神の島・青島神社@宮崎
今回は宮崎の青島神社です。
みなさんがご存知の宮崎の青島にある神社です。
初めて訪れたときは、青島に神社があるなんって想像もしませんでした。
同様に、湘南の江ノ島に行った時にも同じこと感じたのを思い出しました。
観光スポットである青島や江ノ島なので、風光明媚で華々しい場所だと勝手に思っていましたが、実は神宿る島だったことに衝撃を受けました。
実は、鬼の洗濯岩が島の周囲を囲んでいるため、子供の頃は鬼の島だと思っていました。(笑
しかし、燦々と輝く太陽のもと白い砂浜と青々とした木々、脇を固める洗濯岩と青い海、とても美しい島を訪れると心躍ります。
神の島に来た感じが、めちゃめちゃあります。
Waooooooo〜
宮崎市街地から国道220号を日南方面へ 約25分程度車を進め青島駅前周辺で車を駐車させて、青島参道商店街を通って弥生橋を渡って青島へ!
この橋を渡ることで、身を清められているような気がします。
さあ、上陸!
青島に着くと目の前に、大きな青島神社と書かれた碑がありました。
鳥居
白い砂浜を踏みしめながら、右手に鬼の洗濯岩、正面に鳥居が見えます。
青い空に朱色の鳥居が映えます。
狛犬
鳥居を抜け、少しばかり歩くと狛犬が参拝者を待ち受けていました。
参道
南国を感じる参道です。
参道に入ると独特の雰囲気がありました。
どちらかというと、沖縄的な南国の雰囲気が漂います。
手水舎
神門
神門の扁額には、鴨就宮(かもつくみや)と書かれてあります。
青島は昔、鴨就島と呼ばれていたのだそうです。
青島の周りの海には鴨がたくさん浮かんで羽を休めていたことに由来しているそうです。
本殿
コンパクトな境内ですが、とても神聖な佇まいです。
写真に撮ることはできませんでしたが、外削ぎ、かつお木が5本の本殿でした。
拝殿の両脇には、海積神社と石神社の社があり、すごく絵になります。
海積神社(わだつみじんじゃ)
御祭神名
豊玉彦命(とよたまひこのみこと)
少彦名命(すくなひこなのみこと)
石神社(いそじんじゃ)
御祭神名
彦火瓊瓊杵命(ひこほのににぎのみこと)
木花咲屋姫命(このはなさくやひめのみこと)
磐長姫命(いわながひめのみこと)
御成道、産霊紙縒所、投瓮所、元宮
社殿に向かって右側には門あり、奥へと続く通路があります。
ここから産霊紙縒所(むすびこよりしょ) 、投瓮所(とうかしょ)へと向かう御成道(おなりみち)です。
明治41年10月31日、大正天皇が皇太子の時、西国御巡行の際に整備されたのが、「御成道」です。
さらに、60m奥には、元宮が鎮座しています。
産霊紙縒所(むすびこよりしょ)
古来日本では、万物の始まりは結びの力から生じるとされ、心を寄せる相手を思いながら神社の神木などに紙縒を結ぶ風習があります。
ピンクは良縁・夫婦円満、紫は心身健全、緑は生業成就、黄色は商売繁盛、白はその他の心願成就。一番人気は、縁結びのピンクです。
投瓮所(とうかしょ)
平瓮(ひらか)とは、古くから吉凶を占う神事に用いられた薄い土器のお皿のことです。
天の平瓮(または天の真貝)を一枚手に持って、磐境所の前で二礼します。
天の平瓮に小声で願いを込め、磐境に向かって投げます。
平瓮が磐境に入れば心願成就、割れれば開運厄除だそうです。
主祭神
・天津日高彦火火出見命(ひこほほでみのみこと) 山幸彦
・豊玉姫命
・塩筒大神
御由緒
青島神社は彦火火出見命が海積宮からご還幸された御宮居の跡といたしまして「彦火火出見命・豊玉姫命・塩筒大神」の三神をおまつりいたしております。
奉祀の年代は、明らかではございませんが、平安朝の国司巡視記「日向土産」の中に「嵯峨天皇の御宇奉崇青島大明神」と記されてあって(約千二百年前)、文亀(室町時代・約五百年前)以降は、藩主伊東家の崇敬厚く、
社殿の改築、境内の保全に力を尽くし、明治以後は御祭神の御威霊を仰ぎ熱帯植物繁茂する。
国内絶無の霊域をたずねる人々いよいよ多く、縁結・安産・航海・交通安全の神として、御神威は益々輝き今日に至っている。
※青島神社HPより引用
御朱印
絵馬・願かけびな
参道の脇に、山幸彦と豊玉姫の埴輪がありました。
やはり埴輪ってところが南国らしくて良いですね。
天の御柱巡り
参道を入るとすぐ右手に縁結びのハートのオブジェがありました。
インスタ映えしています。
「天の御柱巡り」と名付けられた縁結びスポットで、青島神社の恋愛パワースポットの一つとか。
多くのカップルが写真を撮っていました。
そのほかにも多くのインスタ映えスポットがあり、写真を撮り忘れていましたが、黄色い郵便ポストなども良い感じです。
宮崎県は日向国には多くの神話があります。
青島神社は、まさに神の島で、南国の日差しが降り注ぐ神秘の島です。
青島へと繋がる弥生橋を渡ると一瞬にして気分が変わります。
青い空、白い砂浜、周囲を囲む鬼の洗濯岩などなど全てが気持ちいい!
そして、昔話の海幸彦、山幸彦の物語がここにあったのです。
豊玉姫の恋愛パワースポットと言われていますが、それだけではない、空から海から島から溢れ注がれるエネルギーを感じることができます。
今でも多くの人が青島を訪れ、沢山のエネルギーと神の御加護をいただいていました。
昭和の初めには、新婚旅行のメッカとして栄えた宮崎・青島ですが、今でも多くの人がこの地を訪れています。
それは、ここには日本人のDNAに問いかける何かがあるからだと思います。
神話の国、日向国はまだまだ探検する価値ある神社、旧跡が多くあります。
時間があれば、多くの場所へ足を伸ばしてみたいものです。
神社: 青島神社
住所: 宮崎県宮崎市青島2丁目13番1号
HP: https://aoshima-jinja.jp/