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日常を思い出すために旅に出よう【出雲国旅行記⑤】



▼お待たせしました出雲ひとり旅のぶらり旅、第5段ついに最終回です!


前回の記事はこちらです。





▼2泊3日旅行の最終日
のんびりと波乱が入り混じる慌ただしい(?)2日目を終え、胸いっぱいの高揚感で眠った私の翌朝は、油断の寝坊で始まりました。

9時に起きて、ホテルの朝食締切が9:25(たしか)、なんとしても朝ごはんにしじみのお味噌汁納めをしたかった私はダッシュで着替えてカフェテリアにかけこみます!

平日ど真ん中の朝食締切10分前に駆け込む人は私くらいでしたが、あたかも"この時間で予定してます"の表情をして朝ごはん。
無事にしじみのお味噌汁納めができて、幸せでした。
ありがとう島根、ありがとう宍道湖、美味しかったよしじみのお味噌汁!




▼チェックアウト

ちゃっかりお味噌汁二杯おかわりして、朝食を終えた私はハッと思い出します。
チェックアウト……10時では?
現在は9:40
あと20分くらいで支度して出ないといけませんね?!

頭の中で流れ出す24(海外ドラマ)のメロディ。笑

と一瞬焦るものの、人って本当に追われる時って変に冷静になるもので、その冷静さでいくつものピンチを切り抜けたり切り抜けられなかったりしてきたのが私です。

今回はしじみのお味噌汁効果もあって頭が回転してたので誰にも迷惑をかけることなくチェックアウトできましたよ(ドヤるコトではないです)
ありがとうジャックバウアー!!

3日間お邪魔したお部屋はこんな感じでした。
綺麗で静かで快適でした!
実は、記事のタイトル画像にしていたのはこの部屋から撮った夕日です

お部屋からの夕日




▼チェックアウトから向かう先は…

出雲市駅には、空港直通のリムジンバスがあります。
12時過ぎの羽田行きに乗りたい場合、11時ごろのリムジンバスが設定されていて、バスに乗れば時間ぴったりに飛行機に乗れるようになっている神システムがあります。
ホテルから出れば、目の前のバス停から飛行機の中まで一連のルートが決まってる!!
一人旅にも計画が苦手な方の旅行にも、負担が減るので、ハードルがさがって行きやすいのかなあ、と思いました。


…と言うことで、リムジンバスまでの1時間、出雲市駅周辺を散策しましょう!
最終日も、観光っぽいことしたいですもんね!

バス乗り場と出雲市駅!目の前は快晴!

散策の候補として、前日の雪まみれの中、帰る途中に気になるカフェと神社を見つけていました。
最終日はそちらに散歩がてら向かうことにします。



▼八雲神社

出雲市駅から出雲市役所方面へずんずん歩いていくと、途中に高瀬川という川が横切っています。
その手前、すこし奥まったところに須佐之男命(すさのおのみこと)をまつる八雲神社がありました。

歩いていると八雲神社の入り口に繋がるところが路地の間からのぞいていて、なんだかとっても引き寄せられるように思うのです。


家の間から覗く八雲小路のむこうに神社があります


(前日の帰り道は真っ暗だったので、見送りました。夜に神社にいくのはよくないと言われたこともあってあまり近づかないようにしてます。)

八岐大蛇を倒した、武神のような須佐之男命。

博物館で学んだイメージからとてもガタイが良くて強い神様なのかなと思いますが、神社自体はこじんまり。狛犬の代わりに、龍のような狛龍がいます。

八雲神社の由来は、八岐大蛇を倒した後に須佐之男命が詠まれた和歌

八雲たつ出雲八重垣つまごみに 八重垣作るその八重垣を

に由来するそうです。

しかもこの和歌、日本最古の和歌だと古事記に登場するそうで、

え、和歌、最古の!?スサノオノミコトが詠んだ?!と後日この記事を書くために調べてびっくりしている私です。

繋がるもんですねえ過去と今。呼ばれた理由もなんとなく今なら分かるような。笑
(短歌を詠むのが好きで、詠みたくてひとり旅に行ったのも理由の一つだったのです。)

でもそこまで知らない参拝中の私は、ふらふらっと3日間の旅の感謝を伝えて終えました。

祀られたスサノオノミコトさんも、お社の向こうでずっこけてたでしょうね。
下調べが甘かったけどそれもご愛嬌で(笑)

狛犬ではなく狛龍?のいる八雲神社


▼オトナキチコーヒー

そこから川の向こう側、すぐのところにカフェがあります。

なんと、オトナしか入れませんという大人向けカフェ。カフェとしても作業スペースとしても活用されている空間で、雰囲気は表参道にあってもおかしくないくらいオシャレ!

ここの片固めプリンがとても美味しそうだったので、次回は時間をとって食べたいなと思いつつ、時間も迫るのでコーヒーをテイクアウトして駅に戻ります。

ゆっくり過ごしたいオトナキチコーヒー



歩いてる人は少ないけれど、歩く人のために作られた道が広くて長くて大きくて、こんな道で散歩できて幸せだなあと思いながら歩きます。


リムジンバスにも無事に乗り、出雲空港のチェックインも済ませ、あとは帰るだけ。
お昼の便で、お昼ご飯が無かったので最後にこちらを購入しました。
最後まで地元感満載で、美味しかったです!

ありがとう島根!ありがとう出雲!またきます!

テレビで見たことある!コーヒーバラパン



▼最後に

のんびりしたい、なおかつ見たことのない景色が見たい!と思いながら勢いで決めた出雲ひとり旅。
こんな感じであっという間に終わってしまいましたが、私自身の自信を取り戻したような気がした旅になりました。


毎日仕事に向かえることや、その時の楽しいことや新しい知識をつけたり趣味に没頭することが出来る日々あるのは尊いことだ、というのを忘れて日常を生きていたなと思うわけです。

旅・非日常ってそういうことを思い出させてくれるスパイスになりますよね。


私、どんな環境でも大丈夫じゃない?
どんなことも楽しめる人なんじゃない?
と改めて認識できたのがとても大きかったです。
半分くらいしか観光してなくて残りの半分はジタバタしてただけなんですけれどね。笑


環境の変化を恐れる人は多いと思うけど、そういう人こそのんびりゆるりとできる、行ったことのない場所に行くと、自信や当たり前の大切さを思い出せるのではないかなと思います。
そんな方には出雲はとてもおすすめですよ!



とっても楽しかったので、またぜひ島根・出雲に行きたいし、ほかの県にも行きたいし、
47都道府県、制覇しようと思います!!笑

ここまでお読みいただきありがとうございました♡

おすすめの旅行場所あったらぜひぜひ教えてくださいね!!

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