【院長インタビュー】名古屋市北区の小児科:こばやしこどもクリニックの診療への考え方
名古屋市北区にある小児科クリニック:こばやしこどもクリニック。
このクリニックの院長の小児科医、小林先生にインタビューをしました。
こばやしこどもクリニックで行われる診療について、考え方や方針などを小林院長から直接お話を伺います。
診療でまず心がけていることはありますか?
やはり最近の流れでもありますが、抗生物質を使わないことですね。
特にウイルス感染症では使わないようにしています。
自然治癒能力を高めて、免疫力をつけることにつながります。
診察室の様子
どのような患者さんが多いのでしょうか?
風邪の患者さんが多いですね。
その他だと湿疹の患者さんが意外と多いです。
湿疹の中でも、乳児湿疹やアトピー、虫刺されがあります。
当院では、湿疹は、なるべく早くきれいにすることを特に心がけています。
最近では、湿疹の肌荒れのある部分から、アレルギーの原因物質が入ってしまうという考え方があります。
なので、湿疹はなるべく早く治す方針です。
消化管から入るアレルギーの原因物質よりも、皮膚から入る方がよくないという考え方になっています。
患者さんと接する上で心がけていることはありますか?
やはり患者さんの顔をよくみて診察をすることですね。
表情を観察して、そこから読み取っていくことを意識しています。
とくに当院では、電子カルテなどを導入していないので、患者さんと対話がしやすいという面はあるかと思います。
顔から読み取れるものは非常に多いです。
特にお母さんの表情から読み取れるよことが多いです。
信頼関係が構築できているのかなどが表情からわかります。
それを分かった上でアドバイスをしないといけないと思っています。
また子供が家庭の中でどんな立場なのかと言った患者の背景も考えていきながら、診察をしています。
診療・診断を行う上で心がけていることは何でしょうか?
なるべく多くの可能性を考えて、決めつけないように診療をします。
一つの症状からでも、多くの可能性があるので、その可能性を一回だけで判断せず、経過をみながら、重大な疾患が潜んでいないのかやより精度の高い診断を下せるように心がけています。
そして手に負えない時は、適切な医療機関に紹介状を書きます。
主な連携先は、西部医療センターや名古屋医療センターです。
(著:村上嘉一)
こばやしこどもクリニックについて
ホームページ:https://kobayashi-child-clinic.com/
院長:小林 正紀
場所:〒462-0053 名古屋市北区光音寺町2丁目13
(地下鉄 庄内通駅より徒歩17分)
(市バス 又穂住宅東(名駅13,栄11系統)徒歩4分)
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