若松恵比須神社@若松
若戸大橋の若松側高架橋の真下にある「若松のおえべっさん」
毎年1月9~11日に行われる十日ゑびす祭で有名な神社です。
その他に、春季大祭3日間、秋季大祭3日間、各季節に行われるお祭りがあり総称して若松えびす祭と言われ、地域の人に愛されています。
拝殿正面に飾られている恵比須さま。
えびす様は日本の神で、七福神の一員として日本古来の唯一の福の神です。
古くから漁業の神でもあり、さらには商いの神とされています。
北九州市内の神社を巡り新たな神社の魅力を発見し市内外に発信する活動を行なっている夢追塾11期生・神様チームと北九州市内の歴史や名所を探り北九州市の新たな魅力発見を行うチームレインボーは、1月10日の十日ゑびす祭を参拝する企画を共同で開催しています。
年に一度、参加くださった皆さんとご一緒に本参拝するのも気持ちが良いものです。
御祭神
事代主大神(コトシロヌシノオオカミ) : えびす様
武内宿禰命(タケウチノスクネノミコト)
大山昨神(オオヤマグイノカミ)
大国主神(オオクニヌシノカミ) : 大黒様
須佐之男命(スサノオノミコト)
天照皇大神(アマテラスオホミカミ)
御由緒
今からおよそ一千八百年前、仲哀天皇が神功皇后とともに筑紫野の国へおいでになった時、洞海湾にさしかかると、お伴をしていた武将の武内宿禰(タケウチノスクネ)の命令で漁夫に海底を調べさせたところ、海の底からいとも清らかに神々しく光り輝く玉石を発見しました。
これを献上したところ天皇はこの石をお手にとってご覧になり、「これは海の神が船旅を守ってくださるという御心のしるしであろう。」と、大変お喜びになりました。
この霊石を祀ったのが当神社の御鎮座の始まりです。
この霊石は当神社の御神体として、今も本殿の奥深く内々陣の浄暗に荘厳に鎮まっておられます。
また、武内宿禰が脇の聖地に記念の小松を手植えして、その歓びをうたったことが、「若松」の地名の発祥となったと伝えられています。
御利益
商売繁昌、事業繁栄、海上安全、
福徳円満、恵宝長寿、家内安全、五穀豊穣
縁起物
十日ゑびす祭では、「商売繁昌で笹持って来い。」という掛け声とともに福笹つきの縁起物の福引きが行われ、福かき(熊手)や宝船などが当たります。その熊手や宝船の意味について知っていますか?
実は、「福」を集めるための手段なのです。
福を集めるためには順番があり、1年目には福かき(熊手)でかき集め、2年目に福ざるで福をすくい、3年目で福ますに福を入れて、4年目に福たわらに福を詰め込みます。5年目にその福たわらを宝船に乗せるそうです。
このように毎年少しずつ福を重ね集めるそうです。
まずは、福かきで福をかき集めてみてはいかがですか?
えびす様の釣り上げた鯛をお裾分けしていただいた、めでたい(目出鯛)。
福引で当てたい縁起物の一つです。(笑
御朱印
ポスター
神社: 若松恵比須神社
住所: 北九州市若松区浜町1丁目2-37
HP: http://wakamatsu-ebisu.jp/
出典: 若松恵比須神社HPより筆写加筆、インタビューより編集
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