計画無痛分娩 出産レポート〜二人目が爆誕しました〜
無事第二子、出産いたしました!
みなさまご無沙汰しております、たかなしです。
6月某日、無事3524gの男の子を出産しました✨なかなかな大きさになりました。笑
ちなみに、生まれたてのお顔から大分変わったので、今回だけ顔出しです😂
はじめての出産の際は、通院した病院が導入していなかったので選択肢に上げることさえなかった「無痛分娩」
以前住んでいた地域から引っ越したのもあり、初産とは異なる病院での出産・かつ一番近くで分娩できる病院が無痛分娩に慣れている病院だったこともあり、割と早い段階から無痛分娩を意識していました。
追加で予算がかかるものの、一人目の出産のときの「とにかく陣痛が痛い・辛い」というところを少しでも軽減できるなら…という判断で無痛を希望し、出産まで色々ありましたが、結果的に無事無痛分娩での出産となりましたのでレポートとしてまとめておこうと思います💪
多少抜けもあるけどご愛嬌で。笑
無痛分娩に至るまで〜出産までにあったあれこれ
まぁ、出産に至るまで十月十日。問題がない方がレアかと思います。
今回は最初から出産する病院にかかりました。「初診だとお金がプラスでかかりますよ。そして初回はかなり待ちますよ」と言われたけど、あえて待ちました。
なぜか?実は初めての妊娠時に「最初はクリニック・途中から大病院」という流れで検診に行ってたんです。結果、病院を途中で変えるってなんだか疲れるなぁと感じたのと、クリニックから紹介状出してもらうにもお金かかったから金銭面もたいして変わらんだろうし、最初から一つの病院の方が安心感があると思ったからなのです。
以前の感覚だと大病院の産婦人科は「予約しても常に何時間も待つ」という印象だったのですが、コロナ対策を踏んでいるのか、初診の時以外は長くて1時間程度。待つ負担は少なかったです。
・担当医制
以前の病院は担当医みたいに固定ではなくて、検診の日によって違ったんですよね。今回は担当医制で毎度同じ医師が診てくれる&穏やかな医師だったので、コミュ障にとってはありがたかったです。(ちなみに産むときは別だった)
・麻酔教室に参加
これに参加しないと無痛分娩に挑めないということで、麻酔科医との面談?で色々お話を聞きました。
麻酔に関する概要のようなものなどは事前にネット上に保存されてる動画を閲覧し、疑問点あればその際に聞くという流れになっており、コロナ対策として時間短縮していました。何においてもリスクはつきものと思っていたので、もし症状が出たらどこに注意するかといったところを意識して聞きました。
・逆子が治らない
これが一番不安だった…逆子だとそもそも帝王切開になるし。なかなか逆子が治ってくれず、「どうしよう〜」と思っていたら不意に戻ってくれて安堵😂そういえば娘も逆子から不意に戻ったなぁと思い出しました!
(逆子体操はしなかったけど、逆子に効くツボ押しはしました)
・またも妊娠糖尿病になる
わかってはいた。一人目でなればまぁ確率的に高いだろうなと・・・。
案の定、後期の血液検査で引っかかり、3回血を抜くあの検査を実施し確定。後期からは栄養相談・糖内科・産婦人科という流れで通院してました。血糖測定も2回目となればお手のもの!(良いものではないが)
栄養相談の栄養士さんから色々教えてもらえたので、ロカボ商品だけに頼らず、分食の食事制限のみでコントロールできました!体質なのか白米はどうしても上がりやすかったな・・・。
・計画無痛にできることが判明し歓喜
麻酔教室のときは、「陣痛が来たタイミングで無痛開始→時間によっては無痛が出来ない」といわれていたのですが、その後の助産師面談で計画的に入院して無痛分娩という選択肢も可能ということが判明。陣痛が進まなかったら入院期間が伸びる可能性もあると言われちょっと悩んだけど、担当医はそのつもりでいてくれて、私が言わずとも予定を立ててくれました。
入院概要
・基本コミュ障&入院中はちゃんと寝たいという理由で、個室代なかなかかかるけど個室入院希望
→部屋も空いてたので悠々自適に個室へ。
→個室にはシャワー・トイレがあって、テレビはカードなしで見れる
→隣の壁は薄い(泣き声結構聞こえる、ヒヤヒヤ)
・計画出産予定日の前日午後から入院→うまく促進せず入院は1日延長し、7日分の入院費に…(お金がプラスで飛んで行った〜💰泣)
・面会は1日1回、30分、2人まで→個室だと夫と両家両親までは部屋で面会可能。(子供は面会NGで入院期間中娘と会えず😢)
・立地上、景色きれい。気分転換になる。
・パジャマやタオル、赤ちゃんの産着はレンタル。
・麻酔を入れる2時間前から絶食。どこまでご飯食べるかタイミングが難しいところ(水分はOK!)
入院1日目
・子供は病棟に入れないので娘は朝から保育園へ。その後お昼を食べて午後から入院
・看護師さんに色々説明を受け、事前処置でバルーンが入るとシャワー浴びられなくなるとのことだったので、着いて早々シャワーへ
・モニタリング
・医師(ここから産むまで診てもらった産科医)内診→子宮口3cm。バルーンは入れずに当日を迎えることに
・優雅に夕食(といっても夕食の内容は妊娠糖尿病のおかげで非常に質素。とはいえ一人でのんびりご飯を食べられるなんてしばらくないので気持ちは優雅だった)
・次の日に備え、早めに就寝
計画出産1日目(生まれず!一番痛かった日)
めっちゃ早朝から色々と準備が始まります。
朝5時スタート←
赤ちゃんの様子をモニタリング(これが長い。促進剤を入れていく前に赤ちゃんの状況チェックは大事らしい)
水分補給の点滴や血圧をおこなった後、内診
6時:陣痛室へ。促進剤は飲むものから始まり、〜8時までに3錠
8時半:内診、子宮口4cm。主治医も様子を見に来てくれた
10時半:内診、朝からあまり変わらず。点滴の促進剤へ…30分ごとに薬追加
12時台:まぁまぁ痛くなってくる。ああ陣痛って感じだったので、念の為昼食は抜く
13〜15時台:想像以上に進まない!!でも痛い!!今回の出産で一番痛かったのが、まさかのこの時間帯。内診が辛い。。
16時半:これ以上進めても無痛対応可能な時間を超えてしまうので、明日へと仕切り直しに。
→促進剤の投与が終わってからお腹のはりがひかなくて、なかなか部屋にもどれず、陣痛室にかなり長い時間いました…😢
19時くらいに部屋に戻り、少しゆったりしてから就寝。お腹はちょっと痛かったけど、全然寝れるレベル。
※無痛の麻酔を入れる判断は、なんと自分自身。あまり早すぎると陣痛が進まなくなってしまうので、タイミングが難しいのです。「痛くなってきたら…」ということである程度我慢してたら1日終わりました。
※ずっとモニタリングつけてるからとにかく体勢を変えにくい。向きを変えるとモニタリングがうまく作動してなくて(赤ちゃんの心音じゃなくて私の心音を拾ってしまうらしい)
助産師さんが焦ってきて直してくれる申し訳ない展開が多々でした😅トイレ行くときも助産師さんを呼ばなければで、申し訳なくもナースコールしてました。。
計画出産2日目(二人目爆誕の日)
初日進まなかったけど、子宮口は開きはじめてたし、気を取り直して2日目へ突入〜!入院がのびて娘と会えない日が長引くのが辛かったので、この日に絶対産みたいという気迫だけ出してました。笑
5時台:何時に起きればいいか聞くのを忘れたから、とりあえず早めに起床
6時台:看護師さん現る(6時に起きれば良かったのか・・・汗
7時台:朝ごはん、支度
8時台後半:陣痛室へ移動、点滴(水分補給用→促進剤)スタート
…点滴×2+モニタリングしながらなので前日同様なかなか動けない。でも前日寝る体勢をしすぎて飽きたので他の体勢を模索。あぐらさせてもらった。(これも時折ズレてしまって助産師さんに都度来てもらうという申し訳ない感じだった😅)
9時半:内診、間食
妊娠糖尿病食だったので、入院時も分食。この間食(コーンフレーク)は食べて、お昼から抜こうと判断。
午前中:促進剤が効いてくる
トイレ行くときがかなり体が重かった。そしてなにより…内診が痛くてしんどい。泣
子宮口からは4,5cmだが、いまいちおりてきてないという状況が続く。。。
12時台:まだ我慢できるレベルの陣痛だけど、タイミング逃したくなくて助産師さんに相談し、無痛の麻酔をお願いする
陣痛室混雑に付き、まだまだだけど分娩室へ追いやられる。(結局そこから夜まで分娩室の住人に)
麻酔科医が颯爽と登場!←かっこいい女医さん
(ちなみに…助産師さん含め周囲は「まだまだだろうね…」という雰囲気だったけど、結果的にこのとき麻酔入れといてよかった!)
無痛の麻酔は背中に刺していくので丸くなる姿勢をとります。このときそこまで陣痛キツくなかったので、すんなりその体勢ができたけど、めっちゃ痛い時は辛いかも。サクッと麻酔を入れてもらえて一安心。麻酔科医が上手だったのか麻酔の注射も思ってた以上に痛くなくてびっくりでした。
そしてその後の内診や人工的な破水は、麻酔が効いていたからぜーんぜん痛くなくて感動。
ちなみに麻酔は自分でもちょこちょこ追加できる仕様になってて、すぐ効くわけではないからなんとなく予想し、痛くなる少し前に追加していってました。
割と想定外だったのは「自動血圧測定」
麻酔が入り始まると定期的に血圧が測られるのですが、何分おき?か何かで自動的に動くので若干怖い&エラーになるとめっちゃ絞ってくるし、何度も測るからなかなか痛い😂
13時半:内診→子宮口5cmだけど赤ちゃんの位置が高いので、お産を進めるために破水してもらう。「夕方頃には産もう…!」という産科医の言葉を信じる。。
麻酔が入っているのでより体勢を動かせない。つまり暇😂
スマホとずっとお友達。
まさかの分娩室にいたので主治医が様子を見にくる←
16時すぎ:助産師さんに内診してもらったら一気に進んでいることが判明!(でも全然痛くない)
1715頃:子宮口全開、いきみ練習してていいよと言われる。そして夫に電話(自分で呼ぶ)
…しばらくは分娩準備待ち。ちょうど昼と夜のスタッフ交代タイミングで、日中担当してくれていた助産師さんが変わる
とりあえず待ってる間、痛みが怖いから麻酔足す。いきみたい感じは特に出ず。
18時前 夫いよいよ分娩室へ。
夫、すぐにきてくれたんだけど本当に産む寸前まで分娩室入るのNGらしくて結構待ってた模様。(到着してるかわからなかったから「え?まだきてない??大丈夫か???」と不安になってた)
18時台 出産
いよいよ産むぞ〜という場面では、陣痛がくる感じがそこまでわからなかったものの、モニターがぐっと上がる瞬間と助産師さんのタイミングに合わせていきむ!!もはやタイミングは他力本願。
いきんでも全然痛くないし、呼吸に集中できたから出てくる子が大きい割にすんなりと出てきてくれた。いきんだのは4回くらい。
引き上げてくれた助産師さん、おそらく若い方だったんだけど、とにかく的確&褒め方上手&丁寧で安心して身を委ねることができました。
初めての出産の時は痛すぎて何もわからなかったけど、今回はぐーーっと子がしたからでてくる感じ・助産師さんが引き上げてる感覚も分かったし、泣いた瞬間も覚えているし、ものすごく平和に出産。
赤ちゃんケアを担当してくれた助産師さんは前日に見てくれていた助産師さんだったのも良かった…。
周囲のスタッフの方々(助産師さん2名&産科医)がどんな感じで動いているのかも冷静に見れたし、生命の誕生に携わる人々ってすごいなぁと感激。
胎盤が出てきて、多少傷ついた箇所を医師に縫ってもらって、しばらくは分娩室待機。(麻酔が効いているから縫うのも全然痛くない。そして縫うのめっちゃ早い)
夫には時間いっぱいまで居てもらい、想像以上にお腹が空いたのでコンビニで食べ物を買ってきてもらう→夫とはそこでお別れ。ナースステーションに預けてもらった
その後、分娩台で夜ご飯。
2時間経ち、状態に問題ないとのことで分娩台からようやく降りれて、車椅子で部屋へ運んでもらいました。
※助産師さんに出血の状況を見てもらった際、痔がひどいことに気づく。(麻酔が効いていたから全然痛くなかった。。。
※トイレの練習はしたものの、いきむのがんばったからかちょっと歩いただけで子鹿の如く足プルプルな自分がいました😂
→朝の歩行訓練まで自力で動くのNGで、トイレ行きたいときは看護師さんを呼ばなければならなかったです
※ちなみに、産んだ日は新生児室でお預かりしてもらえて、ぐっすり眠ることができました。
※麻酔の副作用?なのか産後〜次の日の朝まで発熱
→自分的に別に熱が出てる感じはなかったけど、氷枕をもらってひんやりさせてもらいました。
※出産が木曜日だったから、タイミング的にお祝い膳食べられず・・・
→その分は別で補填してもらえました
出産を振り返って
・個人差有ると思うけど、私は全然痛くなかった
普通分娩とこんなに違うのかというくらい、全然痛くなかった。本当に痛くなくてあっけらかんとするくらい。これだけ痛くなければ産む恐怖はほぼなくなりそうです。麻酔で若干痒かったのと、発熱したのはびっくりだったけど。
・無痛分娩を選択するととにかく動けない!
促進剤の点滴とモニタリングが常についているし、麻酔始まったら麻酔の針がずれないように余計動けない。
とりあえず暇だったので、何時に何が起きたかメモしたり産むギリギリまでスマホいじってました。何ならtwitter(現:X)呟いてましたね、ええ…!
・いきむのは難しい
麻酔が効いているといきむタイミングはマジで難しいなと。一人目の出産だといきむ感じもわからないから「いざいきむぞ」ってなった時に難しいかもしれないと感じました。一回しんどい普通分娩耐えた経験が活きたのかも?
・ひとりめに比べてかなり体力を温存できたのはかなり大きい
普通分娩と無痛分娩、一番の違いは「体力消耗」。普通分娩では絶対的にある陣痛での体力消耗を軽減できるのはとても大きかったです。
産後の短時間睡眠と授乳ラッシュをこなすのに、産後にも体力はかなり必要。一人目のときは産んでHPゼロから短時間睡眠に入って身体的にも精神的にも本当に辛かったけど、今回は本当に体力を温存できていたので余裕を持って新生児育児に臨むことができました。正直、無痛分娩の追加予算(10万円ほど)で、この体力分を買ったと思うとかなりお得なお買い物だと思えるレベルです。
・一人目より大きかったけど会陰切開はなし
一人目のときより圧倒的に傷の程度は軽く済み、ありがたい限り。切開もなかったので、産後の傷は早い段階で回復しました。落ち着いて呼吸できたのはかなり大きかったと思われます。
・……………痔は人生史上最大に悪化
先程チラッと触れましたが、恐ろしいくらい痔が悪化しました。産後の傷より痔の方が長引いて、1ヶ月半くらいケアし続けてようやくある程度回復。痔の恐ろしさよ・・・。
・総じて、いい病院だった(ただし予算は多めに見積もる必要がある)
担当医は穏やかで、かつ検診での内診痛くなかったし、お産&入院中担当してくれた産科医・助産師・麻酔科医の方々、糖内科の先生・栄養士さんも、本当に良い方々ばかりでした。さらに受付事務の方々やお掃除の方々など、病院で関わった中で嫌な思いをする場面がほぼなかったのも良かった。
医師・助産師さんともにおそらくかなり忙しい中でちゃんと見守ってくれていた印象で、初めての出産の時は助産師さんがめっっちゃ怖くて痛いのと同時にビビりまくっていたのと、違いに驚き。
「無事に生まれて良かったね〜」などと陣痛室を見守ってくれた助産師さんが産んだ次の日に声をかけてくれたりもして、総じて優しい雰囲気の方が多かったです。
そこそこいいお値段だったけど、人生において何度もない機会なので、そこはケチらず投資できて良かったかなと思います。
坊やは順調に成長中
しっかり飲んで、しっかり寝て、ぐんぐん大きく育ってくれています。娘も赤ちゃん返りをしながらも弟が大好きで、二人が絡むととてもかわいい。。。
大きくなっても仲良しな姉弟でいてくれるといいなぁと願いつつ、見守っていこうと思っています。
ちなみに・・・・二人を同時に愛するのは難しいなと日々感じており、三角関係の真ん中にいる優柔不断な人みたいになっております。笑