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旅の記憶

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出不精でめったに行かないけど旅先で撮ったスナップ。
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#カメラのたのしみ方

鶏足寺の紅葉 みたさんと撮り歩きました

鶏足寺の紅葉 みたさんと撮り歩きました

 前回の記事の続きです。

 さて、鶏足寺一番の撮影ポイントとなる石段を後にしたみたさんと私が向かったのは、少し南に隣接する石道寺(しゃくどうじ)。このお寺のご本尊は平安末期作と伝えられる十一面観音像。国指定の重要文化財です。

 実は私が鶏足寺の紅葉を撮影するときは、いつもこちらの石道寺の駐車場から山に入っていました。こちらからの方が鶏足寺までの距離が近いのもありますが、何と言ってもこのお寺の周

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鶏足寺の紅葉 みたまさおみさん登場

鶏足寺の紅葉 みたまさおみさん登場

 note上でコメントのやり取りなどして、仲良くさせていただいているみたまさおみさん。長野にお住まいで、畑を作り、山を歩き、そしてサイクリングで旅をする人。
 その生き方のスタンスがいいなあといつも記事を読んで思っていたのですが、その彼が関西でのオフ会に参加するために、長野から北陸経由でビワイチ&アワイチをしつつ神戸まで旅をされるという。もちろん自転車で。(^^)

 それなら会わない手はないって

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コンチキチンが聞こえる 祇園祭 町会所

コンチキチンが聞こえる 祇園祭 町会所

 祇園祭は昨日前祭の山鉾巡行が行われましたが、鶏鉾の車輪のトラブルに熱中症と大変だったようですね。(^^;)

 で、こちらは相変わらず宵宵山の続きです。

 祇園祭のすごさは何か?いろいろすごいところはあるんだろうけど、私はこの祭が1000年余りにわたって脈々と続いていることだと思うのです。祇園祭の山鉾を継承する山鉾町の町会所では、保存会の方々が中心となって伝統を大切に次世代に伝える努力をなさっ

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コンチキチンが聞こえる 祇園祭 宵宵山

コンチキチンが聞こえる 祇園祭 宵宵山

 昔は毎年のように撮影に出かけていた京都の祇園祭。
 昨年は久しぶりに山鉾巡行を見物に出かけたのですが、今年は京都に住む友人たちに宵宵山に誘われまして、昼間っからテントの中で飲んだくれる計画です。あはは。(^^;)

 さて、祇園祭には「山」と「鉾」の2種類の山車がありまして、これらを総称して「山鉾」と呼びます。

 先ず、山は鉾に比べて小ぶりでして、屋根のない舞台に真松や御神体人形などを飾り、舁

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飛行機の窓

飛行機の窓

 今回の札幌への行き返りは中部国際空港セントレアと新千歳空港を使っての空の旅。
 私はこれまで幾度となく飛行機に乗っていますが、子どものころから高いところとジェットコースターが苦手なもんで、何度乗ってもおしりがムズムズするんですよね。特に離陸と着陸の瞬間がいけません。www

 で、行きの飛行機に乗り込んだ時の話。
 私がボーディングパスを確認しながら窓際の席に座ったとたんに、CA(キャビンアテン

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新千歳空港でスローシャッター遊びしてみました

新千歳空港でスローシャッター遊びしてみました

 いつもびわ湖でやっているスローシャッター遊びを大勢の人が歩いてる人込みや車の走る町中でやるとどうなるか?実は長時間やると動いているものはほぼ全て消えます。びわ湖で動いてる波が消えるのと同じです。(^^)

 というわけで、今回は乗降客でごった返す新千歳空港でスローシャッター遊びをしてみました。ただし、いつものスローシャッター専用機 HUAWEI Mate 20 Proと三脚は持って来ませんでした

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吹雪の小樽港へ行ってみたら演歌だった

吹雪の小樽港へ行ってみたら演歌だった

 前回の続きです。

 この日の小樽は雪が降ったりやんだりの空模様でした。

 そんな中をテクテクと小樽港まで歩いてみました。もし波があったら、いつもびわ湖でやっているスローシャッター遊びをしてみたかったんですよ。

 で、港に着くころには雪がすんごいことに。(^^)

 これはもう紛れもなく演歌の世界ですねえ。日本海、雪、港、海鳥、たれこめる雲、そして酒。www
 山川豊さんの「函館本線」とか鶴

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雪の小樽芸術村 西洋美術館

雪の小樽芸術村 西洋美術館

 前回の続きです。

 小樽運河の写真を撮り歩いていたら、何やらたくさんの外国人が団体でおられました。インバウンドでやって来た中国人観光客ですね。彼らは声が大きくて元気がよくて、なぜかみんなサングラスをかけているのですぐにわかります。

 彼らがワイワイと写真を撮っているすぐ横に西洋美術館がありました。
 こちらは旧浪華倉庫を活用した小樽芸術村4館目の美術館。2022年にオープンしたようです。

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雪の小樽運河を撮ってきました

雪の小樽運河を撮ってきました

 一昨日まで滞在していた札幌では、所用の合間に小樽へちょいと足を延ばして行ってきました。
 これまで北海道は何度か訪れたことがある私ですが、何故か小樽には行く機会がなかったので、今回はぜひ行ってみようと思っていたんですよね。

 さて小樽といえば何と言っても運河。ホントは夜にライトアップされているところを撮りたかったのですが、そうも言ってられません。取り敢えず駅から雪の中を歩いて運河へ向かいました

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続 長浜盆梅展に行ってきました

続 長浜盆梅展に行ってきました

 前回の記事の続きです。

 さて、今年の長浜盆梅展は、昨年に続いて米原市在住の切り絵作家・早川鉄兵氏の切り絵とのコラボレーションとなっています。

 切り絵作家の早川鉄兵氏は石川県金沢市生まれ。現在は滋賀県の伊吹山の麓を拠点に活動されています。その作風は単なる切り絵作品にとどまらず、インスタレーションやライトアップなど、新しい切り絵表現の可能性を常に模索しておられます。

おまけ
 盆梅展を堪能

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長浜盆梅展に行ってきました

長浜盆梅展に行ってきました

 地元にいると近所の名所旧跡や観光地にはなかなか足が向かないものですが、自宅の庭の紅梅に触発されて、久しぶりに長浜盆梅展を観に行ってきました。www

 今年で73回目となる長浜盆梅展は昭和27年(1952)から開催されている歴史・規模ともに日本一の盆梅展で、全国から毎年大変たくさんの方が訪れられます。

 また、長浜盆梅展の会場である慶雲館は、明治天皇・昭憲皇太后の行幸啓のために建てられた長浜の

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続 旅の記憶 Challenge to change

続 旅の記憶 Challenge to change

  前回の記事で、昔の旅先でのハプニングを思い出して書きましたら「いいぞもっとやれー!」というお声をいただきましたので、もう少し続編を書くことにします。(^^)

 では、早速リクエストにお応えしてハプニングこそが旅のスパイスの実例を書いてみましょう。

ダッカの国際空港の待合室でトランジット中の出来事です。夜中に自動小銃を持った警備員がやってきて、私に銃口を向けながら「ヘイ、ブラザー。あんたのパ

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旅の記憶 Challenge to change

旅の記憶 Challenge to change

 この季節になると、ネット上の広告やチラシなどで

「【卒業旅行】思い出作りの旅!」
などという旅行企画が目に付きますよね。人それぞれだからどうでもいいのですが、こういうのを見ると私は「思い出作りの旅?思い出は結果的に残るもんやで。わざわざ作リに行くもんとちゃうやろ?」と思わず突っ込みたくなるのです。あ、そんなこと思ってるのは私だけ?(^^;)

 私は若い頃からいろんなところへバックパック担いで

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