優待廃止銘柄の短期トレード 手法を考えてみた
はじめに
2025年、本当にはじまってしまいましたね。
昨年は、株主優待に関して、新たに新設されたもの、廃止されたもの色々ありました。
昨年の12月、衝撃だったのは、
2695 くら寿司
の優待廃止😭
一時、Xのトレンドになるなど、中々のインパクトでした。
そんな中、
「アレ? 優待廃止された銘柄って、
こういう短期トレードをしたら儲かるんじゃね?」
と、ふと思ったので、検証してみることにしました。
それではレッツゴ!
1.優待廃止銘柄の短期トレード手法
まず、私が考えたトレード手法です。
優待廃止が発表された銘柄について、
翌日 始値で売り ⇒ 翌々日 大引けで決済
です。
そう考えた根拠を書いていきます。
まず、株価が動く要因としては、ものすごくたくさんの変数があります。
・地合いがどうなのか?
・各種指標はどうなのか?
・優待が廃止されると同時に、配当金を増やしたりするのか?
・優待自体の価値(優待利回り)はどの程度なのか? etc..
銘柄ごとに千差万別!
こんな単純な手法で、毎回勝つことは出来ないでしょう。
ただし、トータルで、なんらかの優位性が見えてこないかなと?
で、なぜ
翌日 始値で売り ⇒ 翌々日 大引けで決済
かと言うと、
多くの銘柄では、その日の引け後に優待廃止などの発表が行われると思います。
SNS上では、すぐに話題になりますね。
PTSでも反応があります。
当然、翌日に売る個人投資家が続出。
株価はガクンと下がります。
すると、普段積極的にIR情報を取りにいかない個人投資家が、
持ち株が暴落していることに気づきます。
そこで初めて、優待廃止を知った個人投資家が出てくるわけです。
その個人投資家が、翌日に株を売り、さらに株価が下がります。
ということで、
1.優待廃止の翌日に売る個人投資家がいて下落
2.暴落を見て、その翌日に売る個人投資家がいて下落
という、2日連続の下げとなるシナリオです。
ね、天才的な発想でしょう。😆😆
では、早速検証結果を見て行きましょう。
あ、続きも全部無料です。
無料という時点でお察しを。。😂😂
2.検証結果
今回は、2024年1月12日に優待廃止が発表された
5942 日本フイルコン から、
12月11日に発表のあった
2695 くら寿司
までの 47銘柄について、調べてみました。
それぞれ発表のあった、翌営業日の始値と、翌々営業日の終値を調べて、
空売りしたら損益がどうなっていたかを検証しました。
優待廃止があった銘柄は、その他の条件は考えず、思考停止で翌日寄り付きで空売りをブチかまします。😆
では、結果です。
因みに、翌日に張り付きストップ安・ストップ高となった銘柄は、トレードを行わないことにしました。
トレードを行った銘柄の損益率の平均を出したら、
ちょうど ±0.0% となりました!
何てこったい!!😵😵
1年間、全部トレードをしたら、損益はほぼ0です。
ざ、残念。。
買いの手法ならともかく、空売りなので、
余計な手数料がかかったり、
そもそも空売りできなかったりするかもですね。
そうするともう、たぶん損益はマイナス!!
因みに、翌日に張り付きストップ安となった銘柄は 2つ。
張り付きストップ高となった銘柄は、7つ でした。
ど、どういうこっちゃねん。。
今回は、本当に単純な統計を取っただけです。
各銘柄の細かい事情は調べていません。
中には、優待はやめるけど、配当金を増やしますよという銘柄もあったのかもですね。
あるいは、TOB??
続きはどなたか調べてみてください。😅
3.考察 ⇒ 締め
トレードの手法はシンプルであるほどいいと考えているのですが、さすがにシンプル過ぎましたね。
今回の手法、くら寿司の値動きを見て、思いついたのですが、
もっと個別に分析すると使えるかもしれませんね。
くら寿司は、優待利回りが比較的低く、PERも高いですね。
こういう銘柄に絞れば有効かも!?
今回の記事、あわよくば有料にしようと思って検証作業を頑張ったのですが、残念な結果になっちゃいました。😆
くっそ~~~ (心の声が漏れまくり🤣🤣)
でも、調べること自体、おもしろかったですし、
検証何てこんなものですよ。
まあ、この内容では、私は有料記事にはできないですが、なかなか興味深い記事ではなかったでしょうか!?(自画自賛??😂)
いくつか、有料の記事もあります。(有料記事は、もっとすごい!?)
それぞれ自信作ですので、よかったら、ご検討をくださいね。
ということで、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
感謝😌