前の自分を体外に出しては
生まれ直しを繰り返してるうちに、
自分のことがわからなくなっていくことを、
お医者さんがみて、双極性障害と
決めたのかもしれない。
自分もよくわからないし、
先生もわからない。そうなんだって結局。
誰にもわからない。

わからないから人生面白い。
なんていえるようなものでは
断じてない。と断言しながら
日々押し寄せる家事という名の、
「誰かのやり残し」を無に返す作業を、
一生懸命こなしていると
嬉しい知らせが舞い込んできた。

私の大好きなゲーム
「NieR Automata」に続く
ニーアシリーズ最新作の
「NieR Reincarnation」の
クローズドβテストに当選した。
※リィンカーネーションの綴りはてきとう。
後で直す!!

まさか!と喜び、
2年前に購入して残金0のキレイな
Huawei P20 Androidスマホでテストに参加。

普通に生きていたら満足してた性能のスマホが…
火を吹くように熱くなり、カクカク…。
でもどうだろう…。
どんなユーザーでもできるように
まんべんなくなんて加減しない。
今できるベストを尽くされた、
なめらかなグラフィック。

私の画面ではカクカクだけど、
わかる、これは9月発売の
iPhone12に変えれば解決するやつ…!わはは

整いすぎず、並びすぎず、同時すぎずの
キャラの動きに遊びがあるのに、
カチッと吸着するような整わせ方、
自動で動くカメラワークは
まるでプレイヤーの意識と
リンクしているように
アップとルーズを繰り返す。自然に。
空白の使い方も気持ちが良い。
キャラの囲いの四角なんて、
余白がセクシーすぎる。

色あせた…ではなくて、
彩度を落として色数を減らし
強調をさせること。
光の使い方、意識と動きの連動
それに加えた心地よいサウンド…。
響く低音は脳をマッサージされる如しである…。

ゲームが好きでも疲れ切った大人は
ゲームやりたいけど、そんな元気がないんだよねぇ…
思ってると思うんだ…(私はそう)

操作して感覚で反応して、
受け手になり、出し手になり
インプット、アウトプット…
呼吸するようにインタラクティブを味わい
深いリラクゼーションと
甘い興奮の繰り返しを味わえる。
そんなニーアシリーズの最新作でした。

据え置きでの次回作を
期待してしまった自分がいたけれど
スマホで全然良かった。

技術は作り手の使いようだと
このシリーズには毎度感じてしまう。

私の心のクリエイティビティは
日々の重力という闇に
吸い込まれがちだけれど、
ふっと…
私に出入りしてる呼吸のように、
出し入れしていく準備を
そろそろしても、いいのかもしれない。

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