フルリモートワークで酒蔵の広報として入社して半年。率直に振り返りました。
こんにちは。最近鬼のように仕事をしていたら、全然noteでアウトプットしてないじゃん!と気付き書いている次第です。
6月中旬からある酒蔵に参画し、早半年が経とうとしています。
半年経ってありがたや~と思うのは、有給がでること。笑
あっという間に2021年が終わってしまうので、この半年間で何をしてきたかちょっとまとめてみようと思います。
社内の関係性の構築
広報にとってとても重要なこと、それは社内への広報というものの理解。
フルリモートで勤務となると、ここがとても難しい部分です。最初の数か月はどうすべきかめちゃくちゃ悩みましたが、まず自分が何者なのか開示していかないと心を開いてもらえないと気づき、自らが開示していくようになりました。(ここの思想に至るまでは広報仲間にたくさん救われました…!)
・積極的な開示とは?
「日報」はリモートのメンバー必須業務。かつチャットツールに雑談チャンネルを設けているので、そこをなるべく活用しています。
チャットツールの雑談チャンネルでは、基本毎日何かしらつぶやいています。
・反応がなくても継続が大事。
一番いいのは、何かしらの反応があることですが、大前提で皆さんお忙しいので必ずしも反応を求めてはいけません。
そして反応がないからと言って諦めてしまってはそこでおしまいです。継続することで、「昨日は見れなかったけど今日は見よう」とか、たまにWEBで話す別部署の方から「普段は反応するの恥ずかしいんだけどいつも見てるよ、この記事参考になったよ~」とか言ってもらえたりします。
【よく出す情報】
・他社事例(酒業界)
・自社の掲載情報
・社内報
・デジタルマーケ系で気になる記事
・地域にかかわる記事
・働き方系 など
継続していくうちに、別のメンバーもちょこちょこ発信してくれるようになってきていて、幅広い情報が集まってくるようになった気がしています。
・同時に、広報の考え方を伝えることも大事
広報立ち上げということもあり、広報とはどういうものなのかということを伝えていくことも大事だと思っています。なので、先ほどの雑談チャンネルに、最近では毎月の動きや露出の状況も出すようにしています。
ただ待っているだけでは取材は来ない。こちらからアクションして作っていく必要があること。そしてその時期はこちらでハンドリングしにくい。
プレスリリースを送るだけで記事化されることも少ない。だからこそコミュニケーションをとり、情報提供を随時進めていく必要があるんだよということを地道に伝えていっています。
・社外と社内のハブであることを「さりげなく」植え付けていく
こういった積み重ねで、社外の情報を社内に適切にインプットし、そういったことをしてくれる存在であることをさりげなく植え付け、社内の信頼を構築していくことって重要だと思ってます。ハブなんです私!と言ってるだけでは何の意味もなくて、愚直に行動していくことでこの人信頼できると思ってもらい、情報を取りやすい環境にしたいなと思っています。
メディアリレーション
全く異なる業界、かつ広報部門の立ち上げということで、とにかく新規アタックしていきました。
まだまだ開拓しきれてないですが、来年も少しずつ繋がりを増やしていきます。
また、既存で知っている記者さんに久しぶりの連絡をしてみたところ、事のほか多くの記者の方とお会いすることができ、これまでの繋がりにも感謝感謝な1年でした(お会いするのはオンライン・オフラインともに)
そして記者とのつながりからの露出はもちろん重要ですがそれだけでなく、いろんなやり方を模索した半年でした。
例︰WEBメディア→スマニューなどのキュレーションサイトへの転載→コンバージョンを狙うなど
そのためにはプレスリリースをしっかりと打って行くことは不可欠、ということで配信に関しては従量課金から月額制への変更をしました。記者クラブやFAXなどやれることをやってみました。
この半年で、テレビ2件(NHK/地方局)、ラジオ1件、全国紙5件、地方紙2件、業界紙9件、雑誌3件、WEBメディアは共同通信ovo・マイナビニュース・CNETJapan・OPENERS・nomoooなどなど多数、毎回の発信でコンスタントにメディア露出を獲得できました!
プレスリリースだけでなく、広報部門としての予算をしっかりもらえるようにもなり、プラスの連鎖が続いているのでありがたい限りです。
その他
ブランド認知調査にチャレンジしてみたり、地方創生テレワーク推進運動賛同してみたり、DXに関する発信をしてみたり、危機管理もやりたいと豪語してみたり…(←来年は行動する!)
まだ参画して半年とは思えない充実感で年末を迎えております。
来年も色々とチャレンジしていきたいと思います。
引き続きよろしくおねがいします!