屑鉄場の生贄(黒赤サクリファイス)について
デッキ紹介とイントロ
スターターデッキ戦のデッキ紹介第2回です。
他のデッキではアンコモンの強いカードを紹介していますがこのデッキにはアンコモンに強いカードが無いのでレア以上のカード紹介になります。
カード分布
クリーチャー24枚
インスタント7枚
ソーサリー3枚
アーティファクト1枚
土地25枚(レア:ペインランド)
注目カード
レア
ウラブラスクの溶鉱炉
ランクルとトーブラン
神話
ファイレクシアのドラゴン・エンジン
ギックスに拾われし者、ミシュラ
計4枚
カード紹介
ウラブラスクの溶鉱炉
先攻を取って3ターン目に出せれば勝利に近づく置物。
アーティファクトもエンチャントも除去しにくいくせにパワーカードばかりの環境なのでとても強いです。
処刑者の族長、ヴラーン・ギックスの潜入者・炭鍛冶・センギアの鑑定者や生贄が必要なカードとのシナジーがあってそこも強い。言うこと無し。出されたら萎え。先攻取って2Tヴラーン3T溶鉱炉は鬼畜過ぎる。
ランクルとトーブラン
エルドレインの王権で強かったカード同士がタッグを組んだ割にそんなに強くない…しかし、スターターデッキ戦なら十分強いです。
有利な状況で引けると強いカードであって捲り札ではないので注意。飛行先制速攻は嬉しいが3/4なので他のデッキの飛行で止まってしまいそもそも能力を使えない場面が多く残念。
ファイレクシアのドラゴン・エンジン
手札から出して二段攻撃の2/2!強い!と思ったけどその用途だと上位互換のアンコモンの3マナの刃砦の戦鞭が赤白デッキに2枚入ってるってマジ?後述のカードと合体するらしいけどスターターデッキ戦で見たことない。
蘇生で手札補充しても捲り札が少ないデッキなので逆転は難しそう。
有利な状況で引きたい札。
ギックスに拾われし者、ミシュラ
殴ってるクリーチャーの数だけドレインするシステムクリーチャー。
2/2の二段攻撃とか4点以下の火力で処理されない3/5のケツデカで偉い!ドラゴンエンジンと合体するらしいけどスターターデッキ戦で見たことない。
スターターデッキ戦でミシュラの合体を見たことないと以前書きましたが先ほど見ました。
デュエルリンクスだったら救済のために「手札を一枚デッキに戻し、デッキからファイレクシアのドラゴン・エンジンを墓地に送って発動できる。デッキからギックスに拾われし者、ミシュラを手札に加える。」ってスキルが実装されそうな感じがしますね。
総評
強さがパワーカード引けたかどうかに依存するデッキ。
肉体装置技師、アシュノッドも処刑者の族長、ヴラーンもファラジの古物研究者もそこまで悪くはないけど引けて嬉しいってならないからしんどすぎです。ただ色々並べて気持ち良くなれるのは他のデッキにはない利点です。
除去カードは生贄が必要なものと生贄にすれば-6/-6でしないと-2/-2修正というそんなところまでサクリファイス推す?というトガリっぷり。初心者が除去対象を間違えているのを割と目撃します。全然優しくない。前のデッキに入っていた踊り食いでもそういう事例はよく見たのでまぁ…という感じ。
パワーカード引けないと墓地から回収できる骸骨で戦闘を耐えてコンバットトリックやドレインでライフを頑張って削って勝つという地味な戦法を取らざるを得ないデッキ。コンボが決まれば強いけどその準備が整うまで相手は待ってくれない印象。除去はよく考えて撃とう。あとは溶鉱炉が初手に来るように祈ろう。
ほとんどのデッキに不利ですがクリーチャーの少ない緑白には有利とれるみたいです。
自分の評価はtier3です。あなたが実力の若林なら避けた方がいい。