#8 真夜中のひとりごと
言葉が刺さって抜けない。
それが酷い言葉なら、怒って愚痴って憎んでいる間に、相手のせいになって悪者が決まって納得するのかもしれない。
でも、今の私に刺さっているのは、
「人生楽しんでます❤」
という一言。
羨ましい、と思った。
何がそんなに羨ましいんだろう。
お金があること?時間的余裕があって自分の時間があること?住んでいる場所?暮らしているお家?
たぶん、私が羨ましいのは”自信”があることだと思う。
自分の選択に、子どもへの手の差し伸べ方に、人生に。
私だってそんなに自信のない日々を送っている訳じゃないけれど、それでも、躊躇することは多い。特に母親になってからは。
何かと諦める理由を探してしまう。そして、諦めた方がベストだったと妙に納得してしまう。諦めるのが得意になった。
だけど、失敗を恐れず行動してチャレンジして、それも含めて楽しいと思える、人生を楽しんでる!って言いたい。
だから刺さっている。
あれ?こんな暗い話、誰に向けて発信しているんだろう(笑)
何年後かの私が読んで笑ってくれたらいっか(笑)
ここはとりとめのない気持ちも残しておきたい場所だから。
息子が生まれる前に、パパは海外赴任のエントリーも検討していた。
海外の日本人学校に赴任、任期も限定的だし、職場からのサポートも手厚かったと思う。
今の息子の現状を考えれば、行かなくてよかった。間違いなく。
でも、本当に行かなくてよかった?とたまに思う。
確かに、今の世界が包まれている現状を思えば、安心かもしれない。
でも、得るものも多かったはず。間違いなく。
躊躇して、悩んで、迷って、決断して、現実を知って、、、
母親になってから何度経験しただろう。
だからこそ、今は自信のある言葉が刺さる。
そして、はっきりと分かった。目指したい自分の姿が。
だから、刺さったままにしておこうと思う。しばらくは。